Skip to main content
2021年2月26日22時00分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. お知らせ

編集長就任あいさつ 井手北斗

2019年12月25日20時23分 記者 : 井手北斗
  • ツイート
印刷
関連タグ:国際基督教大学(ICU)宮村武夫永田竹司
井手北斗+

この12月から、故宮村武夫名誉編集長の後を継ぎ、編集長に就任させていただきました井手北斗です。以前、クリスチャントゥデイで記者をしていた経験があり、また宮村先生の孫弟子に当たることもあり、これまでの歩みを振り返りつつ、祈った末、編集長として働くことを決めました。就任のあいさつに当たり、自己紹介と抱負を述べさせていただきたいと思います。なお、私の信仰の証しについては、クリスチャントゥデイの公式ブログで詳しく記していますので、ご興味がある方はそちらをご覧ください。

私は、国際基督教大学(ICU)在学中に、韓国出身の宣教師との出会いが与えられ、教会に導かれました。そして聖書を学び、イエス・キリストを救い主として受け入れ、クリスチャンになってからは、キャンパス内で学生伝道をしたり、宣教に役立てたいと、専攻を物理から計算機科学に変えたり、理系でありながらも、永田竹司先生の新約学や並木浩一先生の旧約学、ヘブライ語など、キリスト教関係の授業も受けたりしました。永田先生は当時、大学の宗務部長でありICU教会の牧師でもあったため、頻繁に牧師室兼宗務部長室に遊びに行っては信仰や宣教について議論したり、助言や指導を受けたりしました。

しかし、私の当時の伝道スタイルはICUの雰囲気になじまず、キャンパス内での学生伝道はなかなかうまくいきませんでした。そんな中で出会ったのが、キリスト教のインターネット新聞であるクリスチャントゥデイでした。当時は、記者として記事を書いたり、大学で学んだ情報技術を生かしたりして、この文書伝道の働きに貢献することができました。クリスチャントゥデイ創業者の高柳泉や、当時は記者だった現社長の矢田喬大とはこの頃一緒に働き、困難を共に乗り越えた戦友のような存在です。一方、当時通っていた開拓教会が経済的な理由により解散したため、同級生が通っていた東京バプテスト教会(TBC)に通うようになるという信仰生活の変化も、ちょうどこの頃にありました。

ICU卒業後は、自分が学んだ情報技術を宣教のために生かしたいと考え、キリスト教宣教のための情報技術者を養成する学部のある米国のオリベット大学に進学し、修士課程で神学と情報工学を学びました。修士課程修了後は博士課程に進み、情報技術を生かした実践的な宣教学の研究をしつつ、大学の非常勤講師やスタッフとして働きました。また、オリベット大学の卒業生らが開拓伝道した教会が形成した教団であるオリベット・アッセンブリーで牧師按手を受け、情報技術者の伝道団体・奉仕団体であるG&IT(Gospel & Information Technology)でも、献身者として奉仕をしました。

そのようにして米国で10年ほど学びと献身の生活を送っていたころ、永田先生が宮村先生の教え子であり、自分は宮村先生の孫弟子に当たることを知るようになりました。日本に帰国した際には、宮村先生や永田先生にお会いして、各先生と親しい交わりの機会を持つことができました。しかし米国に戻ってしばらくして、宮村先生が天に召され、クリスチャントゥデイが新編集長を探しているとの知らせを受けたのです。そして長年、牧師・神学校教師として歩まれてきた宮村先生が、それらの経験を「この時のため」(エステル4:14)と受け止め、編集長に就任されたように、私も、これまでの経験は神様が自分をこの道に召し出すためのものだったと信じ、宮村先生の後を引き継がせていただくことになりました。

さて、編集方針としては、まずはクリスチャントゥデイの報道理念に従い、これから逸れない紙面を作りたいという抱負があります。そして、それを踏まえた上で、短い人生経験ながらも、日米韓のキリスト教界でさまざまなクリスチャンと接してきた経験から、自分なりに考えたキリスト教ジャーナリズムのあるべき姿、自分の代で目指したいクリスチャントゥデイの編集の在り方を以下に述べたいと思います。

1. ジャーナリズムは、中立公正を基盤としながらも、特定の価値観に基づいてなされます。キリスト教ジャーナリズムは、十字架につけられ、復活され、われわれを救ってくださった神の子、イエス・キリストの教えに基づいていなければなりません。私は、聖書はすべて誤りなき神の御言葉であり、信仰と生活の唯一の基準であると信じます。そしてその基準に照らし合わせ、個人や団体の政治的傾向にかかわらず、その都度その言動に対して「はい」と言うべきことは「はい」と言い、「いいえ」と言うべきことは「いいえ」と言うべきだと信じます(マタイ5:37)。これは、宮村先生が編集長就任のあいさつで語っていたことでもありました。一方、賛否の分かれる事象は両論併記を目指し、読者に判断の助けとなる材料を提供するよう努めるべきだと信じます。

2. ジャーナリズムは、それを担う個々の媒体においてそれぞれの方針に基づいて行われます。クリスチャントゥデイの報道理念には「実践的四大方針」があり、その第2項で「宣教第一主義」を掲げています。この言葉は、宣教以外のことを第一とし、宣教を第二とするすべての事柄に対するアンチテーゼであり、優先順位の確認でもあります。キリスト教ジャーナリズムは、日本と世界の宣教に寄与し、良いことの知らせ(福音)を伝える足(ローマ10:15)となることを第一の存在理由にすべきだと信じます。

