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相手を思いやる発言-独身者に住みよい教会形成を

2011年11月7日13時32分
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愛は隣人に対して害を与えません。それゆえ、愛は律法を全うします(ローマ13:10)+
 教会内の独身女性に対する結婚を促す話題は、しばしば議論として取り上げられている。教会指導者や教会員による間違ったメッセージや結婚への導きにより、独身女性の感情を害することがしばしば生じている。

 米ミシガン州のユニバーシティ・リフォームド・チャーチ主任牧師のケヴィン・デヨン氏は、独身の兄弟に向けて執筆したコラムをウェブ上で公開したところ、ある女性からそのコラムに対する感想として送られた電子メールに書かれていた問題についての見解をウェブ上で取り上げ、多くの閲覧者の関心を引き寄せた。5日、米クリスチャンポストが報じた。

 その女性はデヨン氏が「あなたの花嫁はどこに?」という独身の兄弟向けのタイトルのコラムを公開したのを受けて、コラムの内容について疑問に思い「花婿を捜している独身姉妹に対する視点が見過ごされているのではないか?」との内容の見解をメールで伝えたという。

 その女性は花婿を捜している独身姉妹に対して、教会指導者が言ってはいけないことについてもメール上で何点か指摘し、「あなたの良き配偶者が現れるように祈りますと言う代わりに、まずその人自身がキリストに似たものとなるように祈るべきではないでしょうか」との見解を示した。

 独身女性に言ってはいけない発言の例として「どうしてあなたのような女性と誰も結婚しようとしたがらないのかわかりません」という発言が挙げられるという。電子メールを送信した女性によると、この様な発言は一見話相手の独身女性に対する賛辞のように聞こえるが、すぐに自意識に対する疑問を湧かせるようになってしまうという。

 その女性は、「このようなことを言われると、私はすぐに『そういえばどうして誰も私と結婚しようとしたがらないのだろうか』と答えを見つけようと考えてしまいます。誰かの花嫁となるにはあまりに重すぎる何かが私の中にあるのか、あるいは花嫁になるには十分ではない至らない何かが私の中にあるのだろうかと…。ときには箴言31章を読んで問題を見つけようと深刻に考えてしまうこともあります」と述べている。

 他にも「あなたはもっと若い独身の男性がたくさんいる教会を探すべきです」などという発言も良くないという。このような発言をしてしまうと、まず教会が「結婚相手を見つける場所」のように誤解されて見なされる可能性があること、また教会員の女性が神に信頼を置かず、自身の結婚について自分自身の力を信頼するようにさせてしまうこと、その独身女性にとって居心地の良い教会へと教会自体がいつまでも成長することができなくなってしまうという3重の問題が生じるという。また独身女性にとっては、どこの教会、地域に暮らしていても、そこが本当に自分に最適の居場所であるのかどうかについて日々葛藤を感じながら暮らしている。そのため『どこか他の場所に行った方が幸せになれるのではないか』というような発言は、その女性自身の助けになる発言ではないという。

 また独身女性にオンラインサイトで交際相手を見つけるように促すのも、その女性に役立つアドバイスというよりはむしろ弊害となると警告している。というのもオンラインで結婚相手を捜すことをある独身女性に促すということは「現実の世界で異性の魅力を惹くことができないなら、オンラインの世界に頼るしかないのではないか」という意味が込められているように聞こえるからであるという。

 他にも教会員が独身女性に「結婚して子供が欲しいとは思わないのですか?」と聞くのも良くないという。デヨン氏に電子メールを送信した女性によると、このような発言は、独身の女性が現在のシングルライフに満足しているという話をした後にしばしば聞き手から発せられる発言であるという。

 その女性は、「現在の生活に満足していると言う事は必ずしも他に何か別の欲望がないということではありません。私自身の生活に関しても、何か目標に到達できなかったから私の人生は失敗だとは思っていません。結婚と子供ができることに祝福が共にあることは好ましいことですが、イエス・キリストとの関係性においてよりも、欲望をもって追求しなければならないことの様に見なされるべきではありません」と指摘している。

 またその女性はこのような日常生活で受ける発言の数々について、独身姉妹があまりに敏感に防衛的になってしまいがちであることも指摘し、「独身の人はそれぞれ『自分が独身である』ということにあまりに敏感にならないように自己責任を持つ必要があると思います。(周りが結婚している中にあって)独身であるということは大きな挑戦であるかもしれませんが、誰かが無意識に自分が独身であることに対する傷を与えるような発言をしたからといって大げさに自分の中で受け止めないことが必要です」と述べている。

 この女性による指摘をウェブサイト上で閲覧したある独身のクリスチャン女性は「私は20代後半で独身ですが、周りの人々が『まだ私が体験できてないこと』よりも『すでに私が体験していること』に焦点を置いていただけることがとても自身の信仰生活の励ましになります」とコメントしている。別の既婚クリスチャン女性は「教会の独身女性でとても輝いている知人がたくさんいらっしゃいます。そのような女性に対してご指摘にあったような発言のうちの一部をしていたことに気づきました。これからは気をつけて発言しようと思います」とコメントしている。

 デヨン氏は独身の成人クリスチャンに対し、ごく自然に話すことが必要であり「時々私たちはがん患者にはがんの話題、未亡人には夫を亡くしたことに関する話題、独身者には独身であることに関する話題にばかり焦点を当てがちになってしまいます。私たちはすべての人が自分に対する弱点に対して敏感に反応しやすいような社会に暮らしています。そのような社会を拡張するのが教会の役割ではありません。愛というものは、私たちの発した言葉が相手にどのような影響を与えるか思いやるものでなければなりません」と述べている。

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