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闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(22)魂と肉体の訓練・その2 佐伯玲子

2016年12月19日07時27分 コラムニスト : 佐伯玲子
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関連タグ:佐伯玲子

“サスペンスの帝王”船越英一郎氏主催「ドラマティック・ミュージカル・シアター・マガジン」(以下、マガジン)の舞台出演がきっかけで、お芝居に対する興味がますます募っていきました。私が芸能界に入るきっかけは「ものまね」でしたが、将来は「役者」になるのが夢でした。

「イッセー尾形」さんのように、個性豊かなバイプレイヤーとして、ドラマや舞台・映画に出演し、定期的にライフワークの「一人芝居」ライブをする、そんな役者になりたいと思っていました。しかし、当時の私は、お笑いのおかげで余計な羞恥心もなく、ドラマでも三枚目を演じることはできましたが、ただ若さの勢いで演じていただけで、このまま年齢を重ねていったとき、深みや重みのある演技ができるのだろうか?と悩み始めていました。

将来の自分がどうなっていくのか、という心配から、私の心に「恐れ」が芽生え始めたのです。さらに同時期、舞台俳優の彼との痛~い失恋(>_<)・・・これが引き金となって、その時の自分がどんどん嫌になってしまい、「とにかく変わりたい! 変えたい!」と強く思ったのです。

そんな時でした。「マガジン」の舞台で、ダンサーの男の子G君と出会ったのです。G君は常にきれいに日焼けをしていて、とても素敵に見え、突然「よし! 私も黒くなってやる!」と決意。普通は失恋したら、「きれいになって見返してやる!」と、ダイエットしたり、エステに行ったりするものですが、なぜか私は「色黒の道」を選んだのです。悪魔の欺きだったのでしょうか(笑)? わざわざお金をかけて「将来のシミの素」を作ろうと決めた訳ですから(^^;)

G君に、行きつけの日焼けサロンを紹介してもらい、せっせと通い始めました。私は、テニス部だった中学生以来の、色黒レディーへと変貌していきました。さらに、そこには「EMS」で腹筋をシックスパックにする器具もあり、腹筋を割ることにも執念を燃やしました。「色黒マッチョ女」・・・ボディービルダーを目指している訳でも、サーファーになる訳でもないのに(大体、女優をやりたいのならば、日焼けは禁物なのに・・・)。

そしてある日、いつものように日焼けマシーンの後、EMS運動をしているときでした(この頃には、腹筋だけでなく、二の腕、胸、太ももにも行っていました)・・・常連の男性ボディービルダーさんに、オーナーが話し始めたのです。それが「新興宗教Ⅹ」のことでした!

オーナーは男性に、「とにかく、その先生の言ってることは、実に素晴らしいんです! お墓参りをして、お墓のエネルギーを吸収するだけで、がんが治ったり、仕事運が良くなったりするんですよ! そして、お墓参りの後、その先生の手から流れるエネルギーを受けるとさらにすごいんです!」・・・と、話していました。

それは初めて聞くものでした。「占いではない。壺や仏壇を買えというものでもない。徳を積むために滝に打たれる荒行でもない。当時はやっていた自己啓発的なものとも違う。・・・お墓参りをするだけ?? “先生”からエネルギーをもらうとさらにすごい??・・・知りたい! もっと知りたい!! そこに行ってみたい!!! その先生に会ってみたい!!!!! 」・・・私の興味は大きく膨らんでいきました。

「そこに行けば、今の自分をもっと良く変えることができるかもしれない!」・・・割っている腹筋の腹の底で、強く思いました。「芸能界で成功したい!」という“野心と出世欲"の危険な花がパッと開花しました。そしてついに・・・「私にも紹介してください!!」と、言ってしまったのです。 その瞬間、「闇の世界」への扉が、不気味な低い音を立てながら、ゆっくりと開いたのです。(つづく)

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◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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