3. ジャーナリズムは、権力が濫用されていないか監視する責務があります。キリスト教ジャーナリズムは特に、キリスト教界の権力が適正に用いられているかを検証する義務があります。「裁きを曲げてはいけない」と叫ぶ者の声になるべきであり、悪の道や不正から離れて生き延びるように警告する者の声になるべきだと思います。警告することで悔い改めが起きればそれでよし、悔い改めが起きなくてもキリスト教ジャーナリズムはその責務を果たしたことになります。しかし、気を付けるべきことは、鼻で息をする人間を恐れ、死んだ後でゲヘナに投げ込む権威のある神を畏れず、警告すべきときに警告をしないとき、神はキリスト教ジャーナリズムにその責任を問われると信じます(エゼキエル3:17~21)。

4. ジャーナリズムは、読者の「知る権利」の行使を補助する道具でなければいけません。読者の知りたいと願う情報を、さまざまな制約のある読者に代わって取得し、読者に伝える使命があります。キリスト教界に関わるさまざまな人々、キリスト教に関心のある一般の人々をはじめとして、求道者もクリスチャンも牧師も神学者も、教会の役員も教団の理事も皆、読者であり、それぞれ平等に「知る権利」を持っています。キリスト教ジャーナリズムは、キリスト教界を一つの体に例えると、神経のような役割を担う存在ではないかと思います。神経が機能しなければ、痛みも、満腹か空腹かも感じないのと同じです。宮村先生が生前、編集会議で語られていたように、クリスチャントゥデイがキリスト教ジャーナリズムとして健全に機能すれば、一つの教会の中だけでなく、より広くキリスト教界全体が、「喜ぶ者と喜び、泣く者と泣く」(ローマ12:15)ことを可能とする存在になれると信じます。

以上をもって、編集長就任のあいさつとさせていただきます。

関連タグ:国際基督教大学(ICU)宮村武夫永田竹司
  • ツイート
▼クリスチャントゥデイからのお願い

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ロシアの反体制派指導者ナワリヌイ氏、裁判所で聖書を引用

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(6)イエス様は今、何をしているの(自分のために)?

  • 無神論からキリスト教信仰へ C・S・ルイスの回心描く映画、年内にも公開へ

  • 12歳のキリスト教徒の少女、誘拐後に性的暴行受け強制改宗・結婚 裁判所が解放を命令

  • 「聖書は神の言葉ではない」 進歩主義の米教会がSNSの投稿で炎上

  • 主は生きておられる(173)もう春ですよ 平林けい子

  • 光は闇に勝利する 穂森幸一(177)

  • 願ったらかなうのか? 菅野直基

  • 「山上の説教」に基づいた回復の働き「セレブレイト・リカバリー」 創始者のジョン・ベーカー氏死去

  • 世界宣教祈祷課題(2月26日):世界の視聴覚障害者たちのために

  • 「聖書は神の言葉ではない」 進歩主義の米教会がSNSの投稿で炎上

  • 2021年の「レント(四旬節)」始まる、きょう「灰の水曜日」 その意味と由来

  • 無神論からキリスト教信仰へ C・S・ルイスの回心描く映画、年内にも公開へ

  • ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

  • 12歳のキリスト教徒の少女、誘拐後に性的暴行受け強制改宗・結婚 裁判所が解放を命令

  • 「クリスチャンだからこそ、もっと知って祈って関わってほしい」 人身取引に取り組む「ゾエ・ジャパン」

  • 「山上の説教」に基づいた回復の働き「セレブレイト・リカバリー」 創始者のジョン・ベーカー氏死去

  • 委ねる 佐々木満男

  • ビジネスと聖書(10)「すごさ」の認め方 中林義朗

  • IS斬首のコプト教徒21人、殉教から6年 記念式典に教皇やカンタベリー大主教ら

  • 2021年の「レント(四旬節)」始まる、きょう「灰の水曜日」 その意味と由来

  • 日本脱カルト協会理事、準強制わいせつ容疑で逮捕

  • コロナ禍で増える自殺、奥田知志牧師「宗教にできること、いっぱいあるのでは?」

  • 「聖職者による性被害の法的責任を正面から提起」 聖路加チャプレン訴訟第1回口頭弁論

  • 令和時代の「ヤクザ映画」考 「ヤクザと家族 The Family」と「すばらしき世界」

  • 「聖書は神の言葉ではない」 進歩主義の米教会がSNSの投稿で炎上

  • 2020年版『宗教年鑑』発表 キリスト教系は信者数・宗教団体数・教師数で微減

  • 中国のキリスト教人口、2030年に3億人か 共産党指導部に募る危機感

  • ラビ・ザカリアス氏性的不品行問題、独立調査の最終結果発表 団体が謝罪

  • 同志社の次期総長に現職の八田英二氏

編集部のお勧め

  • パンデミック時代の宗教の可能性探る IPCR国際セミナーで日中韓のキリスト者も発題

  • コロナ禍で増える自殺、奥田知志牧師「宗教にできること、いっぱいあるのでは?」

  • 日本から遠く離れた地の日本人伝道最前線 駐在員家族120人に福音伝える英語教室

  • 「開拓伝道は失われた人々への憐れみの心」 第23回断食祈祷聖会1日目

  • クリスチャン画家の山田桂子さんが姫路市美術展に入選 日米でアートミニストリー展開

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 論説委員・編集部
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 問い合わせ・アクセス
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2021 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.