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永遠の視点から見て、最も大切にすべきものは何か 加治太郎

2022年5月13日13時35分 コラムニスト : 加治太郎
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こうしてペリシテびとは征服され、ふたたびイスラエルの領地に、はいらなかった。サムエルの一生の間、主の手が、ペリシテびとを防いだ。(1サムエル7:13)

神様はサムエルを通して豊かに働かれ、イスラエルは勝利を収め、平和も与えられていました。神様は、私たちがこの地上でも満ちあふれるほどに豊かな人生を歩み通すことを願われています(参照・ヨハネ10:10)。しかし、永遠の視点で見たときに、私たちが最も大切にすべきものは何でしょうか。今回のコラムでは、その中でも特に重要な「人格」、さらには「神様の働きの継承」に関して分かち合いたいと思います。

私たちの人格は、天国まで引き継がれます(参照・詩編24:3、4)。私たちが神様との交わりを大切にし、御言葉の恵みを素直に受け入れ続け、心が、考え方が、人格が変えられ続けることが大切です。それは、言動にも表れます。私たちの人格は、どのように成長していくものでしょうか。この地上での結婚、家族、経済、健康、仕事、教会のミニストリーなどが豊かに祝福されることも神様のご計画ですが、何よりも大切なのは、私たちの人格が成長することです。世界で最も成功する企業を起業し、経営し、有名になり、富を得たとしても、私たちが次の目的地である天国に持っていくものは、人格です。会社も、名声も、富も天国には持っていけないのです。

私自身が人格について最も恵みと成長を体験できたのは、無意識のうちに感じていた過度な恐れに勝利したときでした。大人になるまで実にさまざまな形で人に傷付けられてきたために、人に対する過度な不信感と恐れを抱いていたことを、聖霊様が示してくださいました。もう傷付けられたくないという思いから、自らを過度に守るように、自力で頑張っていました。この人々に対する過度な恐れが、人間関係以外の恐れにもつながるようになりました。

この傷が表面化し始めたのが中学校時代で、周囲の人々への恐れからか被害妄想などの思いを頻繁に抱くようになりました。ニュージーランドの大学に留学した頃からは、被害妄想の症状は若干少なくなったように感じられましたが、過度な恐れから自分を必要以上に追い込む症状は続き、長く苦しみました。信仰を持った後もこの症状は続き、半分諦め、水面下に隠し続け、そのような問題は無いようなふりをしていたところもあったと思います。このような心の状況下でも、さまざまなミニストリーで活動できたことは、神様の憐(あわ)れみによるものだと思います。しかし、信仰により大胆に踏み出せている自分もいたことで、私はさらに困惑するようになり、問題の根底がますます見えづらくなっていったのです。

この状況の中で、神様の御恵み(参照・ヨハネ1:16)に関して知り、さらには、神様が私たちに与えられている権威(参照・ルカ10:19)に関して学び、私の信仰生活はブレイクスルーを体験しました。すべての悪行や恐怖を含めた罪の根底には悪魔がおり、その悪魔は私の足元で神様により破壊されている(参照・ローマ16:20)ことを知り、悪魔に対して私の足元におるように命じることを実践しました。クリスチャンは主にあって征服者(参照・ローマ5:17)であり、勝利者以上の存在なのです(参照・ローマ8:37)。周囲の人々を通して体験したさまざまな悪行は悪魔の仕業であり、人間によるものではないことも御言葉によって知りました(参照・エペソ6:12)。さらには、あらゆる人々から受けた嫌な体験を手放し、むしろ尊敬を受ける(参照・箴言19:11)ことを選択しました。

しかし私はここで、自らの心を人々に開くことによってさらなる傷を受けるリスクを過度に恐れました。聖霊様は、私に仕掛けられるあらゆる悪の攻撃は成功しないことを御言葉(参照・イザヤ54:17)によって示され、私は恐れながらも神様を信頼することを選び、この上ない平安、安らぎと、肩の荷が降ろされた恵みを体験しました。何という素晴らしい恵みでしょうか。私が無意識のうちに感じていた過度な恐怖から解放されたのです。人々と接する私の姿勢が、神様の御言葉のベクトルと合わせられ、勝利を体験しているのです。最も大切である神様の愛(参照・1コリント13:13)が、私を通してますます豊かに現される恵みを体験しています。そして、人間関係以外で感じる恐れに関しても、イザヤ54章17節の御言葉を告白し、宣言することに加え、悪魔に命じて、私の足元に置き続けることにより、勝利の信仰生活を体験し続けているのです。

次に、次世代の信徒たちに信仰を継承することについては、どのように取り組んでいるでしょうか。さまざまな形で信仰は継承できますが、私たちが天国に行った後も信仰の継承が続けられるシステムを建て上げることは大切です(参照・1コリント3:10)。私たちが経営する会社、牧会する教会は、私たちが天国に行った後も、神様の国が前進できるように、福音の伝道が推進され続けるように、健全に成長できるような土台を建て上げられているでしょうか。私たちが経営したり、牧会したりする立場ではなくても、神様の国が前進する目的で存在する組織においては、私たちが天国に行った後も働きが継続され、影響力が増し加えられるような土台を築き上げることが大切です。

神様が私たちを通して豊かに働かれ、まず私たちの人格がキリストのようにますます成長し続けますように。さらには、私たちのこの地上でのミニストリーが、次世代の信徒たちにもしっかりと受け継がれていきますように。

GOD BLESS YOU!

◇

加治太郎

加治太郎

(かじ・たろう)

2000年に在ニュージーランド、オークランド韓人教会で受洗。05年より音楽賛美ミニストリーをスタートし、日本各地、韓国、中国、米国などを巡回。CDリリースや、毎週、沖縄と鹿児島でラジオ番組も行い、福音を伝える働きを進める。07年にはクリスチャン社会人を励ますことをビジョンにSPREADミニストリーをスタートし、東京、千葉、埼玉、名古屋などで定期的に15年まで集会を行う。19年には世界の東と西をつなぐことをコンセプトに、広告代理店 Taro Kaji Office, LLC を設立。16年からは家庭礼拝を中心に、20年には東京ベイバイブルフェローシップをスタート。キリストを通して、人々が満ちあふれるほどに豊かな人生を歩むことに情熱を注ぐ。妻と一男一女の4人家族。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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