英国、キリスト教徒など宗教的少数派の処遇めぐりイランに懸念表明

2019年11月20日18時01分 印刷
+英国、キリスト教徒など宗教的少数派の処遇めぐりイランに懸念表明
イラン議会(写真:Mahdi Sigari)

キリスト教徒や他の宗教的少数派の扱いをめぐり、英国がイランに対し懸念を表明した。

スイス・ジュネーブで開催された国連人権理事会の第34回普遍的定期審査で、ミリアム・シャーマン英国代表は声明を発表し、国際法遵守におけるイランの「過失」を「深く懸念している」と述べた。

声明で強調された具体的な内容には、イラン市民や在留外国人に対する恣意的拘禁、虐待などがある。シャーマン氏はイランに対し、拘留者への拷問や非人道的な扱いの禁止、刑事責任を問われている被疑者らが弁護士を立て、公平な裁判を受ける権利の保証などを求めた。さらに強制的な早期の結婚など、児童に対する性的搾取についても調査すべきだと訴えた。

「宗教的少数派、特にバハーイー教徒やキリスト教徒に対する差別を懸念しています」

「イランが国際的な法的義務を遵守できていないこと、また、恣意的拘留がなされていることを深く懸念しています。イランでは市民や二重国籍者が不明確な容疑で逮捕され、正当な手続きを拒否され、虐待の対象とされています」

迫害監視団体「米国オープン・ドアーズ」は、キリスト教徒に対する迫害がひどい上位50カ国をまとめた「ワールド・ウォッチ・リスト2019」(英語)で、イランを9番目に位置付けている。同国ではキリスト教に改宗したり、福音を宣(の)べ伝えたりすることは違法とされており、地下教会の牧師や教会員は常に、恣意的な逮捕や投獄などリスクを抱えている。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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