Skip to main content
2025年10月28日10時24分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

相手を思いやる発言-独身者に住みよい教会形成を

2011年11月7日13時32分
  • ツイート
印刷
愛は隣人に対して害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします(ローマ13:10)+
 教会内の独身女性に対する結婚を促す話題は、しばしば議論として取り上げられている。教会指導者や教会員による間違ったメッセージや結婚への導きにより、独身女性の感情を害することがしばしば生じている。

 米ミシガン州のユニバーシティ・リフォームド・チャーチ主任牧師のケヴィン・デヨン氏は、独身の兄弟に向けて執筆したコラムをウェブ上で公開したところ、ある女性からそのコラムに対する感想として送られた電子メールに書かれていた問題についての見解をウェブ上で取り上げ、多くの閲覧者の関心を引き寄せた。5日、米クリスチャンポストが報じた。

 その女性はデヨン氏が「あなたの花嫁はどこに?」という独身の兄弟向けのタイトルのコラムを公開したのを受けて、コラムの内容について疑問に思い「花婿を捜している独身姉妹に対する視点が見過ごされているのではないか?」との内容の見解をメールで伝えたという。

 その女性は花婿を捜している独身姉妹に対して、教会指導者が言ってはいけないことについてもメール上で何点か指摘し、「あなたの良き配偶者が現れるように祈りますと言う代わりに、まずその人自身がキリストに似たものとなるように祈るべきではないでしょうか」との見解を示した。

 独身女性に言ってはいけない発言の例として「どうしてあなたのような女性と誰も結婚しようとしたがらないのかわかりません」という発言が挙げられるという。電子メールを送信した女性によると、この様な発言は一見話相手の独身女性に対する賛辞のように聞こえるが、すぐに自意識に対する疑問を湧かせるようになってしまうという。

 その女性は、「このようなことを言われると、私はすぐに『そういえばどうして誰も私と結婚しようとしたがらないのだろうか』と答えを見つけようと考えてしまいます。誰かの花嫁となるにはあまりに重すぎる何かが私の中にあるのか、あるいは花嫁になるには十分ではない至らない何かが私の中にあるのだろうかと…。ときには箴言31章を読んで問題を見つけようと深刻に考えてしまうこともあります」と述べている。

 他にも「あなたはもっと若い独身の男性がたくさんいる教会を探すべきです」などという発言も良くないという。このような発言をしてしまうと、まず教会が「結婚相手を見つける場所」のように誤解されて見なされる可能性があること、また教会員の女性が神に信頼を置かず、自身の結婚について自分自身の力を信頼するようにさせてしまうこと、その独身女性にとって居心地の良い教会へと教会自体がいつまでも成長することができなくなってしまうという3重の問題が生じるという。また独身女性にとっては、どこの教会、地域に暮らしていても、そこが本当に自分に最適の居場所であるのかどうかについて日々葛藤を感じながら暮らしている。そのため『どこか他の場所に行った方が幸せになれるのではないか』というような発言は、その女性自身の助けになる発言ではないという。

 また独身女性にオンラインサイトで交際相手を見つけるように促すのも、その女性に役立つアドバイスというよりはむしろ弊害となると警告している。というのもオンラインで結婚相手を捜すことをある独身女性に促すということは「現実の世界で異性の魅力を惹くことができないなら、オンラインの世界に頼るしかないのではないか」という意味が込められているように聞こえるからであるという。

 他にも教会員が独身女性に「結婚して子供が欲しいとは思わないのですか?」と聞くのも良くないという。デヨン氏に電子メールを送信した女性によると、このような発言は、独身の女性が現在のシングルライフに満足しているという話をした後にしばしば聞き手から発せられる発言であるという。

 その女性は、「現在の生活に満足していると言う事は必ずしも他に何か別の欲望がないということではありません。私自身の生活に関しても、何か目標に到達できなかったから私の人生は失敗だとは思っていません。結婚と子供ができることに祝福が共にあることは好ましいことですが、イエス・キリストとの関係性においてよりも、欲望をもって追求しなければならないことの様に見なされるべきではありません」と指摘している。

 またその女性はこのような日常生活で受ける発言の数々について、独身姉妹があまりに敏感に防衛的になってしまいがちであることも指摘し、「独身の人はそれぞれ『自分が独身である』ということにあまりに敏感にならないように自己責任を持つ必要があると思います。(周りが結婚している中にあって)独身であるということは大きな挑戦であるかもしれませんが、誰かが無意識に自分が独身であることに対する傷を与えるような発言をしたからといって大げさに自分の中で受け止めないことが必要です」と述べている。

 この女性による指摘をウェブサイト上で閲覧したある独身のクリスチャン女性は「私は20代後半で独身ですが、周りの人々が『まだ私が体験できてないこと』よりも『すでに私が体験していること』に焦点を置いていただけることがとても自身の信仰生活の励ましになります」とコメントしている。別の既婚クリスチャン女性は「教会の独身女性でとても輝いている知人がたくさんいらっしゃいます。そのような女性に対してご指摘にあったような発言のうちの一部をしていたことに気づきました。これからは気をつけて発言しようと思います」とコメントしている。

 デヨン氏は独身の成人クリスチャンに対し、ごく自然に話すことが必要であり「時々私たちはがん患者にはがんの話題、未亡人には夫を亡くしたことに関する話題、独身者には独身であることに関する話題にばかり焦点を当てがちになってしまいます。私たちはすべての人が自分に対する弱点に対して敏感に反応しやすいような社会に暮らしています。そのような社会を拡張するのが教会の役割ではありません。愛というものは、私たちの発した言葉が相手にどのような影響を与えるか思いやるものでなければなりません」と述べている。

  • ツイート

関連記事

  • 米公立高校の教会での卒業式は「違憲」と苦情

  • 米カトリック、プロテスタント4教派との洗礼協約可決

  • 教会堂建設めぐりエジプト公安当局と衝突 信者2人死亡

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • ワールドミッションレポート(10月28日):アイルランド ホームレスからセレブへ 若き成功者ゲッドの回心(3)

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(250)聖書と考える「推しの殺人」

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(10月27日):アイルランド ホームレスからセレブへ 若き成功者ゲッドの回心(2)

  • シリア語の世界(35)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(2) 川口一彦

  • 【書評】加藤喜之著『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会』

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 約250校の子どもたち数千人が「主の祈り」を唱和 英イングランド

  • 「2033年までに全ての人に福音を」 世界福音同盟の第14回総会、ソウルで開幕

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 「迫害下にある教会のための国際祈祷日」 WEA・JEAが呼びかけ

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 私たちを生かす主キリストの御業 万代栄嗣

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.