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満ちあふれるほど豊かな人生にも、問題はあるのか 加治太郎

2022年6月10日22時42分 コラムニスト : 加治太郎
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こうしてサムエルは立って、ギルガルからベニヤミンのギベアに上っていった。サウルは共にいる民を数えてみたが、おおよそ六百人あった。(1サムエル13:15)

満ちあふれるほどに豊かな人生(参照・ヨハネ10:10)と耳にすると、問題のない、ただただ神様の憐(あわ)れみや祝福だけを受け取り続ける状態を意味すると勘違いしやすいものです。私もヨハネ10章10節の御言葉に関して、誤解している点がありました。実は、神様が約束されている満ちあふれるほどに豊かな人生は、そこに問題のあることを前提としています。逆に、何も問題がなければ、満ちあふれるほどに豊かな人生を歩み通すことはできません。この話を聞いて、驚かれる方も多いでしょう。

第一サムエル13章を読むと、サウルと共に居たイスラエルの兵隊は600人ほどだったのに対して、ペリシテ人は3万の馬車、6千人の騎手に加えて、砂浜の砂の数ほどの兵隊が居たと書かれています。この状況を見て、サウルは自らの力で問題を解決しようとしたため、神様はイスラエルの次の王として、主の御心を求めるダビデを任命されました。

イスラエルの民がエジプトを脱出して紅海を渡ったとき、モーセの信仰に神様が介入されました。その信仰によって、民は奇跡的に2つに分かれた紅海を歩み通し、一方エジプトの民は紅海の中で溺れ、戦死しました。その時にファラオ王は、エジプトの戦闘用の馬車、騎手、軍隊を全て動員したと書かれています(参照・出エジプト14章)。

クリスチャンは、勝利者以上の存在です。しかし勝利するということは、必ずそこに敵が存在します。敵が存在しなければ、勝負ではないからです(参照・ローマ8:37)。サウルは敵に直面したとき、信仰で歩み通すことを選択しなかったため、勝利を体験できませんでした。しかし、モーセは敵を目の前にしたとき、信仰によって歩み通し、勝利を体験しました。そして新約時代の今、私たちの敵は人間ではなく、サタン、悪魔なのです(参照・エペソ6:12)。

今、私たちが直面する、克服不可能と肉眼に映る山は何でしょうか。自力では到底克服できないからこそ、信仰が働くのです。聖書を読むと、克服不可能な状況を信仰によって乗り越え、大きな勝利を体験するストーリーが幾つもあります。私たちも挑戦を選択して、信仰を働かせましょう。信仰によって、あえて厳しい状況を選択することがかえって、満ちあふれるほどに豊かな人生を歩み通すことにつながるのです。

GOD BLESS YOU!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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