
ですから、もし子があなたがたを自由にするなら、あなたがたはほんとうに自由なのです。(ヨハネの福音書8章36節)
聖書の福音は、信じる全ての人にとって、救いを得させる神の力であるとあります。私たちは、生まれながら罪の性質を持っており、罪の性質の故に、自分が行いたくない罪を行ってしまいます。
罪を行う者は、罪の奴隷であると証言されています(ヨハネ8:34)。そして、罪から来る報酬は死です(ローマ6:23)。天地万物を創造された神はイエスであり、神であるイエスは、本質そのものが義であり、善であり、正しく、公正であり、罪を持っていません。
その創造主なる神イエスは、人として生まれ、罪を持っていなかったので、世人の罪の贖(あがな)いとして十字架刑にかかり、死なれ、3日目に死からよみがえられ、復活されたことにより、人類救済の計画が成し遂げられました。
御子イエスが、私たちの罪の身代わりに死なれ、罪を取り除かれたので、私たちは罪から自由にされ、解放されたのです。
すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず(ローマ人への手紙3章23節)
主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです(ローマ4:25)。イエスが私たちの全ての罪を贖われました。そうだと信じる者は、信仰により義人とされました。イエスにより、私たちは本当に自由となったのです。
そして、聖書の福音による神の真実を知り、神の国と神の義について求めるようになります。
だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。(マタイの福音書6章33節)
神の国とは、信仰者が死んだ後に入る天の御国です。神と共に、御国で永遠に生きるのです。神の力を頂いた信仰者は、霊とまことをもって創造主なる神を礼拝し、栄光から栄光へと神の似姿に造り変えられていきます。素晴らしい神の愛とご計画に感謝します。全ての感謝と栄光、誉れを、全能なる神にお返しします。
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【書籍のご紹介】
クリスチャン漫画家のさとうまさこさん(清瀬キングダムチャーチ執事)がこのほど、新約聖書・ヨハネの福音書を忠実に描いた聖書漫画『聖書のイエス』を出版しました。

『聖書のイエス』は、前作の『キリストの言葉』をリメイクし、水彩画とPCグラフィックを多用して全ページにわたって色調補正が行われ、芸術性の高い作品となっています。新共同訳聖書と新改訳聖書に準拠して聖書の内容を忠実に再現し、色彩豊かなフルカラー漫画にしたことで「絵本のような聖書漫画」となり、イエスの時代をイメージしながら聖書の世界に入れます。
フルカラー230ページ、定価1800円(税抜)。全国のキリスト教書店、アマゾンで販売中です。
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