Skip to main content
2025年9月16日11時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. アジア・オセアニア

インドネシア、イエス・キリストをイスラム教の呼称で呼ぶ政策を廃止

2024年2月29日16時38分
  • ツイート
印刷
関連タグ:インドネシアイスラム教
インドネシア、イエス・キリストをイスラム教由来の呼称で呼ぶ政策を廃止+
インドネシアのジョコ・ウィドド大統領(写真:インドネシア大統領府)

インドネシアはこのほど、イエス・キリストを、現地のイスラム教徒らの間で使用されているアラビア語由来の呼称「イーサー・アル・マスィーフ」で呼んできた長年にわたる政策を廃止することを決めた。キリスト教の祝祭日についても同様に、アラビア語由来の名称から、現地のキリスト教徒らの要望を踏まえたギリシャ語由来の名称に変更する。同国のジョコ・ウィドド大統領が1月末、関連する大統領令に署名した。

インドネシアの公共国際ラジオ放送「インドネシアの声」(VOI、インドネシア語)によると、宗教省のサイフル・ラフマト・ダスキ副大臣は、この政策変更が同国のキリスト教コミュニティーからの要望を受けたものであることを話した。

大統領令は、祝祭日の取り決めを調和させ、地域社会の均衡と法的配慮を調整することを目的に、4つの祝祭日の名称をキリスト教の信条に合わせて変更する。名称が変更される祝祭日は、聖金曜日、復活祭(イースター)、昇天祭、クリスマスの4つ。例えば、聖金曜日はこれまで「イーサー・アル・マスィーフの受難日」と呼ばれていたが、「イエスース・クリストスの受難日」と変更される。

インドネシアは世界最大のイスラム教人口を抱える国だが、国民の大多数は進歩的で穏健であると考えられている。同国の憲法は「パンチャシラ」と呼ばれる5原則(唯一神への信仰、人道主義、国の統一、民主主義、社会的公正)に基づいており、イスラム教を国教と定めず、信教の自由を認めている。

しかし、パンチャシラに反対する過激派も多い。そのため、インドネシアのキリスト教会はしばしば、非イスラム教徒の礼拝所の建設を妨害しようとする団体からの反対に直面している。国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」によると、このような団体からの圧力により、同国にある千余りのキリスト教会が閉鎖されたという。

また、国際キリスト教迫害監視団体「オープンドアーズ」は、キリスト教徒に対する迫害が激しい50カ国をまとめた「ワールド・ウォッチ・リスト」(2024年版、英語)で、インドネシアを42位としている。オープンドアーズは同国の状況について、次のように報告している。

「インドネシア社会は近年、イスラム教の保守的な解釈にますます影響され、キリスト教徒を取り巻く状況は悪化しています。世論調査では、特に若者が保守的な考えを抱いていることが定期的に示されており、イスラム教の服装に関する条例も一般的になりつつあります」

「イスラム教からの改宗者の多くは、家族からの圧力を経験しています。しかし、その圧力の強さは個々の家庭や場所によって異なります。キリスト教に改宗した人にとって、圧力のほとんどは孤立や暴言、仲間はずれという形を取ります。ごく一部の改宗者は、キリスト教信仰を理由に身体的暴力に直面し、インドネシアの別の地域への移住を余儀なくされることもあります」

インドネシアの宗教指導者や学者らは、今回の政策変更を歓迎しており、異なる信仰共同体間の誤解や摩擦を減らすための一歩と見なしている。

インドネシアの内務省住民民事登録局の2021年のデータによると、同国にはプロテスタント信者2040万人、カトリック信者842万人がおり、合計すると2億7223万人いる総人口の10・58パーセントを占める。一方、イスラム教徒は2億3653万人で、総人口の86・88パーセントを占める。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:インドネシアイスラム教
  • ツイート

関連記事

  • キリスト教系ユーチューバーに禁錮10年、イスラム教批判の動画投稿 インドネシア

  • 「世界最大のイスラム教国」インドネシアでキリスト教人口が増加

  • インドネシアの教会近くで爆発、14人負傷 パームサンデー狙った自爆テロか

  • 世界最大の「イスラム教国家」インドネシアでキリスト教徒の警察長官誕生、約40年ぶり

  • インドネシア中部でテロ事件、キリスト教徒の男性4人斬首

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(244)聖書と考える「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 聖書のイエス(17)「わたしを見た者は、父を見たのです」 さとうまさこ

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(11)抗黙示思想と今この時のトーブ 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(9月16日):グアテマラ 子どもたちに広がる希望の連鎖

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 今の自分のままで幸せだと気付こう 菅野直基

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.