オバマ米大統領、国家朝餐祈祷会で個人的信仰を告白

2011年2月4日21時12分 印刷
+オバマ米大統領が第59回朝餐祈祷会で個人的信仰と祈りの証をしている。2011年2月3日。ワシントンD.C.にて(クリスチャンポスト提供)。
オバマ米大統領が第59回朝餐祈祷会で個人的信仰と祈りの証をしている=2011年2月3日、米ワシントンで(写真:クリスチャンポスト)

第59回米国家朝餐祈祷会が2月第1木曜日となる3日にワシントンD.C.で開催された。オバマ米大統領は、自身が無宗教の家庭で育てられたことや、公の場に初めて立った際に、教会での奉仕活動がいかに役立ったかなどを証しした。さらに祈りについても大統領となるまでの人生を通してどれだけの影響を与えるものであったかも証しした。

オバマ米大統領は、自身の祈祷生活について「朝起きるとき、主の御声を待ちます。主に対し、私たちの国そして国民に正しいことを行う強さを与えてくださるように祈ります。また夜床につくときにも主の御声を待ちます。そして主に対し罪の赦しを求め、家庭のため、米国民のために主の御心のままに用いられる器としてくださるように願います」と述べた。

オバマ米大統領はこれらの祈りを通して、自身が熱心に働かなければならず、これらの祈りが応えられるためにより犠牲し、仕えなければならないことを自覚できるようになるとし、「祈ることそれ自体が強さの秘訣となっていると言えるでしょう」と述べた。

オバマ大統領は個人的な祈祷題目を祈祷会参加者らとともに分かち合った。祈祷題目には大統領執務室で求められている心強さに対応できること、必要を満たすことができること、また忍耐と謙遜さを保ち続けられることなどが含まれていた。

世界福音同盟(WEA)総主事のジェフ・タニクリフ氏は「米政府が米国民の健康のためにとってきた無党派の人たちへのアプローチの仕方に励みを受けました。今日オバマ大統領の個人的な信仰と決意表明の証しを聞くことができとても心が温まりました」と述べた。

米国で毎年2月第一週の木曜日に行われる朝餐祈祷会は1953年アイゼンハウアー米大統領によって初めて行われ、あらゆる国籍の個々人、宗教者および異なる政党からの政治家らが招待され、共に一つになることを願って祈りが行われるようになった。それ以来、歴代すべての米大統領が朝餐祈祷会に参加している。

米クリスチャンポスト紙に対し、30年以上もの間朝餐祈祷会に参加し続けてきたジョセフ・ピッツ下院議員(R-Pa.)は、「朝餐祈祷会は党派や宗教の違いを超えて人々が集まることのできる場所です。世界中から来られた人々と友好・信頼関係を築くことのできる場所でもあります。政治は互いが関わり合い、関係性を密にして行く方が、互いにいがみ合い、圧力をかけ合う政治よりもうまく行きます。異なる政党に信頼できる友人がいて、その人と関係性を構築できているときに、事をより良く成していくことができます」と述べた。 ピッツ下院議員は福音主義キリスト教徒として米議員の中で良く知られている。

他にも今年の朝餐祈祷会にはチリ鉱山の炭坑作業員で救出されたJose Enriquezさん、映画制作者兼脚本家のランドール・ウォレス氏らが出席した。ウォレス氏は「ブレイブハート」「パール・ハーバー」などの映画を制作したことで有名である。ウォレス氏は自身の人生の中で脚本家組合のストライキによって職を失い金欠状態になったことがあり、その際自分の家系の伝統を裏切り、子孫をも失望させることになることを恐れたという。そのような窮地に達して初めて神の前に膝をかがめ「他に私がより頼むところはない」と祈りを捧げるようになったという。その祈りによって1995年に公開された「ブレイブハート」のアイデアがインスピレーションとして与えられたという。

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