【米国=Christianpost.com】バルナ・リサーチ協会が今年一月下旬から二月上旬にかけて実施した調査によると、祝日などの特別な機会を除いて教会に通わない成人は九一年の三千九百万人から七千五百万人に倍増し、増加率は九十二%に達することが分かった。この調査は、無作為に抽出した1041人の成人を対象に電話聴取で実施された。
調査は、教会に行かない成人と国内の平均的な礼拝参加者を十八項目で比較した。調査結果によると、教会に行かない人は聖書を読まない傾向が強く(十九%‐平均四十四%)、祈る時間が少ない傾向が強い(六十三%−平均八十三%)。
イエス・キリストを救い主として受け入れるかという質問に対して、教会に行かない人の十七%が「はい」と答えた(平均五十%)。
神学的見解について、「イエスは罪無き方」「サタンは存在する」「救いは神の恵みによって与えられる」「神は宇宙の創造主であり統治者」などについての聖書の無謬性を受け入れない人は、教会に行かない人に多かった。
また、調査結果では、教会に通わない人には女性よりも男性が多く、全体の五十五%を占めた。また、米国民の年齢の中央値である四十三歳より若く、未婚の人が教会に行かない傾向にあるということが分かった。
環境について、教会に行かない人のほとんどが海岸沿いに住んでおり、五十一%が西海岸か東海岸北部に、二十三%がカリフォルニア州とニューヨーク州に在住している。
これらの結果から、調査を実施したジョージ・バルナ氏は教会に行かない人を教会に定着させるためには神に歩み寄らせることが必要だと語った。バルナ氏によると、人びとが教会に行かない理由は、行くことを億劫に思うか、知らされていないことにあるのだという。バルナ氏は「人びとは教会生活に全く興味を示さない。教会活動と世の中の生活を比べて、世の中に軍配が上がっている。人生の転換や豊かな出会い、同じ経験を分かち合う人たちとの継続的な人間関係は、教会だけが提供できるものであるはず。神との結びつきが築かれるまで、特別企画や集会、プレゼントのようなものは人びとを招き入れるというよりむしろ離れさせるものだ」と指摘した。
同氏は、青少年の教会離れに取り組むことで、既存教会が信仰の土台となる根本的な信念に確信を抱くようになり、聖書の教えと実践を堂々と宣べ伝えることができるようになると強調している。
同氏は、「法律や伝統、行事やしつけ、宗教に見向きもしない数百万人の若者が、真実や信頼を寄せられるもの、新しい経験、人間関係や霊性といったものには興味を抱いている。彼らは自己の信念にしがみつきながら、既存教会に抜本的な霊的改革を求めているのではないだろうか」と述べ、教会に新しい構造と挑戦を提案している。
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