Skip to main content
2022年8月11日17時37分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教育

「神の光に照らされてこそ善き隣人に」 聖学院大で卒業式、428人が新たなステージへ

2017年3月22日11時04分 記者 : 坂本直子
  • ツイート
印刷
関連タグ:聖学院大学
他者のために、かけがえのないあなたで 聖学院大で卒業式 428人が新たなステージへ+
聖学院大学の清水正之学長から学位記を授与される卒業生=18日、聖学院大学(埼玉県上尾市)で

聖学院大学・大学院(埼玉県上尾市)で18日、卒業式があり、学部卒業者405人、大学院修了者23人が新たな舞台での飛躍を誓い合った。

卒業式は同大チャペルにおいて礼拝形式で行われた。3学部7学科、大学院3研究科の卒業生・修了生がそれぞれの学部カラーのガウンと学帽を身に着けて式に臨んだ。聖書朗読、開会祈祷に続き、同大聖歌隊による賛美がささげられた後、各学科、各研究科の代表者が清水正之学長から学位記を受け取った。

続く式辞で清水学長は、「天に富を積みなさい」と題して次のように語った。

「今年の卒業生は、高校生の時に東日本大震災を体験した世代。聖学院が被災地復興のためにさまざまな面で力を注いできたことは、卒業生の心に深く刻まれたことだろう。スクールモットーの『神を仰ぎ、人に仕う』は、社会においてこそ真の意味を持つ。新たなステージで、他者のためにかけがえのないあなたであってほしい」

また、「1つの成功、失敗があなたの人生ではない。慎重に、丁寧に、ある種の楽観主義をもって前に進んでほしい」と卒業生を励ました。

「小さな群れよ、恐れるな。・・・尽きることのない富を天に積みなさい」と聖書朗読されたルカによる福音書12章32~34節からは、このように語られた。

他者のために、かけがえのないあなたで 聖学院大で卒業式 428人が新たなステージへ
式辞で「天に富を積みなさい」と題したメッセージを取り次いだ清水学長

「他者を愛し、自らをささげて奉仕することは、天、すなわち、より高いところの価値に向かって私たちの業をなすこと。目先の利益や功利的なことではなく、真に自分が高いところの存在から照らされて、愛される時にこそ、私たちは善き隣人となる。これまでの聖学院での学びに誇りを持って、新たな一歩を踏み出してほしい。今後の歩みが、天の神の知恵と愛に守られ、その恵みの中で実り多いものとされることを祈ります」

式では、卒業生を代表してコミュニティ政策学科の石瀬美穂さんが感謝の言葉を述べた。就職活動の困難な時期を振り返り、「挫折感を味わう中で乗り越えることができたのは、包まれているという感覚、支えてくれる人がいるという安心感だった」と述べ、「社会人という新しいノートに未来の夢を描いていきたい」と旅立ちの決意を語った。

他者のために、かけがえのないあなたで 聖学院大で卒業式 428人が新たなステージへ
卒業式は、卒業生・修了生全員がガウンと学帽を着用して臨んだ。

同大は、東日本大震災でのボランティア活動をきっかけに「ボランティア活動支援センター」を設置して、被災地だけでなく地域においてもさまざまな活動を行っている。今年の卒業生の中にも、在学中に東北復興支援ボランティアを続け、卒業後もその経験を生かして貢献していきたいとの志を持つ人が多い。こども心理学科の永松実梨(みのり)さんもその1人だ。

東日本大震災後、何かしたいと思いながらも動けないでいる自分が悔しいと思っている時に、同大のオープンキャンパスに参加した。そこで東北復興支援ボランティアチーム「SAVE」の活動を知り、1歳しか違わない人が現地に行って行動していることに心打たれ、自分もここに入ったら何かできるのではないかと強く思ったという。

入学後すぐに「SAVE」のボランティアツアーに参加し、岩手県釜石市で子どもや高齢者と触れ合ったり、清掃などのボランティアに取り組んだりした。4年間で13回、同市を訪れ、現地の人たちと交流を深めた。卒業論文のテーマも「釜石市のDNAをさぐる」だ。被災地で大変な状況でありながらも、常に前向きで明るく、逆にボランティアに行った自分たちが励まされるようなその優しさや強さの源を知りたくて取り組んだという。

他者のために、かけがえのないあなたで 聖学院大で卒業式 428人が新たなステージへ
在学中、岩手県釜石市で被災地ボランティアの活動を続けたこども心理学科卒業の永松さん

