Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

ルーマニア正教会が初の集会 民族衣装を着た子どもたちのクリスマスキャロルなど

2017年12月22日06時28分
  • ツイート
印刷
関連タグ:ルーマニア正教会ルーマニア
ルーマニア正教会が初の集会 民族衣装を着た子どもたちのクリスマスキャロルなど+
子どもたちが民族衣装を身にまとい、クリスマスキャロルを歌うミニコンサートが行われた=16日、ルーマニア正教会日本支部(東京都国立市)で

ルーマニア正教会の日本支部(東京都国立市)が16日、「正教会の贈り物」と題し、一般の人々を対象にした初の集会を行った。集会前には「日頃キリスト教に興味を持っていらっしゃる方々へ、本教会、そして信仰についてご紹介したいと思います。・・・お話の後に、本教会の子供合唱団『喜びの使者』によるクリスマスキャロルのミニコンサートもお楽しみ頂こうと思います。またルーマニアの伝統的料理の御会食がございます」とフェイスブックで呼び掛けていた。

ルーマニアは、黒海に面した東ヨーロッパの旧社会主義国。女子体操選手のナディア・コマネチが有名だ。国民の約8割がルーマニア正教会に属し、正教会としてはロシア正教会に次ぐ信徒数を誇る。

日本におけるルーマニア正教会の活動の歴史は浅い。在日ルーマニア人のコミュニティーの代表者が2008年、ルーマニア総主教座へ司祭の派遣を要請すると、その年のうちに日本支部設立が決定され、2人の司祭が日本に派遣された。その1人が13年まで静岡県や千葉県に住みながら、都内のコミュニティーセンターやカトリック教会などを借りて聖体礼儀を行っていた。その後、コリウ・ダニエル現主任司祭に交代して、16年からカトリック立川教会国立集会所を借りるようになった。その後、カトリック教会が会堂を手放すのを機に、ルーマニア総主教座から支援を受けて土地と建物を購入し、リフォーム後、今年4月から正式に日本初のルーマニア正教会の会堂として活動を始めたのだ。現在、同教会には30人ほどの信徒が在籍している。

ルーマニア正教会が初の集会 民族衣装を着た子どもたちのクリスマスキャロルなど
コリウ・ダニエル主任司祭

「人々には、祈りの場が必要です。私たちに会堂が与えられたことを感謝します。この場を地域の方々にも知っていただきたい。そして、教会を訪れて、共に祈り、交流できる場になることを願っています」とダニエル主任司祭。

16日に行われた集会では、ルーマニア文化を研究している学生やルーマニア語を勉強している人などが集まり、正教会やルーマニア文化に関する質問が飛び交った。

その後、子どもたちが民族衣装を身にまとい、クリスマスキャロルを歌うミニコンサートが行われた。この衣装はルーマニア伝統のものだといい、中には、約100年前の曽祖父の時代から代々受け継がれてきた衣装を着ている子どももいた。

ルーマニア正教会が初の集会 民族衣装を着た子どもたちのクリスマスキャロルなど
教会メンバーの手作りによるルーマニア料理

その後、教会メンバーの手作りによるルーマニア料理が振る舞われた。正教会は、四旬節(レント)だけでなく、クリスマスまでの40日間(11月15日~12月24日)も断食をする。ただし、動物性のものを断つだけで、植物性のものは食べてもいいという。並んだ料理の中には、確かに肉や魚などはなかったが、東欧の華やかな料理が並び、参加者の目と舌を楽しませた。

この教会は、設立前から信者によって「聖大致命者ゲオルゲ教会」と名付けられている。ローマ皇帝ディオクレティアヌス帝によって棄教を迫られ、殉教した聖人だ。殉教者が絶えなかった初代教会時代から、キリスト教徒たちは、信仰を捨てずに殉教した人々を聖人として敬うようになった。その後も聖人たちの信仰の模範を忘れないようにと、彼らの墓の近くに教会を建てるようになったという。そして、聖人から洗礼名を付けるように、教会や小教区にも聖人の名が付けられるようになったのだ。

ルーマニア正教会が初の集会 民族衣装を着た子どもたちのクリスマスキャロルなど
子どもたちが着ている民族衣装はルーマニア伝統のもの

司祭の給与は母国からの支援を受けている。ルーマニアでは150年ほど前から、教会関係の仕事をしている者の給与の6割を政府が負担する制度になったのだ。しかし、健康保険料や税金といった公租公課を国に納めなければならないので、結局は国からの給与支援とほぼ同額が再び国に戻ることになる。だから、司祭の生活費などは原則として、各教会での献金で補うことになるという。

同教会の聖体礼儀はルーマニア語で進められるが、説教には日本語の通訳者が付く。12月25日にはクリスマス礼拝と祝会が行われる。詳しくはホームページ、またはメールで問い合わせを。

■ 問い合わせ先
[email protected]
[email protected]
[email protected]

関連タグ:ルーマニア正教会ルーマニア
  • ツイート

関連記事

  • 来日したエチオピア正教会のギオルギス主教に聞く 聖ミカエル東京エチオピア正教会

  • エチオピア正教会の「新年」聖体礼儀を体験 聖ミカエル東京エチオピア正教会

  • 第118代コプト正教会教皇タワドロス2世が初来日  われわれはキリストにあって決して少数派ではない

  • 米国のコプト正教会を管轄するユーセフ司教が初来日 京都と東京で聖体礼儀

  • 京都の聖マルコ・聖母マリア・コプト正教会で初の成人洗礼式

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 誇り高き勇士 穂森幸一

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.