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世界宣教祈祷課題

世界宣教祈祷課題(5月16日):英国

2022年5月16日09時31分 執筆者 : 奥山実
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イギリス/英国+
英国の国旗(写真:Rodrigo Santos)

この課題で幾度か取り上げた、同性愛者を異性愛に立ち返らせることを目的とする「転向療法」の禁止法(2月19日カナダ課題、1月19日ニュージーランド課題参照)が、カナダ(昨年12月8日)、フランス(1月25日)、ニュージーランド(2月15日)と、ここ数カ月以内に各国の議会で次々に可決成立している。

英国もこれに続き、政府は3月31日、「転向療法禁止法案」を提出した。この法案をめぐっては、英政府は数時間内に当初案を二重に撤回するなど、その対応が揺れている。

英メディアのITVがリークした文書によると、政府は転向療法禁止法案を一度完全に取り下げ、現行法で対処する方針が確認された。「首相は、転向療法禁止法案を通すべきではないことに合意した」と、その文書には書かれていたのだ。しかしこれに対するLGBT団体からの即時の猛烈な反発を受け、政府はこの決定を覆し、5月の議会開会の女王スピーチに法案を盛り込む予定とした。

そうとしながらも政府は「それはゲイ(LGB)の転向療法だけを対象とし、トランス(T)は除外する」とした。つまり、この法案では「ある人の性的指向を変えようとする行為は違法とするが、性自認を変えようとする行為は適法だ」ということである。

それでもこの決定は、転向療法禁止に反対するキリスト教徒にとって、アイデンティティーに関する合意の上での会話、聖書研究、祈りといった教会の日常の働きが違法とされる余地を残している。

英国の聖書的な牧師たちは昨年末、転向療法禁止法案によって日常的な牧会上の活動が違法とされる懸念があるとして声を上げ、法案への反対声明に2546人の牧師たちの署名を集めた。

ところが、LGBT活動家にしてバプテスト派の牧師であるスティーブ・チョーク氏は、LGBだけでなくTも転向療法禁止の対象に含むべきだとジョンソン首相へ抗議の手紙を書いた。加えて前カンタベリー大主教のローワン・ウィリアムズ氏までもがこの手紙に賛同の署名をしたのだ。

これに対し、聖書信仰に堅く立つ英クリスチャン・インスティテュートの副所長キアラン・ケリー氏は「元大司教が、救いと弟子化についてこれほど理解不足であることは注目に値するようです」「キリストに改宗(転向)するということは、自分のために生きることをやめ、神のために生き始めるということです」「私たちは世の中の価値観ではなく、正典の教えに従わなければなりません。私たちの人生は、聖霊の助けを得て、よりキリストに似た存在になろうとする、継続的な聖化の過程なのです」とコメントした。

今まで当たり前とされてきた、聖書に立脚する倫理や価値観が、それを表明し、従おうとするとき「違法」とされつつある「異常」な時代にわれわれは生きている。正気を保って生きるのがますます困難だ。

西側世界の反聖書的価値観の構築は、欧米において最も激しい。

プロテスタントの宣教師が世界中に雄飛し「偉大なる世紀」と呼ばれた19世紀の世界宣教拡大は、まさに英国の教会がけん引したのだ。神がこれを覚えてくださり、再び熱いリバイバルの炎が英国と欧州に降るように祈っていただきたい。

■ 英国の宗教人口
聖公会 36・2%
プロテスタント 8・3%
カトリック 8・6%
無神論 34・5%
正教 1・1%
ユダヤ教 0・4%

※ この記事は、世界宣教センター所長の奥山実牧師のフェイスブックに掲載された「世界宣教祈祷課題」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
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