U2のボノが若きクリスチャン・アーティストに送る言葉 「ありのままの正直さを聞きたい」

2017年5月22日16時09分 翻訳者 : 山本正浩 印刷
+U2のボノが若きクリスチャン・アーティストに送る言葉 「ありのままの正直さを聞きたい」
U2のボノ(画像:フラー・スタジオの動画より)

ロックスターでロックバンド「U2」のフロントマンであるボノ(57)は、詩編に見られる霊的知恵について述べ、若いクリスチャン・アーティストらに「残酷なまでに正直」であってほしいと述べた。

フラー神学校(米カリフォルニア州)が運営するウェブサイト「フラー・スタジオ」(英語)に掲載されたインタビューで、ボノは旧約聖書の詩編が彼の人生に与えた影響について語った。

ボノは、フラー神学校テキサス・キャンパスで神学と文化を教えるデビッド・オー・テイラー教授とのやりとりを収録した5本の動画の中で、若いクリスチャン・アーティストらに向け、次のように語っている。

「この対談がアーティストたちへのメッセージになることを、心から期待しています」「(誘惑の)わなにはまっているアーティストたちがいると思うので、そこから解放されてほしいと思っています」

ボノはクリスチャン・アーティストらに、ありのままを正直に表現するよう勧める。「私が聞きたいのは、あなたの結婚生活における挫折の歌であり、正義の歌であり、不正に対する怒りの歌です。聞いた人たちに何か行動を起させるほどいい歌が聞きたいのです」

ボノは最初から自身のキリスト教信仰を公にしており、個人の神学的テーマを自身の音楽にふんだんに盛り込んでいる。

「生活の中で実際に起きていることを表現したら、自分たちは誤解されてしまうと思っている」アーティストらを励ましたい、とボノは言う。

「アーティストにとって、残忍なまでに正直になること以外に、神を喜ばせる方法はありません。それが基本です。これは神との関係だけでなく、いい歌の基本でもあります。それがいい歌を見いだせる唯一の場、価値ある芸術作品を見いだせる唯一の場です」

自分の芸術は、「悲しみの門」を通して生み出されたものだとボノは言う。ボノには、母親を亡くしたつらさから、慰めを必要としていた時期があった。教会は「宣伝すること」よりも、預言的な「芸術」にもっと関心を持つべきで、文化のどの部分が「キリスト教的」で、どの部分がそうでないかを深く考えるべきだとボノは言う。

「被造物は神の御名を叫んでいます。ですから1本1本の木に張り紙をする(ことで「世界を造ったのは神だ」と示す)必要はありません」

これらの動画は、ボノが昨年4月、フラー・スタジオの企画で詩編について語った別の動画(英語)に続くものだ。昨年の動画では、詩編について、またCCM(現代キリスト教音楽)の相対的限界について、神学者のユージン・ピーターソン氏と対談している。

今回の動画の中でテイラー氏は、詩編を読んで神について学んだことを一言で答えてほしいとボノに尋ねた。

ボノ:「神は(私たちの言うことに)耳を傾けているということ」

テイラー氏:自分自身について学んだことを一言で言うと?

ボノ:「自分は十分に聞いてないということ」

最後にテイラー氏は、「詩編があなたに求めている難しい課題、厄介な課題は何ですか」と尋ねた。

「正直さですね」とボノは答えた。

※この記事は英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。

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