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闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(88)副鼻腔炎の手術 佐伯玲子

2019年7月1日12時16分 コラムニスト : 佐伯玲子
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2013年11月13日午後1時、副鼻腔炎の手術が始まりました。全身麻酔、内視鏡による手術。この日、母は立ち会えませんでしたが、S先生(所属教会主任牧師)が立ち会ってくださり、元夫Aと息子も来てくれました。

昔の、顔の皮をめくり上げる大掛かりな手術も、今は内視鏡で行えるようになり、体の負担が随分と軽減された、とはいうものの、私の場合、市販点鼻薬の長期使用により、鼻中の皮膚が薄くもろくなっていて、大量出血を繰り返す中、すべての鼻腔から膿とポリープ(海ブドウ状)を除去、湾曲した鼻中隔の骨を削る矯正、最後に骨化したラスボス「後鼻孔ポリープ」(腫瘍の正式名称)の取り出し、という盛りだくさんの内容だったため、相当ハードな手術だったそうです。

麻酔から覚め、ストレッチャーでICUへと運ばれる中、助手の先生が、透明カプセルに入った"ラスボス"を私の目の前にかざし、「ほら、こんな大きなモノが取れたよ!良かったね~!」とうれしそうに見せてくださいました。視神経近くに君臨していたラスボスは、真っ白くて丸く、イイダコの頭大の大きいものでした。放置し続けていたら、さらに巨大化と骨化が進み、視神経を圧迫して目に影響が出て、もっと困難な手術になっていたことでしょう。

ICUに入り、ホッと一息付くや否や、ガーゼと綿を大量に詰められていた両鼻から、ポタポタと血が溢れ出しました! 執刀医のY先生と助手の先生が駆け付け、止血処置してくださったのですが、その処置というのが、強烈!痛烈!オーッ猛烈!! 私の鼻をギュッと摘み上げ、ギュイーーッと力強く押さえつけるではありませんか(:*O*:)。鼻の奥の奥までパンパンにガーゼと綿を詰められているだけでも相当痛いところに、さらに輪をかけた驚異的圧迫をされたものですから、その激痛たるや・・・。が、中盤から痛みを通り越し、何とも言い表せぬ不思議な世界へと思考が飛び、痛いのかどうかも分からなくなっていました。人間の体は実にうまく出来ているものです(笑)。天のお父様、感謝致します!

鼻をつままれ、強く圧迫されたまま、時は流れ流れて約1時間・・・。ようやく出血は完全に止まり、激しい攻防戦を無事勝利しました。「よく頑張ったね。お疲れ様」と言われましたが、長時間ずっと止血してくださった助手の先生も、相当お疲れになったことでしょう。本当に感謝でした。X教とつながっていたとき、同大学病院の医師から酷い仕打ちを受け、傷付いた苦い記憶を、イエス様は感謝と感動の良い思い出で上書きし、忘れさせてくださいました。

その後、入院中のガーゼ交換などの処置のたび、大量の鼻血が出て、通常より鼻の詰め物を取る時期こそ遅れたものの、着実に回復へと向かい、ついに長~いガーゼの詰め物(1メートルほどあったかも?!)を取り除いたとき・・・驚異の鼻通りの良さに、歓喜の雄叫びを上げたくなりました。息苦しい夜は終わったのです! 口呼吸しかできないことで、風邪やインフルエンザにかからないか?と、怖くて片時もマスクを外せなかった苦しみから解放された!・・・その感動は最高でした!!! 息ができない=「死」に打ち勝った!!と言っても過言ではありません。

そして、予定より1日早く、5日で退院。これで、私の動きを封じていた“邪悪な2つの巨大な塊”は、すべて追い出されたのです。術後の経過も順調で、バセドウ病の症状も数値が安定し続け、投薬量も減りました。「さあ、これで加速をつけ前進だ!」と、意気込んだ矢先・・・Xから新たな攻撃が勃発したのです!

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◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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