聖書をメガネに 編集会議を中心に、さらに底に徹した歩みを求めて(1)

2018年4月18日22時39分 コラムニスト : 宮村武夫 印刷
関連タグ:宮村武夫

2014年4月にクリスチャントゥデイの働きに直接参与し歩みを重ねてくる中で、18年4月から、一段低く根底に立って新しい段階へ進む準備をしてきました。編集部門と論説部門の2本の柱を中心に、記者やコラムニストの個性を重視しながら、同時にクリスチャントゥデイとしての統一性が浮き彫りにされるため、戦略的整えがなされてきたと昨年12月の時点では判断していました。

ところが、担当記者の署名など個の尊重が実を結ぶ半面、編集会議がクリスチャントゥデイの各部分と全体にとって、決定的に重要である事実が十分に機能しない実態も生じてきたと自覚します。それは、私たちの礼拝と生活全体を有機的に統括する礼拝の生活において、主日礼拝が中心的重要性を持たなくなると同様に由々しいことです。いずれにしても、1月から3月までの日々の経過を経て、18年4月には、編集会議に参加する人数は14年4月の時点に大差のない3人になりました。

しかし、話は人数が元に戻ったといった落ちではありません。14年3月以前から、目に見えないかたちでクリスチャントゥデイを支えてくださってきたコラムニストの方々に加えて、さまざまな雑音の中で明確な決断をなし、クリスチャントゥデイにあえてコラムを書き続けてきた多様な同労者がおられます。また、3人も、あのマタイ18章19、20節に約束されているように、3人ではなく4人で編集会議に集まっていると感謝しています。意気軒昂です。

その中で、編集会議を中心に、幾つか基本的な展望を抱いています。例えば、編集会議議事録の基本的な公表。また、私たちの置かれた制約や条件を加味しながら、編集会議へ陪席者を迎える準備など。「主のしもべ仲間」(黙示録22章8、9節)としての読者との一体性を大切にする姿勢をさらに確立したいのです。

このような組織的な在り方と同時に、何よりも掘り下げ、求め続けたいのは、意識の問題です。倫理の課題です。

聖書をメガネにと公言する者として、聖書が教えている偽証についての実態とそれに対する自らの姿勢の確立。この根の営みに立って、私たちの先達が歴史的な反省の中から宣言してきた「新聞倫理綱領」を制約の中でも私たちなりに学ぶ。先行のキリスト新聞やクリスチャン新聞の発刊にみなぎる本来の幻、現状、希望から教えられたい。

そうです、私たちが期待したようにではなく、しかし思いを越えた方法でより底に徹して18年4月、一歩歩みを進めたいのです。お祈りいただければうれしいです。

<<前回へ     次回へ>>

宮村武夫

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京深川生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部(組織神学)修了。宇都宮キリスト集会牧師、沖縄名護チャペル協力宣教師。クリスチャントゥデイ編集長兼論説主幹。

関連タグ:宮村武夫

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。

コラムの最新記事 コラムの記事一覧ページ

主要ニュース

コラム

人気記事ランキング