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「福音による新生を世界の人々へ」―WCC総幹事がメッセージ (2)

2012年4月28日17時58分
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4.うめく世界に対する福音を伝える諸教会の相互責任

 この福音を反映する者たちとして、またこの福音を今住んでいる世界に伝えて行く役割を持つ者たちとして、私たちはそれぞれの諸教会の代表としてここに来ています。

 NCCIでは目に見える形での諸教会の一致が目標に掲げられています。しかしインドの諸教会においてもWCC全体としても諸教会の一致は未だ成し遂げられていません。世界の諸教会の間に相違が存在しており、混乱を招く多様性があることも問題として提示されています。さらに新たな分裂の火種となる課題も聞かされています。

 イエス・キリストにある信仰者として目に見える一致を果たすために共に活動しています。キリストにあって与えられた一致は、現代の世界で諸教会が明確に示していけるものでなくてはなりません。諸教会が一致することは、教会のためだけではなく、世界のためでもあります。和解、正義、平和をまず教会の中から形成し、表現していかなければなりません。

 ローマ書から福音がどのようにうめく世界に適用されるのかについて大切なことを学ぶことができます。しかしながら私たちはまた福音とうめく世界が教会のフェローシップを必要としていることも同時に学ぶことができます。

 不正からのうめきや争いは教会によって聞かれるだけではなく、教会の中にあっても見つけられるものです。福音は私たちが神に対して責任があることを語っています。私たちすべてがキリストの福音の恵みが必要であることを語っています。福音は、私たちが世界に対して責任があることを語っています。そして福音はうめく世界のために存在しています。私たちはうめく世界の中にある人々を無視することはできず、うめく世界が存在する理由について無視することもできません。

 福音は私たちが相互に責任があることを示しています。自分の賜物はすべてのフェローシップの中にある人々の中の益となるために使われるべきであることが示されています。

 そのようなフェローシップの結果、神の御心である「他の人を愛することによって律法を完全に全うする(ローマ13・8~10)」者となることができます。

 キリストにある希望は具体的に相互の責任の中にあって表現されるものです。ローマ書をもって、教会が現実にあって具体的に必要とされていることの答えが見出されます。恵みのフェローシップの中に人々が加えられて行く必要があります。

 教会はうめく世界の現実と切り離して存在することはできません。神の賜物をキリストのからだにあって共有する召しは、福音の言葉をキリストにあって共有し、うめく世界、苦しむ世界の中にあって共有する働きをも含んでいます。

 WCCにとって、来年韓国釜山で行われる第10回WCC総会のために祈りにあって一つになる必要が多いにあります。

5.いのちの神よ、私たちを公正と平和に導きたまえ

 福音はうめく世界にあって祈りとなり、このような祈りは不平の言葉を発するものではありません。祈りは聖霊が私たちをどのように祈るか助けてくださり、転換をもたらすものです。

 祈りによって私たちが神にある者として力を受けることができます。それゆえ、私たちはいつもいのちの神の名をもって祈らなければなりません。父・子・聖霊の三位一体の神が人々による共同体の中にあって神の完全ないのちを示してくださいます。いのちの神に対する祈りは、私たちそれぞれを平等に創造された三位一体の神に対するものであり、私たちが互いの関係性の中で、自然との関係性の中で生きる者としての責任を持って祈るものでもあります。

 神はすべての人類の救いのためにキリストにあって受肉されました。神はすべての苦しみとうめきの中にあるいのちをご存知です。神は生きておられる霊であり、何度も新たないのちを与えることができる存在でもあります。

 教会のフェローシップはいのちの神が私たちを導いてくださるように祈ることのみ可能です。私たちがただ立ち止まっているのではなく、また世の現実に妥協するのではなく、前に進んでいくことが願われています。私たちはいのちの神に私たちが世界のうめきを聞くことを助けていただくように祈る必要があります。またいのちの神に私たちの教会のフェローシップが、罪人が赦され、キリストにあって新たないのちを与えられたフェローシップへと変えられて行くように祈る必要があります。またいのちの神に、私たちを公正と平和のエージェントとして用いて下さるように祈る必要があります。

 パウロ使徒はローマ書8章で私たちに与えられた希望が全ての現実を超越したものであり、神の賜物はすべての現実の変わらずに不正が行われている世界にあって、現実が変えられていくために与えられていることを語っています。

 もしまだ見ていないものを望んでいるのなら、私たちは、忍耐をもって熱心に待ちます(ローマ8・25)と語っています。天の御国の世界は決して不正や罪や悪を受け入れるものではありません。全く違う希望が現実となることが希望として示されています。そのため常にこのような希望が実現する転換において、抵抗する勢力が存在します。

 キリスト教の教会は私たちの組織や私たちの方法、私たちの特権など私たちの力で発展しようとするとき力強くなることはできません。キリストの教会、教会がキリストの中にある新たないのちの希望を世界に運ぶときにこそ力強くなれます。

 教会と諸教会のフェローシップを通して、公正と平和がなされる兆しを与えることができます。世界はこのような恵みを必要としています。私たちがいのちの神に導かれ、私たちの住む世界の現実が、召された私たちにあって、変えられていくように祈って行く必要があります。

 いのちの神が、私たちを公正と平和へ導いてくださいますように。

 NCCIホームページはこちら(英語)

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