神戸国際支縁機構、倉敷市真備町に現地入り 炊き出し300食を毎日13日まで

2018年7月9日12時07分 印刷
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屋根の上まで避難し、その後消防士に救出されたことを涙ながらに話す妹尾春子さん=8日、倉敷市立第二福田小学校(同市福田町)で(写真:神戸国際支縁機構提供)
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神戸国際支縁機構(神戸市)は8日午後、大雨により堤防が決壊し大規模な水害に見舞われた岡山県倉敷市真備(まび)町に現地入りし、全国各地から集まったスタッフや関係者ら7人で炊き出しを行った。炊き出しは毎日300食を13日まで行う。

同機構会長で牧師の岩村義雄氏によると、倉敷市立第二福田小学校(同市福田町)には、真備町から最も多い296人が避難している。おにぎりやパン、衣類などの食糧や物資は十分届けられていることから、持ち込んだプロパンガスとコンロを使って温かい汁物を作り、希望する避難者に提供した。真備町では携帯電話は通じない状態で、復旧には少なくとも1カ月はかかるだろうというのが人々の推測だという。

今回の大雨では、1級河川である高梁川の支流、小田川の堤防が約100メートルにわたって決壊した。決壊したのは、小田川と高梁川の合流地点から約3キロ上流の真備町中心部近くだった。岩村氏によると、真備町の住民はかつてからこの合流地点について洪水の心配をしてきたという。

一方、家の2階に避難すれば大丈夫と考えていた人も多く、2階の天井まで水があふれるとは誰も予測していなかった。脳梗塞の後遺症で車いす生活をしている妹尾春子さん(76)は、息子にバスタオルでくるまれて屋根の上までかつぎ上げられ、その後消防士によって救助されたという。

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避難者の大学生、高校生と話す神戸国際支縁機構の岩村義雄会長(右)。6日午後10時に小田川の様子を見に行ったときは3メートルほどゆとりがあったが、その後数時間で増水して真備町が水で覆われたという。(写真:同機構提供)

岩村氏は「慢心がもたらす悲劇は、東日本大震災や熊本・大分地震、九州北部豪雨でも共通しています」と警鐘を鳴らす。またこうした被災時にこそ「何に全幅の信頼を置くか、家族の大黒柱である父親、あるいは財産、堅固な家などの目に見えるものを信頼しても報われないことについて省察することが大切」と話す。

東北には震災直後から毎月1回、80回以上訪問しており、「物資提供が中心ではなく、痛みや苦しみ、怒り、悔しさでめげている人たちとの対話を心掛けています。貧しい人々の中にキリストは臨在しておられます」と話している。

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避難所となっている倉敷市立第二福田小学校内の様子(写真:同機構提供)

同機構では、大雨被災者のための救援金の募集も行っている。振込先は下記の通り。

■ 郵便振替
【口座番号】00900・8・58077
一般社団法人神戸国際支縁機構(「西日本豪雨」と明記)

■ 三菱UFJ銀行
【店番】462(三宮支店)【口座番号】普通 3169863
神戸国際支縁機構 岩村義雄

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