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平野耕一牧師「ハリウッド映画に見る終末論と聖書預言」(12)・・・『ハプニング』(2008年制作)

2011年1月11日11時11分
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ナイト・シャマラン監督

舞台:フィラデルフィア

主役:35歳の高校教師

滅亡説:不明―さわやかな風によって広がる何か



 ある日突然、米国全土からミツバチが消えたのを皮切りに、人々が次々倒れて行く異常現象が発生。何と、これらの人々は様々な形で自ら命を断っていたのだ。フィラデルフィアの高校教師が妻と友人の娘を救うため見えない敵から逃亡し続けるが、彼らの後からは不思議な死が追跡してくる。この映画は、何の前触れもなく、原因も不明に、突然起こった人類滅亡の危機を描いた作品である。



 「人は正体のわからない者には不安を感じる」のだが、人類滅亡の危機はドラマチックで大掛かりな事件によるとは限らず、むしろ身近に静かに吹く風の中に潜んでいるかも知れないのだ。太陽フレアー、小惑星衝突、異星人からの攻撃、大地震、気候の大変動、核兵器問題などの明らかな原因によるとは限らないのだ。



 この映画の題が示す通り、人類滅亡の原因は、その背後に何らかの理性の働きや明らかな「これ」といった原因ではなく、わけもわからなく「ただ、起こった」、つまりハプニングなのである。人間の肌にさわやかに吹く風の中に、一体何が隠されているのだろうか。聞こえもせず、見えもしない、しかし確実に迫りくる何かに追い込まれながらも逃亡し続ける力、それは愛と希望であった。



人類滅亡の原因は



 人々が次々と謎の自殺をしていくのだが、何かによって自殺するように促され、人類滅亡の危機に追い込まれるのだが、結局最後まで原因は明らかにされない。その原因を、私は推測して書くことしかできないのだが、どうやら植物から発散される化学物質によって精神に異常をきたし、人々は自殺に追いやられるらしいという示唆を手掛かりに考えてみることにしよう。



 植物はホルモンのような物質を放散することで、危機を伝達し合い身を守るということを、生命学者、動物・植物学者ワイアル・ワトソンがそのベストセラー著書『スーパー・ネイチャー』に書いているが、植物が動物を引き寄せるための「アイモンやカイロモン」(現在のところ、密接に関連する植物種間に存在することしか証明されていないが)というような化学物質を発散して、植物種を絶滅に追い込む人類から自らを守るために反撃を開始したのかもしれない。



 この映画でもガイヤ仮説を思い起こさせられる。ジェイムス・ブロックによって提唱されたこの仮説は、「全体としての地球は生きた有機体としてみなすべきであり、生物的様々な作用によって環境を安定させる」と考える説である。



 それでは、生きた有機体である地球の環境を不安定にする強力で破壊的力はどこから来るのであろうか。それは他の植物や動物からではなく、人類から来るのだから、環境を安定させ生命体としての地球環境を守るために人類滅亡を仕掛けても不思議ではないのである。もし、ワトソンやブロックの考察が正しければ、この映画が示唆する「さわやかに吹く風の中に」人類絶滅の原因が潜むことはあり得ると考えなければならないだろう。



 『モナリザ』を描いたダヴィンチはルネッサンスを象徴する画家であったが、また時代の最先端を行くサイエンティストでもあり、『モナリザ』を描く時に描き得ないものを描こうとしたと告白している。それは、モナリザを囲む大気であった。大気または空気は目に見えなくても一人一人を囲んでいるのだし、また生かしてもいるのだ。ダヴィンチは空気がそのアートに現実感を与えると考えたのだ。



 さて、二酸化炭素を吸い込み酸素を吐き出す植物によって作り出されている大気が異変を起こし、人を攻撃してきたらどのような現実が待ち構えることになるかは明らかである。その異変が全地球上で起こるならば全人類が滅亡するまで10分あれば十分だろう。



 私にとっては、この映画はまことに興味深い人類滅亡論を紹介しているのだが、しかし、聖書の中を詳しく調べてもこの仮説をサポートするような記事は見当たらないのだ。聖書預言を信じる私は、この仮説で人類が大災害を被ることはないだろうと結論せざるを得ない。



◇



 平野耕一(ひらの・こういち):1944年、東京に生まれる。東京聖書学院、デューク大学院卒業。17年間アメリカの教会で牧師を務めた後、1989年帰国。現在、東京ホライズンチャペル牧師。著書『ヤベツの祈り』他多数。

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