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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(12月25日):オペレーション・クリスマス・チャイルド

2022年12月25日09時00分 執筆者 : 奥山実
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関連タグ:サマリタンズ・パース
オペレーション・クリスマス・チャイルド+
プレゼントの入った靴箱をもらって喜ぶ子ども(写真:サマリタンズ・パース)

フランクリン・グラハム氏が代表を務める福音主義の慈善団体サマリタンズ・パースは、多くの慈善活動で神の愛を世界中にデモンストレーションしている。

とりわけこの時期になると、1993年から始まったオペレーション・クリスマス・チャイルド(OCC)が忙しくなる。このプロジェクトでは、孤児や貧しい国々の子どもたちに、神の愛とともに靴箱にぎっしり詰まったクリスマスプレゼントを配るのだ。

以下に、子ども時代にOCCのプレゼントを受け取ったウクライナのウラジミールの証しを紹介したい。

「私は9歳の時に孤児となりました。母が亡くなり、父はアルコール依存症で育児不能だったのです。当時のウクライナは、多くの家庭が貧しく、家族を養うのもやっとだったのですが、親友の両親が孤児となってしまった私を引き取って育ててくれたのです。彼らは私に読み書きを教え、できる限りのことをしてくれました。ところが、やがて彼らは経済的に厳しくなり、私を養うことができなくなってしまったのです。

そこで私が11歳の時、友人の家族がキエフにある教会の孤児院を見つけてくれて、私はそこに移ることになりました。30人の子どもたちと一緒に暮らす新しい生活が始まりました。私はその孤児院で神様のことを学び始めたのです。定期的にイエスの愛について聞き、神を愛すること、そして神は私たちを愛し、私たちの人生のささいなことにまで気を配っておられることを教えられました。あらゆる必要や望みは、祈りを通して神のもとに持っていく方法も学びました。ここでの生活を通して、私は主イエスを信じたのです。

またこの孤児院は、私がOCCの靴箱を受け取った場所でもあります。OCCのイベントは大きな部屋で開かれ、皆で主を賛美し、一緒に祈ったことをよく覚えています。そして待ちかねた靴箱が配られ「箱を開けていいよ!」 と言われると、考えられないほど興奮しました。箱を開けて中のプレゼントを見ると、皆の顔が輝いたのです。私の箱の中には、新約聖書、塗り絵、鉛筆、マーカーなどが入っていました。

でも、私が一番気に入ったのは、車のおもちゃでした。その車で友達とレースをして、すごく楽しかったんです。おもちゃの車がそんなに私に影響を与えたとは信じがたいかもしれません。でも、実際にそうだったのです。そのおもちゃは単なる遊び道具ではありませんでした。あの孤児院での一日を思い出すとき、そして多くの人々の優しさによって提供された全ての贈り物の数々を思い出すとき、神様が幼かった私を気にかけ、おもちゃのような最も小さな物さえも神の愛を指し示していたことを考えると、胸が熱くなります。

神様はこのような普通の物や普通の人々を通して、驚くべき具体的な方法で働かれました。あの日、何千マイルも離れた人々の純朴な優しさを用いて、神は私に語りかけてくださったのです。私は、その心のこもった小さなプレゼントを通して、神様が本当に私のことを気にかけてくださっていることをようやく理解できたのです」

現在20代のウラジミールは、その後聖書を読むようになり、神は御言葉を通して彼に語り、将来と希望を与える神の計画が自分にもあることを知るようになった。その計画によって、彼は14歳で米国の里親に引き取られたのだ。かつて靴箱に笑顔を輝かせた少年は、今では靴箱にプレゼントを詰める側になって神の愛を送り出している。彼は機会があると積極的に証しをし、OCCを通して現された自分に対する神の愛と配慮を伝えている。なんと麗しい愛の好循環だろう。

1993年、ボスニア紛争の戦災孤児たちに2800個の靴箱のクリスマスプレゼントを贈ったことから始まったOCCは、今や延べ2億個近くのプレゼントを世界中の子どもたちに届けた。「たとえ今がどれほど暗くとも、神様は君を気にかけ、君を愛しているよ」 というメッセージと共に。

なんということだろう、完全に自己完結することのできるお方が、あえて私たちのような小さき人間のささいな優しさとささいな愛情を用いて、ご自身の何よりも大きく何よりも深い永遠の愛を子どもたちに現されるとは。

おお、主なる神よ、私たちはこんなにも愛され、こんなにも与えられ、すでに幸せです。どうかこの愛をまだ知らぬ子どもたちが、今宵、靴箱の贈り物と共にそれを受け取りますように。

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:サマリタンズ・パース
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