Skip to main content
2025年12月15日19時22分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
  3. 北米

米南部バプ連盟議長、キリスト教ナショナリズムに警鐘 政教分離否定する議員発言念頭に

2022年10月13日18時11分
  • ツイート
印刷
関連タグ:南部バプテスト連盟(SBC)ナショナリズム政教分離米国
米南部バプ連盟議長、キリスト教ナショナリズムに警鐘 政教分離否定する議員発言念頭に+
南部バプテスト連盟(SBC)のバート・バーバー議長(写真:バプテスト・プレス / Sonya Singh)

米最大のプロテスタント教団である南部バプテスト連盟(SBC)のバート・バーバー議長は、教会が政府を動かすべきだという考えを非難し、そのようなことを追求すれば、キリスト教徒自身に対する迫害にもつながるとし、キリスト教ナショナリズムに対し警鐘を鳴らした。

「それは400年にわたるバプテストの歴史と、私が信教の自由について信じる全てに反するものです。私はキリスト教の支配、政府の運営に対する教会の支配という考えに反対です」

バーバー氏は、9日に放送された米CBSの報道番組「60ミニッツ」(英語)で、アンダーソン・クーパー記者のインタビューに応え、そう主張した。

「私がキリスト教ナショナリズムに反対するのは、イエスが彼の王国はこの世のものではないと言われたからです。また、キリスト教ナショナリズムが台頭するたびに、私のような人々が迫害されてきたからです。キリスト教ナショナリズムは、キリスト教徒でない人々を迫害するにとどまらず、キリスト教徒でありながら、その信仰の在り方が政府のそれとは異なる人々をも迫害することになるのです」

バーバー氏の発言は、ボーンアゲイン(新生)のキリスト教徒であると自認するローレン・ボーバート下院議員(コロラド州、共和党)のような著名人の発言を受けたもの。ボーバート議員はこの夏、教会が政府を動かすべきだと主張していた。

当選1期目のボーバート議員は6月、故郷の同州バサルトにあるコーナーストーン・クリスチャン・センターで行った演説で、次のように述べていた。

「教会は政府を指導すべきです。政府が教会を指導すべきではありません。それは建国の父たちが意図したところではありません」

そして、「この政教分離の戯言(たわごと)にはうんざりしています」と述べ、政教分離の原則は米国憲法には存在しないと持論を展開。政教分離の原則は、一通の手紙の中で言及されているのみで、「支持者たちが言うような意味は持たない」などと語っていた。

ボーバート議員が言及した手紙は、1802年にトーマス・ジェファーソン大統領(当時)がコネチカット州のダンベリー・バプテスト協会に宛てた手紙(英語)とみられ、「教会と国家を隔てる壁」という言葉が記されている。

ローレン・ボーバート
米コロラド州選出のローレン・ボーバート下院議員(写真:House Creative Services)

これに対し、弁護士や議会関係者、牧師、学者らからなる進歩的な信仰に基づく団体「宗教的自由のためのバプテスト合同委員会」(BJC)は、2019年に立ち上げたキャンペーンの中で次のように主張している。

「キリスト教ナショナリズムは、キリスト教と米国のアイデンティティーを融合させようとすることで、キリスト教信仰と米国の立憲民主主義の両方を歪めています」

また、BJCの関連団体「キリスト教ナショナリズムに反対するクリスチャン連合」(CACN)は、声明で次のように述べている。

「キリスト教ナショナリズムは、キリスト教が国家によって特権化されることを要求し、善良な米国人であるためには、キリスト教徒でなければならないと暗に示しています。それはしばしば白人至上主義や人種的抑圧と重なり、その隠れみのとなります。私たちはこの有害な政治的イデオロギーを拒否し、信仰と国家に対する脅威に反対するために、兄弟姉妹に私たちに加わるよう呼びかけます」

バーバー氏はこの他、中絶や同性婚、政治、そして米司法省がSBCの捜査に乗り出すきっかけになったSBC関係者による性的虐待問題などについても語った。

司法省は8月、米調査会社「ガイドポスト・ソリューションズ」が5月に発表した報告書で、SBCの指導者らが内部告発者に圧力を加え、教会を免責にしてきたことを明らかにしたことを受け、SBCに対する捜査を始めた(関連記事:米司法省、南部バプテスト連盟の「複数の組織」を捜査)。

南部バプテスト連盟
米テネシー州ナッシュビルにあるSBCの本部(写真:グーグル・ストリート・ビューより)

バーバー氏は、SBCの指導者らが、被害者を無視するだけでなく、「攻撃」していたと語った。

「私たちは、時には彼ら(被害者)の動機を非難し、時には彼らを攻撃しました。私がSBCの議長となった理由は、SBCの諸教会が(それまでの)指導者たちの行為を良しとせず、それらを正すために行動を起こしたからです。私は、私たちの広報のためにこのようなことをしているのではありません。神によく仕えたいからやっているのです」

バーバー氏は、議長を引き受けた理由について、「神が今、この瞬間にリーダーシップを発揮して、SBCが前進するのを助けるようにと私を呼んでいるように感じたからです」と話した。

また、同性愛者であることを公言しているクーパー氏を前に、同性愛を実践することは他の全ての罪と同様、善良なキリスト教徒やSBCメンバーであることと相いれないと明言した。

バーバー氏はこの他、2020年の米大統領選ではドナルド・トランプ前大統領に投票したが、翌21年1月に起きた連邦議会議事堂襲撃事件については非難していると述べた。また、ジョー・バイデン大統領のために「一貫して」祈っていると述べた。

「私はイエス・キリストの原理によって動かされたいと思います」とバーバー氏は言い、「それは暴徒らによる暴力を伴いはしません」と述べた。

※ この記事は、クリスチャンポストの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:南部バプテスト連盟(SBC)ナショナリズム政教分離米国
  • ツイート

関連記事

  • 【書評】渡辺靖著『白人ナショナリズム』 米黒人死亡事件の最中に読むべき最適の一冊

  • 繁栄の福音は「偽りの教え」 米南部バプテスト連盟が非難決議

  • 米南部バプテスト連盟、新議長にバート・バーバー牧師 1期で議長交代は数十年ぶり

  • トランプ氏続投と「誤って預言した」 ジェレマイア・ジョンソン氏が謝罪

  • フランクリン・グラハム氏、トランプ氏支持継続を表明しつつバイデン氏のためにも祈り呼び掛け

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • 旧統一協会の田中富広会長、道義的責任など理由に辞任 「謝罪の意を込めおわび」

  • サマリタンズ・パースの輸送機、南スーダンでハイジャックされる 容疑者は拘束

  • 希望に生きる 佐々木満男

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(12月15日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(2)

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 南・東南アジア各国で洪水・土砂崩れ、1700以上人が死亡 キリスト教団体が緊急支援

  • ワールドミッションレポート(12月14日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(1)

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

編集部のおすすめ

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.