Skip to main content
2025年9月18日12時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

水資源問題プロジェクト、地域社会に合った支援を-WCC

2011年10月31日12時28分
  • ツイート
印刷
デービッド・ウィーバー氏(写真提供:WCC)+
 10月25日から27日にかけてケニアナイロビで開催された世界教会協議会(WCC)エキュメニカルウォーターネットワーク(EWN)のグローバルフォーラムに参加した米チャーチ・ワールド・サービスグローバルアドボカシーシニア助言役のデービッド・ウィーバー氏が、水資源問題解決のための見解についてケニアのジャーナリストフレドリック・ズウィリ氏のインタビューに応じた。

Q 米国その他各国で水資源・公衆衛生の領域でどのようなご活動に取り組んでおられますか?

 ケニアのムウィンギ川水資源プロジェクトはチャーチ・ワールド・サービスが提携しているプロジェクトで、地域共同体に受け入れられて、水資源へのアクセスを管理でき
る道を模索するプロジェクトの典型とも言えます。今回のフォーラムでのムウィンギ川訪問でわかったことは、機動力と組織化、そして所有権が確立していることが重要であるということです。

 事実、多くの支援者らが提携関係を組んでアフリカ、南米、アジアその他世界各国の水資源問題に取り組んでおり、地域共同体の機動化、組織化に取り組んでいます。水資源問題を解決するために地域共同体の基盤を無視するわけにはいきません。水資源の所有権にしても管理にしても、地域共同体を無視したプロジェクトは持続可能にはならないでしょう。

Q 水資源問題で鍵となる問題は何だと思われますか?

 世界の発展途上国での開発問題は第二次世界大戦後に生じるようになってきました。 水資源問題を解決するための多くのプロジェクトが発足されましたが、多くは継続不可能なものとなってしまっています。水資源プロジェクトを継続可能とさせる最善の方法は共同体における水資源の所有権を明確にし、地域共同体自体が資源を管理できるようにさせていくことです。

 水資源プロジェクトで地域共同体が経済的に維持することのできないプロジェクトを立ち上げても、その地域で継続可能なプロジェクトとはなりません。他にも世帯プロジェクトも行っています。EWNで強調されていることのひとつとして、国連人権委員会でも証言した通りですが、カンボジアの水資源問題で行われている世帯プロジェクトが挙げられます。カンボジアは水資源の枯渇で苦しんでいるわけではなく、豊富な水資源を有しているのですが、水質の面で問題を抱えています。農業・産業両方の活動による水資源の汚染が見られています。

 そのため水質を改善するために各家庭に安価で取りつけられる病原体や寄生虫を取り除く水のろ過システムを提供しています。この各家庭ごとに提供したろ過システムが大きな成功を収めており、地域水資源問題を解決に導いています。


Q 貴団体はEWNに加盟することでどのような恩恵を得ていますか?

 エキュメニカル・ウォーター・ネットワーク(EWN)では二つの分野に焦点を当てています。一つは機動力であり、もう一つは水資源・公衆衛生問題に関する人権のアドボカシー活動を行っていくことです。アドボカシー活動は特に水資源活動に実際に取り組んでいる人々の間で活発な活動がなされています。

 ですから私たちのカンボジア水資源プロジェクトに携わっているスタッフの一部をアジアの地域会議に参加させています。会議に参加することによってアジアの他地域の水資源問題に取り組む人々と会い、水資源問題で実際に役立っている活動と役立っていない活動について情報を共有し合うことができます。持続可能な水資源利用のために有効な活動もあれば、有効ではない活動も存在しています。

 水資源問題は他の多くの環境問題と同様に、社会問題や文化的要素も同時に考慮していかなければなりません。社会共同体が発展していく形で水資源が利用されていく必要があります。たとえばアフリカの農村では女性が家庭での水資源を確保する大きな責任を有しています。そのような社会にあっては、女性たちが近くの水資源供給地まで行って帰ってくるのに5時間も費やしています。

 水資源開発問題で支援をする場合、そのような地域独特の社会的・文化的要素に敏感になることが、水資源問題の継続的な解決の道につながることになると思います。

  • ツイート

関連記事

  • ニュージーランド大地震 キリスト教団体が被災者支援

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 後藤文雄神父死去、96歳 カンボジア難民の子ども育て、学校建設に尽力

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(28)ニコラス司教逮捕される

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(3)神の御霊と一つ 加治太郎

  • ワールドミッションレポート(9月18日):パプアニューギニア イースターは1日じゃない、1カ月続くリバイバルだ

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 「日本イスラエル・クリスチャン交流会」が発足、世界62カ国に広がる議員ネットワーク

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.