2日、東京オペラシティコンサートホールタケミツメモリアル(東京都新宿区)にて、「第18回ユーオーディア賛美の夕べ」が開催された。東北関東大地震が発生し、多くの尊い命が失われ、多くの人々が大きな悲しみと窮乏のなかにある状況に会っての開催となり、場内受付には、ワールド・ビジョンを通して被災地に義援金を寄付するための募金箱が設置された。
なお2000年には別のタイトルで2回の大きな賛美集会を開催しているため、実質的には今回が20回目という大きな節目を迎えた。今回は、台湾を代表するクリスチャン指揮者兼作曲家の金希文氏を指揮者に迎え、若手のヴァイオリニスト水谷晃氏、日本を代表するソプラノ歌手高橋薫子氏、バリトン歌手加賀清孝氏を招いての豪華プログラムとなった。イザヤ書40章1節「『慰めよ。慰めよ。わたしの民を。』とあなたがたの神は仰せられる」をテーマにJ.シベリウス、F.メンデルスゾーンの楽曲および柳瀬佐和子氏、金希文氏による作品からプログラムが編成された。
今回の演奏では、柳瀬佐和子氏によって作曲された「神はそのひとり子を」が金希文氏の指揮とユーオーディア管弦楽団・合唱団によって初演された。柳瀬佐和子氏によると同曲は、「イエスキリストの十字架の贖いと復活が、まさにこの私のためだった、と知った時、そして、そのことにより私の罪がゆるされたと知った時、時を越えて、永遠の命に続く、神様の愛を音に託してお伝えしたい、そんな思いと祈りにより、書き上げることができた」という。また金希文氏によって作曲された「詩編57(詩編交響曲より第4楽章)」も演奏された。第4楽章が終楽章であり、聞く人々の魂を高く天までに引き上げるようなダイナミックな賛美演奏となっている。
ユーオーディアは今夏被災地の仙台で初めての「ユーオーディア音楽祭」開催する予定であるという。ユーオーディア代表の柳瀬洋氏は大震災について「千年に1度の大震災となり、私たちの生き方とは何かが今問われていると思います。このようなときにこそ、福音を音楽を通して被災地の方々にも届けて行きたいと思います」と述べた。
一般社団法人である「ユーオーディア」は、「神をほめたたえる」という唯一の目的のためにクリスチャンのクラシック音楽家たちによって、設立された。「ユーオーディア」はギリシャ語で「最上の香り」という意味で、聖書の中の「キリストのかおり(Ⅱコリント2・15)」を表している。1988年に日本で「クリスチャン音楽家の集い」という小さな集会から出発し、その後2004年には音楽伝道者や教会音楽奉仕者育成、また子どもたちの音楽教育のための「ユーオーディア・アカデミー」が設立され、2005年にはタイ、バンコクに「ユーオーディア音楽宣教センター」が開設され、ユーオーディアの賛美と宣教のミニストリーは今や日本のみならず、全世界に及んでいる。
ユーオーディア・アカデミーでは小・中・高校生のためのジュニア科の他、大人でもクリスチャンで賛美に関心のある人、演奏家を志す人を対象に受講生を募集している。声楽・器楽演奏は教育として受ける際、その技術向上にばかり焦点を当てられる傾向があるが、ユーオーディアはクリスチャンの音楽教育の場として、専門分野の習得とともに、「主を賛美する」ことの意味をとすばらしさと重要性学び、実践することも含まれており、より情操豊かな音楽技術習得が期待できる。
ユーオーディアでは今後三軒茶屋ナザレン教会礼拝堂(東京都世田谷区)にて、東北太平洋沖地震支援チャリティーコンサート(入場無料、席上献金あり)を実施していく予定であるという。席上献金はワールド・ビジョンを通して被災地に届けられる。開催日は5月7日、6月11日、9月30日、10月29日および11月5日。詳細はユーオーディア事務局(03・6657・5011)まで。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ
-
聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳
-
米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗
-
神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司
-
着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番
-
「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男
-
日本福音同盟、新理事長に北野献慈氏
-
戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳
-
ワールドミッションレポート(6月5日):ネパール 「耳」から入る福音─ヒマラヤの国に届いた子どもたちの純粋なささげ物
-
毒麦はそのままに 穂森幸一
-
米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗
-
「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年
-
着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番
-
戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳
-
「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ
-
日本人に寄り添う福音宣教の扉(249)日本人に天国の希望を届けたい 広田信也
-
人を慰められる人に 菅野直基
-
芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会
-
同志社国際高校の辺野古移設工事巡る学習、文科省が「教育基本法に違反」と認定
-
【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『行為と存在 組織神学における超越論哲学と存在論』
-
米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗
-
着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番
-
「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年
-
戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳
-
「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ
-
人を慰められる人に 菅野直基
-
芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会
-
毒麦はそのままに 穂森幸一
-
同志社国際高校の辺野古移設工事巡る学習、文科省が「教育基本法に違反」と認定
-
【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『行為と存在 組織神学における超越論哲学と存在論』


















