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編集長就任あいさつ 井手北斗

2019年12月25日20時23分 記者 : 井手北斗
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関連タグ:国際基督教大学(ICU)宮村武夫永田竹司
井手北斗+

この12月から、故宮村武夫名誉編集長の後を継ぎ、編集長に就任させていただきました井手北斗です。以前、クリスチャントゥデイで記者をしていた経験があり、また宮村先生の孫弟子に当たることもあり、これまでの歩みを振り返りつつ、祈った末、編集長として働くことを決めました。就任のあいさつに当たり、自己紹介と抱負を述べさせていただきたいと思います。なお、私の信仰の証しについては、クリスチャントゥデイの公式ブログで詳しく記していますので、ご興味がある方はそちらをご覧ください。

私は、国際基督教大学(ICU)在学中に、韓国出身の宣教師との出会いが与えられ、教会に導かれました。そして聖書を学び、イエス・キリストを救い主として受け入れ、クリスチャンになってからは、キャンパス内で学生伝道をしたり、宣教に役立てたいと、専攻を物理から計算機科学に変えたり、理系でありながらも、永田竹司先生の新約学や並木浩一先生の旧約学、ヘブライ語など、キリスト教関係の授業も受けたりしました。永田先生は当時、大学の宗務部長でありICU教会の牧師でもあったため、頻繁に牧師室兼宗務部長室に遊びに行っては信仰や宣教について議論したり、助言や指導を受けたりしました。

しかし、私の当時の伝道スタイルはICUの雰囲気になじまず、キャンパス内での学生伝道はなかなかうまくいきませんでした。そんな中で出会ったのが、キリスト教のインターネット新聞であるクリスチャントゥデイでした。当時は、記者として記事を書いたり、大学で学んだ情報技術を生かしたりして、この文書伝道の働きに貢献することができました。クリスチャントゥデイ創業者の高柳泉や、当時は記者だった現社長の矢田喬大とはこの頃一緒に働き、困難を共に乗り越えた戦友のような存在です。一方、当時通っていた開拓教会が経済的な理由により解散したため、同級生が通っていた東京バプテスト教会(TBC)に通うようになるという信仰生活の変化も、ちょうどこの頃にありました。

ICU卒業後は、自分が学んだ情報技術を宣教のために生かしたいと考え、キリスト教宣教のための情報技術者を養成する学部のある米国のオリベット大学に進学し、修士課程で神学と情報工学を学びました。修士課程修了後は博士課程に進み、情報技術を生かした実践的な宣教学の研究をしつつ、大学の非常勤講師やスタッフとして働きました。また、オリベット大学の卒業生らが開拓伝道した教会が形成した教団であるオリベット・アッセンブリーで牧師按手を受け、情報技術者の伝道団体・奉仕団体であるG&IT(Gospel & Information Technology)でも、献身者として奉仕をしました。

そのようにして米国で10年ほど学びと献身の生活を送っていたころ、永田先生が宮村先生の教え子であり、自分は宮村先生の孫弟子に当たることを知るようになりました。日本に帰国した際には、宮村先生や永田先生にお会いして、各先生と親しい交わりの機会を持つことができました。しかし米国に戻ってしばらくして、宮村先生が天に召され、クリスチャントゥデイが新編集長を探しているとの知らせを受けたのです。そして長年、牧師・神学校教師として歩まれてきた宮村先生が、それらの経験を「この時のため」(エステル4:14)と受け止め、編集長に就任されたように、私も、これまでの経験は神様が自分をこの道に召し出すためのものだったと信じ、宮村先生の後を引き継がせていただくことになりました。

さて、編集方針としては、まずはクリスチャントゥデイの報道理念に従い、これから逸れない紙面を作りたいという抱負があります。そして、それを踏まえた上で、短い人生経験ながらも、日米韓のキリスト教界でさまざまなクリスチャンと接してきた経験から、自分なりに考えたキリスト教ジャーナリズムのあるべき姿、自分の代で目指したいクリスチャントゥデイの編集の在り方を以下に述べたいと思います。

1. ジャーナリズムは、中立公正を基盤としながらも、特定の価値観に基づいてなされます。キリスト教ジャーナリズムは、十字架につけられ、復活され、われわれを救ってくださった神の子、イエス・キリストの教えに基づいていなければなりません。私は、聖書はすべて誤りなき神の御言葉であり、信仰と生活の唯一の基準であると信じます。そしてその基準に照らし合わせ、個人や団体の政治的傾向にかかわらず、その都度その言動に対して「はい」と言うべきことは「はい」と言い、「いいえ」と言うべきことは「いいえ」と言うべきだと信じます(マタイ5:37)。これは、宮村先生が編集長就任のあいさつで語っていたことでもありました。一方、賛否の分かれる事象は両論併記を目指し、読者に判断の助けとなる材料を提供するよう努めるべきだと信じます。

2. ジャーナリズムは、それを担う個々の媒体においてそれぞれの方針に基づいて行われます。クリスチャントゥデイの報道理念には「実践的四大方針」があり、その第2項で「宣教第一主義」を掲げています。この言葉は、宣教以外のことを第一とし、宣教を第二とするすべての事柄に対するアンチテーゼであり、優先順位の確認でもあります。キリスト教ジャーナリズムは、日本と世界の宣教に寄与し、良いことの知らせ(福音)を伝える足(ローマ10:15)となることを第一の存在理由にすべきだと信じます。

3. ジャーナリズムは、権力が濫用されていないか監視する責務があります。キリスト教ジャーナリズムは特に、キリスト教界の権力が適正に用いられているかを検証する義務があります。「裁きを曲げてはいけない」と叫ぶ者の声になるべきであり、悪の道や不正から離れて生き延びるように警告する者の声になるべきだと思います。警告することで悔い改めが起きればそれでよし、悔い改めが起きなくてもキリスト教ジャーナリズムはその責務を果たしたことになります。しかし、気を付けるべきことは、鼻で息をする人間を恐れ、死んだ後でゲヘナに投げ込む権威のある神を畏れず、警告すべきときに警告をしないとき、神はキリスト教ジャーナリズムにその責任を問われると信じます(エゼキエル3:17~21)。

4. ジャーナリズムは、読者の「知る権利」の行使を補助する道具でなければいけません。読者の知りたいと願う情報を、さまざまな制約のある読者に代わって取得し、読者に伝える使命があります。キリスト教界に関わるさまざまな人々、キリスト教に関心のある一般の人々をはじめとして、求道者もクリスチャンも牧師も神学者も、教会の役員も教団の理事も皆、読者であり、それぞれ平等に「知る権利」を持っています。キリスト教ジャーナリズムは、キリスト教界を一つの体に例えると、神経のような役割を担う存在ではないかと思います。神経が機能しなければ、痛みも、満腹か空腹かも感じないのと同じです。宮村先生が生前、編集会議で語られていたように、クリスチャントゥデイがキリスト教ジャーナリズムとして健全に機能すれば、一つの教会の中だけでなく、より広くキリスト教界全体が、「喜ぶ者と喜び、泣く者と泣く」(ローマ12:15)ことを可能とする存在になれると信じます。

以上をもって、編集長就任のあいさつとさせていただきます。

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