心に光がともるクリスマス体験を教会で 21世紀キリスト教会の長田晃牧師に聞く

2017年12月17日06時38分 記者 : 坂本直子 印刷
+心に光がともるクリスマス体験を教会で 21世紀キリスト教会の長田晃牧師に聞く
玄関を入った所にあるロビーにはクリスマスツリーが飾られている=13日、21世紀キリスト教会(東京都渋谷区)で

「クリスマスの本家」である教会にぜひ1度は行ってみたい。だけど、クリスチャンでもないのに、教会に行って大丈夫なのだろうか。「そんな方こそ、ぜひ教会に」と言うのは長田晃(ながた・あきら)牧師。広尾にある21世紀キリスト教会(増山浩史主任牧師、東京都渋谷区)で働く牧師の1人だ。この教会は、「光の教会」で有名な建築家・安藤忠雄氏が建築したことでも知られている。

――クリスマスはキリスト教会にとってどんな日ですか。

昔から教会は12月25日にキリストの誕生をお祝いしてきました。暗闇の中に「世の光」であるキリストが誕生したという象徴的な意味が込められています。罪の中にある人間を救うため、神様がその御子キリストを人間として誕生させられたことを感謝する日なのです。

――普段の礼拝とクリスマス礼拝は何か違うのでしょうか。

特別にすごい変化があるわけではありませんが、クリスチャンではない方も「クリスマスは教会で」と思って、たくさん来られるので、初めての方でも楽しめるようなプログラムを用意しています。16日にはクリスマスコンサート、23日と24日にクリスマス礼拝を行います。

心に光がともるクリスマス体験を教会で 21世紀キリスト教会の長田晃牧師に聞く
21世紀キリスト教会の外観。コンクリート打ち放しは安藤建築の特徴。

23日は賛美礼拝で、キャンドルサービスもあります。キリストが地上に来られて「暗闇を照らす」と聖書に書かれていますが(ヨハネ1:4~5参照)、ろうそくの火をともすことでそれを表します。イエス様が来て私たちの心に入ってくださる、どんな暗い心にも光をともしてくださることを、このキャンドルサービスを通して知っていただければと思っています。

24日は、3回礼拝が行われます。それぞれでメッセージが語られますが、イエス様の誕生から、十字架、復活までを語ります。神様は私たちを愛して、この世にイエス様を遣わしてくださった。そして、私たちの罪のために十字架にかけられ、死からよみがえり、今も生きておられ、私たちが心を開くならいつでも来てくださり、光をともしてくださるのです。

――クリスマスだけでもちょっと覗(のぞ)いてみようかなと思っている人もいると思いますが。

そういう方も気軽に来ていただいて、まったく構いません。クリスマスはいつもより多くの人が来られるので、いい機会だと思います。「教会に行ってみようかな」という方に対して、教会はいつでも扉を開いています。その後続けて来られるかどうかは、その方次第です。押し付けるような伝道は私たちの教会ではしませんので、安心してクリスマス礼拝にいらっしゃってください。

心に光がともるクリスマス体験を教会で 21世紀キリスト教会の長田晃牧師に聞く
玄関に飾られたリース

うちの教会に限って言えば、安藤忠雄に興味がある方のために、水曜日に教会を開放しています。その時、会堂を見学したり、写真を撮ったりする方、中には礼拝堂で黙想する方もおられます。ですので、建物だけを目的にクリスマスにいらしても問題ありません。

――初めて来る方がどうすればいいのか迷うのが、礼拝の中で行われる献金だと思います。

礼拝の中で献金のカゴを回して一人一人が思い思いに献金する時があります。しかし、クリスチャンでない人はそのままカゴを横の人に回してくださって大丈夫です。信仰を持つと、感謝の表れとして心から「ささげたい」と思うものなので、その気持ちがないのに「義務だから」「カゴが回ってきたから」という理由でささげる必要はまったくありません。

――礼拝後に牧師と話すことはできますか。

もちろん、できます。また、土曜日の礼拝と日曜日11時からの礼拝の後には食事が出るので、その昼食に残ってくださったら、新しく来てくださった方のところに座って、お話をしたいと思っています。

――21世紀キリスト教会として注目してほしいことはありますか。

カトリック教会のように厳(おごそ)かという雰囲気をイメージして来られた方は、私たちの礼拝には少し戸惑われるかもしれません。キーボードやギター、バイオリン、時にはサックスフォンなどの伴奏で、賛美もどちらかと言うと賑(にぎ)やかという感じです。

心に光がともるクリスマス体験を教会で 21世紀キリスト教会の長田晃牧師に聞く
話を聞いた日は、水曜礼拝が行われていた。そこに出席していた女性信徒は、「教会は愛がいっぱいある場所です。愛を持って歓迎されるので、ぜひいらしてほしい」と語った。

私たちは、クリスチャンでない方を招くことも礼拝だと考えています。ですから、クリスマスに限らず、初めて教会に来られた人をいつも意識して、難しいキリスト教用語などを使わないようにしています。そういう意味では、友達を誘いやすい教会ではないでしょうか。場所柄、若い人も来やすいと思いますし、礼拝堂の下にはカフェもあるので、礼拝後にそちらに立ち寄ることもできます。

――「今年のクリスマスは教会に行ってみようかな」と迷っている人に一言お願いします。

教会は怖いところではありません。特にクリスマスにはどこの教会でも、クリスチャンでない方が来られることを期待して歓迎するので、何も気にせず、そのままでいらして、教会のクリスマスはどういうものなのか、本当のクリスマスはどんなものなのかを体験するため、ぜひ近くのキリスト教会に来ていただければと思います。

21世紀キリスト教会のクリスマスは、12月23日(土)午後6時から。24日(日)は午前9時〜、午前11時〜、午後4時〜。詳しくは同教会まで(03・6277・1257)。

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。

教会の最新記事 教会の記事一覧ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース