フランシスコ(ローマ教皇)
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COP21とキリスト教 気候変動問題めぐり道義的・倫理的な訴え
11月30日からパリで開かれている国連気候変動枠組み条約の第21回締約国会議(COP21)。そこには、キリスト教団体や教会などがどのように関わっているのだろうか。これまでの動きを追った。
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教皇、アフリカを初訪問 ケニアからウガンダ、中央アフリカへ
教皇フランシスコは11月25日、初めてのアフリカ訪問に出発した。訪問先のケニアなどではイスラム過激派組織がキリスト教徒を狙った大規模なテロを繰り返している中でも、訪問の決意は固かった。治安上のリスクを指摘する声も出ており、各地で厳重な警戒態勢が敷かれた。
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教皇フランシスコ、テロの脅威においても教会の門戸開くべきと主張
教皇フランシスコは世界中のカトリック教会に対し、パリの事件以降も続くテロの脅威においてもなお、教会の門戸を開いておくよう呼び掛け、テロ組織が「私たちの生活のすべての面」、特に教会のホスピタリティーに対して影響を及ぼすことを許してはならないと述べた。
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機密文書漏えい事件で揺れるバチカン 「暴露本」の背後に改革への抵抗も
カトリックの総元締めとされるバチカン(ローマ教皇庁)が、機密文書漏えい事件で揺れている。長年にわたる放漫財政や一部聖職者の「強欲ぶり」が明るみに出て、改革を進める教皇フランシスコへのバチカン内部の抵抗が浮き彫りになった。
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パリ同時テロ:127人死亡、「イスラム国」が犯行声明 教皇が哀悼の意
フランスの首都パリで13日夜、劇場やサッカー場など6カ所で銃の乱射や爆発があった同時多発テロで、過激派組織「イスラム国」(IS)が14日、犯行声明を出した。教皇フランシスコはテロを受け、犠牲者やその家族、フランス国民に向け哀悼の意を示した。
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気候変動、移民改革で教皇フランシスコと連帯を カトリックの学生が連邦議会で集会
全米から集まったカトリックの学生数百人が9日、ワシントンDCで議員らと面会し、気候変動、移民改革、中央アメリカ地域の人権問題について教皇フランシスコと連帯するよう求めた。
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教皇「機密資料を盗み出すことは罪」
教皇フランシスコは8日、バチカン(ローマ教皇庁)の聖職者らによる機密情報漏えい事件に関し、「機密資料を盗み出すことは罪だ」と非難した。バチカンのサン・ピエトロ広場で開かれた日曜恒例の祈りの集会で語った。
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機密漏えいでバチカン高官ら2人逮捕
バチカン(ローマ教皇庁)は2日、イタリア人ジャーナリストに機密文書を漏えいした疑いでバチカン高官ら2人を逮捕したと発表した。2人とも、教皇フランシスコがバチカンの財政・金融改革のために設置した委員会のメンバー。
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教皇、就任直後にバチカン放漫財政に激怒
2013年に選出された直後、教皇は、教会の幹部らを前に、膨れ上がる人件費、チェックなしの支出、そして不当な代金を請求する業者との裏取引のせいで教会の財政は破綻に向かっているとして、怒りをあらわにした。
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教皇フランシスコ「従業員の福利厚生の充実を」 クリスチャン雇用者に呼び掛け
クリスチャンの雇用者は、従業員の福利厚生を保証・充実させる責任があると、教皇フランシスコが語った。雇用者たちが従業員の必要を満たし尊重することは、「平信徒の宣教師」を雇うというスピリットであり、「起業家たちの使命」であると説明した。
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教皇、カトリック系ラジオ放送関係者200人と会見
教皇フランシスコは10月29日、カトリック系ラジオ放送「ラジオ・マリア」の関係者と会見した。教皇は、各国から集った「ラジオ・マリア」関係者約200人を迎え、福音宣教のために教会を助けるという、同放送局誕生以来の目的を想起した。
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カトリック教育促進目的に 「グラヴィッシムン・エドゥカティオニス基金」創設
第2バチカン公会議公文書「キリスト教的教育に関する宣言」(グラヴィッシムン・エドゥカティオニス)の発布50周年を迎え、教皇は、カトリック教育を促進するための「グラヴィッシムン・エドゥカティオニス基金」を創設した。
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ローマ教皇、信徒・家庭・生命を扱う新組織創設を発表
教皇フランシスコは、これまでの信徒評議会と家庭評議会に代わるものとして、教皇庁立生命アカデミーともつながりを持つ、信徒・家庭・生命を扱う新しい省を開設したいと述べた。
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バチカン、代表団の訪中認める 「非常に前向き」
バチカン(ローマ教皇庁)国務省と福音宣教省の代表ら6人が、協議のため中国を10月11日から16日にかけて訪問した。バチカン国務長官のピエトロ・パロリン枢機卿が29日明らかにした。
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教皇に脳腫瘍? 伊紙、日本人医師が診断と報道 バチカンは全面否定
教皇フランシスコ(78)が「脳腫瘍」と診断されたというイタリア紙「コティディアーノ・ナツィオナーレ」(21日付)の報道が、バチカン(ローマ教皇庁)で波紋を広げた。
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バチカン担当者、中国側と会談
香港に本拠を置くカトリック通信UCANは16日、バチカン(ローマ教皇庁)の外交担当者が11日、北京に到着、中国側と会談したと伝えた。会談に参加した双方の代表団の構成や人数、議題は明らかになっていない。
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今日の家庭の使命めぐり シノドス発表続く
バチカン(ローマ教皇庁)で開催中の家庭をテーマとした世界代表司教会議・第14回通常総会(シノドス)は14日と15日、全体会議が行われた。全体会議では、シノドスの「討議要綱」第3部「今日の家庭の使命」をめぐり発表が続いた。
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アパレシーダに巡礼30万人 教皇も17年に訪問
ブラジル・サンパウロ州のアパレシーダ聖堂には同国の連休中、約30万人の巡礼者が訪れた。巡礼者が最も多かったのはやはり12日の「聖母アパレシーダの日」で、この日だけで18万人が訪問した。
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結婚・家族への明確な指針を教皇に求め、カトリック信者ら80万人が署名
結婚と家族に関する教会の教義の明確化を求め、202人の司教を含む80万を超える人が、教皇フランシスコに対する「フィリアル・アピール」と題された請願書に署名をした。結婚と家族に関する教会の教えに「広範囲にわたる混乱」があることが見受けられる。
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教皇、聖霊の働きを強調 世界代表司教会議で
家庭をテーマにした世界代表司教会議(シノドス)の全体会議が5日、バチカンのシノドスホールで始まった。教皇は、シノドスが、教会が聖霊の働きを体験する場所であり、聖霊はすべての人の言葉を通して語られ、常に人を驚かせる神の導きに私たちを委ねると説いた。
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