4年間続けた中で一番印象に残っているのは、「支援される側は『ありがとう』しか言えないんだぞ」と一喝されたこと。永松さんはこの言葉によって自分の活動を問い直すきっかけとなり、「勝手な気持ちを押し付けていないか」「本当に相手の気持ちを考えているか」「自己満足ではないか」「相手が必要としている支援になっているか」を考えるようになったという。また友達からは、行動することの大切さを教えてもらった。

「釜石で『隣人を愛せ』を実現できたかは分かりません。でも、釜石の人たちがつらい状況にあってもボランティアの私たちのことを心配し、優しくしてくれる。私はその姿からいろいろなことを学び、受け取りました。現地に行くと、いつも私の方が力と元気をもらっていました」

永松さんは、4月から子育て支援NPOで働くことが決まっている。今後も別の形で釜石市と関わりは続けていきたいと話した。

関連タグ:聖学院大学
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 【インタビュー】小林高徳TCU学長 謙遜にキリストに従う人生を

  • 平和の神が一生涯、共に TCUで卒業式、39人に証書・学位記を授与

  • 生駒聖書学院で卒業式、12人が巣立つ 通信科からは初の卒業生

  • 「神抜きで悲しみは乗り越えられるのか」 香山リカ氏、聖学院大キリスト教カウセリング研究講演会で講演

  • 聖学院大、「人文学部児童学科」「心理福祉学部心理福祉学科」を来年4月に開設へ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 22世紀のキリスト教界を考えるために、今こそ読むべき一冊! 成田悠輔著『22世紀の民主主義』

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • そりゃないでしょう的なバベル譚(その3・最終回)

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 義弟が明かすエルビス・プレスリーの信仰 「助けが必要なときはいつも神に頼っていた」

  • 世界教会協議会の代表団がウクライナ訪問、2つのウクライナ正教会トップと会談

  • 香港のカトリック教会で聖書不足の懸念 印刷会社が当局とのトラブル恐れ取引停止

  • ミュージカル「天使にラブ・ソングを」 新キャスト迎え11月から全国6都市で上演

  • 「終戦の日」の国会議員の靖国神社参拝を憂慮・反対 日本基督教団が声明

  • 持続する希望 穂森幸一

  • 「統一協会と安倍元総理は関係がない」と私が言う理由 「心のレイプ」の被害者救済を

  • 22世紀のキリスト教界を考えるために、今こそ読むべき一冊! 成田悠輔著『22世紀の民主主義』

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • ミュージカル「天使にラブ・ソングを」 新キャスト迎え11月から全国6都市で上演

  • 義弟が明かすエルビス・プレスリーの信仰 「助けが必要なときはいつも神に頼っていた」

  • 安倍元首相の国葬「反対」「撤回求める」 日本基督教団社会委とカトリック正平協が声明

  • ジーザス・レインズ・ジャパン、終戦記念日の8月15日に全国7カ所で同時開催

  • 旧統一協会の会見「あまりにも事実に反している」 全国霊感商法対策弁護士連絡会が会見

  • カナダのカトリック教区、性的虐待被害者への和解金支払で大聖堂含む不動産43件売却へ

  • 「統一協会と安倍元総理は関係がない」と私が言う理由 「心のレイプ」の被害者救済を

  • 安倍元首相の国葬「反対」「撤回求める」 日本基督教団社会委とカトリック正平協が声明

  • 宗教は現代社会で何を求められているのか 芦名定道・関西学院大学神学部教授が講演

  • 旧統一協会の会見「あまりにも事実に反している」 全国霊感商法対策弁護士連絡会が会見

  • 22世紀のキリスト教界を考えるために、今こそ読むべき一冊! 成田悠輔著『22世紀の民主主義』

  • メタバースの教会に行って感じたこと 仮想空間で与えられた思わぬ証しの機会

  • ニューヨーク便り(9)米国の病院のイメージが変わった! 思わぬけがで救急病院を体験

  • 日本のクリスチャンに必要な「意識改革」とは? ワーシップ!ジャパンがカンファレンス

  • キリスト教書店大賞2022 大賞に奥田知志牧師の『ユダよ、帰れ』

  • カナダのカトリック教区、性的虐待被害者への和解金支払で大聖堂含む不動産43件売却へ

編集部のお勧め

  • 日本のクリスチャンに必要な「意識改革」とは? ワーシップ!ジャパンがカンファレンス

  • 中絶を選択しない「いのちの文化」を マーチフォーライフ2022

  • 被災者には「長い1年」 支援者ら、土石流被害の熱海のために祈りささげる

  • ロシアのウクライナ侵攻は「時のしるし」 レムナント出版代表の久保有政氏が講演

  • 無料で日用品や散髪、ネイルアートなど提供 教会でウクライナ避難民支援イベント

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.