Skip to main content
2025年7月12日22時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

ウィロークリーク・コミュニティー教会を証 ゲアリー・シュアムライン師 が来日講演

2007年3月13日07時24分
  • ツイート
印刷
講演するゲアリー・シュアムライン師=8日、本郷台キリスト教会で+
+
+

 全米で今最も影響力のある教会、ウィロークリーク・コミュニティー教会の牧会理念を日本に紹介するウィロークリーク・ネットワーク・ジャパン(以下、WCJ)は8日、講師にゲアリー・シュアムライン師(ウィロークリーク・コミュニティー教会アソシエーション副代表)を招き、本郷台キリスト教会(主任:池田博牧師・横浜市栄区)でセミナーを開催した。各教会、教団の牧師や信徒リーダーを中心に147人が参加。シュアムライン師は「『地域に根ざした教会』を目指して」をテーマに、同教会の始まりから今に至った経緯や、著しい成長を実現させた同教会の宣教・教育プログラムについて証しした。



 ウィロークリーク・コミュニティー教会はアメリカシカゴ郊外に存在するメガチャーチ。1971年にビル・ハイベルズ牧師(当時21歳)が、使徒の働き2章40節から46節の聖句を同教会のビジョンとして始めた。以来創立から今日に至るまで、求道者向け礼拝、セルグループ、霊の賜物、リーダーシップサミットなどの宣教・教育プログラムを実践し、「聖書的に機能する教会」の形成を目指して日々成長し続けている。



 シュアムライン師によると、ウィロークリーク・コミュニティー教会の創立者であるハイベルズ師は、子どもの頃に友人を主日礼拝に誘った際に「そんなところは普通の人がいくところではない」と一蹴され、ショックを受けたという。それを機に、同師は今までにない教会を建てようと決意し、使徒の働き2章に基づいた理想的な教会の設立を目指した。創立の際にハイベルズ師は、「私の時間を5年間お捧げます。何でもします。このビジョンに基づいた教会を5年間で建てることが出来るようにしてください」と、ひざまずいて祈ったという。



 その後ハイベルズ師は、まず20代前半の友人たちから伝道し始めた。そうして初めての教会が映画館の中に建てられた。次は教会員を増やすことを目的とし、同師を中心とした教会のメンバーたちは家を一軒一軒まわり、「教会へ行っていますか?」「教会へ行きたくない理由は何ですか?」と熱心に声をかけながら伝道した。しかし、向かう先々の人々から、「神様はどのように結婚生活を助けてくれるのか」、「教会の主日礼拝が毎回同じでつまらない」、「教会が退屈だ」、「教会はお金を取ってばっかりだ」などと批判され、絶望感を抱いたこともあったという。「聖書が自分の生活にどのように関わり、介入してくるのかを感じることができない人が多かった」とハイベルズ師は話し、そのような人々を見つめながら、「一番大切なことは、現実の生活に関連付けられて福音が述べ伝えられることである」と語ったと、シュアムライン師は証した。



 その後もあきらめずに地道な伝道活動を続けた結果、教会員の数は数千人規模に膨らんだ。こうしてウィロークリーク・コミュニティー教会は急激な成長を遂げていった。しかし、あるとき成長率が停滞していることに気付いたという。原因は時間の経過とともに教会員の平均年齢が高くなっていったことだ。創立当初はハイベルズ師をはじめ、友人たちも含めて年齢は20代前半であったが、2000年代に入ると40代後半から50代前半に近づいていた。そのため教会に活気が失われ、伝道の勢いも次第に弱くなってしまったという。



 このような現状に打開の道を開き、教会の更なる成長を目指すため、ウィロークリーク・コミュニティー教会は宣教戦略を抜本的に改善した。そのときにハイベルズ師が打ち出した新たな戦略とは、つまり、高齢者を中心とした伝道に偏向していた宣教スタイルを止め、設立当初のように若者を対象にした伝道スタイルに戻すというものだった。礼拝の賛美スタイル、水曜の聖書勉強会、日曜学校の教師陣の入れ替えなど、改善策は多岐にわたった。ハイベルズ師は、「変わらなければ生き残れない」を合言葉に教会内の反対者を説得し、若い世代をターゲットに伝道を行った。このために、既存の教会員の中には離れていく者もいたが、新しい訪問者の数は離別者を上回る勢いで急激に増加したという。



 さらに同師は、教会の成長度に合わせて、求道者向け礼拝、セルグループ、霊の賜物、リーダーシップサミットなど、常に新しいアプローチに取り組んできた。その結果、ウィロークリーク・コミュニティー教会は、現在アメリカで最も影響力があるメガチャーチとして注目されるに至った。教会員は数万人規模に膨らんだ。



 さらにシュアムライン師は、ウィロークリーク・コミュニティー教会の今後の課題について、「地域に根ざした教会の形成を目指し、今後は周囲の環境の変化に敏感に配慮していくことが必要だ」と訴えた。例として、原油価格の高騰に伴いガソリン価格が上がれば、遠くに住む教会員は教会に来なくなること、白人教会員の割合が減少し、ヒスパニックやアジア系の教会員が増えてきたことなどをあげ、このような地域的・社会的な情勢の変化に柔軟に対応していく必要があるとシュアムライン師は語った。



 また、ウィロークリーク・コミュニティー教会は自教会の成長を目指すだけではなく、キリストの体である個々の教会の発展を願い、他教会の成長支援活動も行っている。具体的には、同教会が実践した宣教・教育プログラムを伝える教材、トレーニング、ビジョン、カンファレンスを教団・教派の枠を超えて45カ国、90の教派に提供している。



 08年8月には米ウィロークリーク・コミュニティー教会でサミットが行われる予定。また10月、11月には教会リーダーの育成を目指してリーダーサミットが世界各国で行われる予定だ。米国で行われるサミットには、第39代米大統領のジミー・カーター氏を講師として招く計画があり、アジアで行われるサミットでも著名な講師を招く予定。日本でも講師を検討中だという。



 WCJは、ウィロークリーク・コミュニティー教会の牧会理念を紹介する日本での働きの一端を担い、日本語に訳された教材の提供、各教会におけるトレーニングの補助、日本でのカンファレンスの開催、また現地カンファレンスへのツアーの企画などを手がけている。本郷台キリスト教会主任牧師の池田博師が顧問、SDA柏キリスト教会主任牧師の宮本安喜師が代表をそれぞれ務めている。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • Gゼロ時代の津波石碑(4)芥川を自死に至らしめた「ぼんやりした不安」と2つの遺書 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(226)葬儀文化を受け継ぎ、教会がエンディングを支える時代が来る 広田信也

  • 等身大のイエス様を信じる 万代栄嗣

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(7)共同体の重視 臼田宣弘

  • 初めの愛に戻りなさい 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(7月11日):アルファ・コース、過去最高の参加者―数百万の人々が求道

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 紛争地の宗教者らが参加、第3回東京平和円卓会議 赦しの重要性、即時停戦など呼びかけ

  • 中国・臨汾で2つの「家の教会」の牧師や信者らに有罪判決 最大拘禁9年2カ月

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 米テキサス州洪水、死者100人超える キリスト教サマーキャンプ参加の少女ら多数犠牲

  • 2025年参院選、クリスチャンの候補者も 牧師2人が立候補

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 学校法人聖学院、新理事長に田村綾子氏

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • 約3年ぶりに死刑執行、日本カトリック司教協議会社会司教委員会と矯風会が抗議

  • 聖書から事実を引き出す学び「IBS」を分かりやすく説明する講座 7月12日から

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.