Skip to main content
2025年12月20日17時16分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

「伝道」できる教会ウェブサイト作り入門編 インターネットと伝道の可能性(3)

2010年8月2日16時36分
  • ツイート
印刷

 前回は伝道における電子メールの有効性について触れた。インターネットを伝道に生かす場合、やはり教会のウェブサイト(ホームページ)を整えることは非常に重要だ。今は「まずはネットで調べる」時代。教会のウェブサイトがなければ教会の存在自体が認知されない、あるいはあったとしても作りが疎かであればそれだけで信頼を失うこともありうる。星の数ほどにウェブサイトが存在するだけに、漠然と教会のウェブサイトを立ち上げるだけでは実りは期待できない。キリストの体としての教会がネットの世界でも主を証しするには、どういったウェブサイト作りが求められているのか。



教会のウェブサイト作りで最も大切なこと



 一般にウェブサイト制作が失敗する最大の原因は、サイトの目的と目標を考えずに「とりあえず始める」という漠然とした思いで作ってしまうことにある。教会の使命は救い主であるイエス・キリストを伝え霊魂を救うこと。では、教会はそのためにウェブサイトにどこまでの役割を求めるのか。教会の存在を知ってもらう、教会の活動・歴史について知ってもらう、聖書、キリスト教について知ってもらう、教会を訪れるきっかけを作る、定期的にメッセージを発信し既に信仰を持っている人々の霊的成長を助ける、など様々なものが考えられる。これら伝道の各種ステップにおいて、ウェブサイトの目的と、その効果としての目標を明確化することが、教会のウェブサイト作りにおいては何よりも重要となる。



 教会全体の伝道におけるウェブサイトの位置づけがわかれば、教会がどれだけウェブサイトに投資するべきかも見えてくる。逆にこれを曖昧にしたまま制作に入れば、伝道のために何ら役割を果たさないウェブサイトを作ってしまうことになる。ウェブサイトは物体のように手に取って見ることができず、また世代間で利用差があることなどから、その重要性が正確に認識されずに教会内で話し合われることが多い。そのため、参考になる他のウェブサイトを印刷してサンプルにしたり、可能であれば実際にパソコンで様々なサイトを閲覧しながら話し合うことが大切だ。サイト制作では企画段階で手書きのラフ設計図を作り、制作前に簡単な仕様テストを行うことがあるが、これもお勧め。紙とペンで擬似サイトを作ってしまうわけだが、実際の動作をイメージしやすく時間やコストの心配もいらない。すでにウェブサイトを所有している教会も、もう一度その位置づけを考え、ウェブサイトが教会の伝道の助けとなっているかをよく確認する必要がある。



 一方、実際に教会のウェブサイトを作る場合、大きく分けて教会員に技術者がいてその人にお願いする場合と、サイト制作会社に依頼する場合の2つが考えられる。しかし、両者ができるのはウェブサイトとしての「型」を作るまでだ。内容は教会が主体的に考えなければ決して良いものはできない。目的と教会の特徴を制作者にしっかりと伝えてこそ、伝道につながるウェブサイトを作ることができる。



石の上にも三年 ネット伝道も三年



 ウェブサイトは更新内容が即座に反映され、世界中の誰でも自由に閲覧できるため、速さと広がりにおいて可能性は大きい。しかし、たとえば中小規模のネットショップでは、サイト立ち上げからネット上で認知されて軌道に乗るまで3年はかかると言われている。ウェブサイトのユーザービリティ(使用性)に視点を置いたコンサルティングを行う石田優子氏は、「ウェブサイト成功の秘訣は、長期的な継続更新力」だと話す。ウェブサイトは一度作ればそれで「完成」ではなく、運営も必要だ。運営する中でも様々な改善点が出てくる。そして、これらの過程で得られるサイト運営に関する様々なノウハウが、ウェブサイトの成功を左右する大切な鍵となる。サイトの構成やデザイン、機能なども運営する中で必ずと言ってよいほど改善点が見つかり、修正を迫られる。ウェブサイトは「一度で作ってしまう」ものではなく、「作り上げていく」ものと認識したほうがよい。



 教会のウェブサイトを作るときも継続的な更新について考える必要がある。ある教会では、教会のウェブサイトを作ったものの、制作者の教会員がサイト運営に携われなくなり、更新ができなくなってしまったというケースがある。特定の技術者にすべてを任せてしまうのではなく、教会として継続的に運営できる体制をとる必要がある。特に教会からのお知らせなどの日々の更新については特別な技術を要求されないため、奉仕の一つとして教会員に任せるのもよいはずだ。



 制作会社に依頼する場合は、納品後のアフターサービスについて確認しておくことが大切だ。実際に運営してからわかる改善点も多く、制作会社とは納品後もやり取りが生じるはず。文字の大きさや色、リンク先の変更などサイトのデザインに関わる変更はある程度の知識があれば教会自身でも可能だが、更新システムなどは制作会社独自のものを使用していることもあり、他の会社では修正できない場合も多い。運営についてのアドバイスを丁寧に教えてくれる制作会社もあり、価格だけではなく長い付き合いになることを考えて選ぶのが良い選択と言える。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ニカラグア、入国者の聖書の持ち込みを禁止

  • 『幸福論』 カール・ヒルティが贈る聖書を土台とした人生論

  • ワールドミッションレポート(12月20日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(5)

  • ワールドミッションレポート(12月17日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(3)

  • ワールドミッションレポート(12月15日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(2)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(257)聖書と考える「顔に出ない柏田さんと顔に出る太田君」

  • 第4回ローザンヌ世界宣教会議で発表の「ソウル声明」 日本語版が公開

  • ワールドミッションレポート(12月19日):インドネシアのマンガライ人イスラム教徒のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(12月18日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(4)

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • 『幸福論』 カール・ヒルティが贈る聖書を土台とした人生論

  • 第4回ローザンヌ世界宣教会議で発表の「ソウル声明」 日本語版が公開

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

編集部のおすすめ

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.