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闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(90)Xへの手紙 佐伯玲子

2019年7月29日14時56分 コラムニスト : 佐伯玲子
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関連タグ:佐伯玲子

墓信仰Xの“洗脳”によって購入した「“洗脳グッズ”残金請求問題」は、いろいろあったものの、最終的に「内容証明書」を送り、無事に幕引きとなりました(89回参照)。主がすべてを導いてくださり、その過程の中で、必要な人、必要な知恵を与えてくださったおかげです。感謝致します。

今回は、内容証明書に記載できなかった詳細(文字制限のため)を書き記し、別送した手紙をご紹介させていただきます。同様の問題で悩まれていらっしゃる方々のご参考になれば幸いです。Xが、どのように信者たちを縛っていたのか?その実態を凝縮した内容となっております。

【内容証明に添える詳細事項】
(※プライバシー保護により、個人名・団体名を匿名にするなど、一部変更致しております。)

●(領収書を一切頂けなかった経緯について)

以前、当時の受け付けの方に、「領収書は頂けますか?」と伺ったところ、「ここは、そういう場所ではない。神様事に対し非常識だ!」と怒られ、断られました。今なら非常識と思える対応に、「聞いた自分が悪かった」という自責の念を感じ、また、叱責された恐怖で、以降、請求ができませんでした。いくら支払ったかを証明する書類は、スタッフ名、日付、残額が書かれたメモだけでした。が、先日、そちらから請求された金額が、その約4倍もあり、不信感が増しました。

●(健康被害)

手術や検査などの医療行為を受けようとすると、必ず「先祖の墓地がいじられていることが、病気の根本的原因なのだから、墓をしっかり清めてからでなければ、いくら手術しても治らない。逆に悪くなる。手術も失敗する。命が危険」と、何度もY先生(教祖)に止められたことで、病状は悪化。結果、大掛かりな手術となりました。病院に行く際は必ず伝えるよう、Y先生から言われていましたので、「報告しなければ行けない」という脅迫観念から、内緒で行くことはできませんでした。

なぜなら、内緒で病院に行き、治療が元で重篤になった人に対し、熱心な信者の方々が、「罰が当たった!」と言わんばかりに激しく酷い口撃をしたり、また、医学的治療から離れられない人たちに対しての“不信心的批判”などを聞くにつけ、「逆らったら怖い、厄介だ」と思いました。 また、「私ではなく、私の後ろのお方が怖いのよ」というY先生の言葉を聞く度、「X(実名)神を怒らせたら恐ろしいことが起きる!」と、常に恐怖心を抱き、逆らえませんでした。

●(経済的被害)

「コレを持っていなければ、身に付けていなければ、家に置いていなければ、さまざまな災いが起こる」と言われ、その大きな不安と恐怖から、苦しい家計にもかかわらず、無理して数多くのX品を購入して参りましたが、さすがに、「これ以上は無理」と断ると、「何か起きてからでは遅い。お金はいつでもいいから、とにかく持って行きなさい」と、強制的に購入せざるを得ない状況に至ったことが何度もありました。そういった、Y先生の勧めに従わないと、また、熱心な信者の方々から攻撃される訳ですから、「買わない選択は許されない」と感じ、その精神的ストレスは多大なものでした。

今は、キリストの真理、また法的関係者を通して、上記事柄が一般常識として、また霊的見解において間違っていると分かり、「自分は洗脳されていたのだ!」ということに気付きました。うちの墓地が工事中でもあり、一切墓参をしないまま、 大きな手術を2つも致しましたが、どちらも無事成功し、速やかに癒やされました。

以上の理由により、本来なら精神的、肉体的、経済的に受けた賠償を求めたいところではございますが、これ以上、嫌な争いを致したくはありません。よって、この書面を持ちまして終わり、とさせていただきます。今後、私がXに関わることは一切ございません。ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

これだけの訴えをした私は、きっと、それまでの脱会者同様、「Xに、後ろ足で砂を掛けて出て行った、恩知らずな悪者」として、Y氏の説法タイムで繰り返し言われ、大いに同意する信者たちで盛り上がっているのだろう、と思っていました。が、後に、コラムを読んで連絡を下さった元信者の方に聞くと、不思議と私のことは一切、話題に上らなかったそうです。イエス様が「呪いの言葉」になる口撃から守ってくださったのでしょう。

「狂信的墓参信仰の宗教団体“X”」との出会い。その背後に働いていた「暗闇の支配者」によって洗脳され、家庭崩壊、離婚、度重なる病気と怪我、経済的貧困 etc・・・と、すべてを奪われ、完全に滅ぼされる寸前、イエス・キリストによって救われ、「死」から「命」へ移され、「呪い」は「祝福」に、「恐れ・苦しみ・悲しみ」は、「喜び・癒やし・平安・愛」に変えられました。的外れだった人生の矢は、イエス様という「命の的」に受け止められ、正しい道へと方向転換できたのです。

そして、ここからさらなるステージへと、導かれていくのです!

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◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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