Skip to main content
2026年6月23日11時23分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

ホロコースト否定司教の破門撤回、カトリック教会内でも懸念拡大

2009年2月9日16時40分
  • ツイート
印刷

 【CJC=東京】教皇ベネディクト十六世が、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を否定した英国人のリチャード・ウイリアムソン司教を含めて、故マルセル・ルフェーブル司教が創設した『聖ピオ十世会』の司教4人の破門撤回を宣言したことは、ユダヤ人社会の憤激を呼んだが、教皇の決定に関する懸念は、カトリック教会、特にバチカン(ローマ教皇庁)自身にまで広がった。



 キリスト教一致推進評議会議長のヴァルター・カスパー枢機卿は1月25日、相談されたことはなく、「それは教皇の決定だった」と電話インタビューで語った。国務省長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿は2月4日、ウイリアムソン氏は司教の務めを果たそうとするなら見解を明白に撤回すべきだ、と述べて事態沈静を図った。



 ユダヤ人集団と自由主義的なカトリック者の間に怒りを引き起こした問題を、教皇が周辺と議論しなかったことは確かなようだ。どうも教皇は着座以来の4年間、教義上の問題に力を入れるものの、それがより大きな世界でどのような反響を呼ぶか、ということに気づいていない、とも見られる。



 2007年に教皇は、伝統的なラテン・ミサを、より幅広く使用することを認めた。それは今回、破門を撤回した伝統主義者が求めていたものだったが、教会の中に不和を招くとの声が上がった。同年、教皇は故国ドイツを訪問した際、講演でイスラム教徒を憤慨させる「悪魔的、非人間的」という内容の引用を行ったが、これも慎重さを欠いていたことは否めず、結局は謝罪に追い込まれた。



 そして今回の破門撤回だ。『聖ピオ十世会』は第二バチカン公会議の改革に反対して設立された。創設者ルフェーブル大司教はバチカンの承認なしに聖職叙階を行ったことが直接の契機となって1988年、教皇ヨハネ・パウロ二世によって破門された。それを撤回するという決定は、教皇ベネディクト十六世の意向に沿ったものであり、少なくとも教皇の関心の在りかを示している、と言えよう。



 ただドイツ語圏の教会指導者は反発している。オーストリア司教会議会長のクリストフ・シェンブルン枢機卿は「間違いが起きたのは確かだ。ホロコーストを否定する人を教務に復職させることは出来ない」と言う。また同枢機卿は、同国リンツの補佐司教任命に際しても諮問がなかったことに不満を表明している。ドイツ司教会議前会長のカール・レーマン枢機卿も、破門取り消しについてバチカンが謝罪するよう求めている。これほど明確にバチカンへの抗議の声が枢機卿レベルから出て来ることは異例だ。



 今回の動きは、教会史専門でイタリア・ボローニャにある自由主義的な『ヨハネス二十三世宗教科学財団』所長アルベルト・メローニ教授をも戸惑わせた。同財団は第二バチカン公会議の歴史を編纂している。同教授は「結果を計算しないことが可能だということがどうにも不可解。これは異常だ」と言う。



 ユダヤ教指導者は、教皇の決定が障害だ、と言う。イスラエルのバチカン駐在モルデカイ・レヴィ大使は「神学的な戦略ではあろうが、教会を越えた世論という場にどのような影響を与えるか、ということは教皇にとって2番目のことなのは明らかだ」と指摘する。「非常にゆゆしい事態だ」と、ローマの主任ラビ、リッカルド・ディ・セーニ氏。今後の推移を見極めにくいと言う。



 教皇は「教会とキリスト教から自身が疎外されているとは思わず、現実を見ないで、バチカンを見ているだけ」だとか、十六世とは十六世紀のという意味ではないか、などの声をよそに、一途にその務めを果たしているのだ、とも見られる。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 「日本宣教の復興を求めて」 第39回日本信徒前進宣教会・東京大会 6月27日

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 拉致、性暴力、強制結婚… ナイジェリアの女性・少女たちが直面する「恐るべき」苦難

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • Gゼロ時代の津波石碑(10)【久保有政氏に聞く】仏教とキリスト教のつながり(前半) 山崎純二

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 神学の限界と突破口(5)第1章 主な論争と解決─「聖霊論」の論争 三谷和司

  • 両足に6本の指持って生まれた少年、キリスト教慈善団体の医療支援受け走れるように

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 日本福音同盟、新理事長に北野献慈氏

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

編集部のおすすめ

  • 「今、求められているのは、慰めと癒やし」 能登被災者支援でゴスペルコンサート

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.