違いを脇に置いて国家建設の対話を、と南スーダンの教会 バチカン代表は暴力をやめるよう国連で訴え

2016年12月17日09時30分 記者 : 行本尚史 印刷
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南スーダン北西部の町・ワウにあるカトリックの聖堂。2013年12月に起こった同国の内戦で多くの人々がここに逃げ込んだ(写真:Jrh008、2014年7月19日に撮影)

南スーダン・カトリック司教団正義と平和委員会のコーディネーターは、同国の市民、それもとりわけ青年たちに対し、2013年12月に勃発した国内紛争の渦中にある自国を建設するための対話に参加するよう強く求めている。バチカン放送局英語版が南スーダンのカトリック・ラジオ・ネットワークからの情報として14日報じた。

今週に同国の首都ジュバで行われた紛争管理に関する2日間の研究集会で、ジム・ロング・ジョン氏はその訓練集会に参加したクリスチャンの青年たちに対し、同国の社会が共に平和に暮らすために、違いを脇に置いて対話に参加するのを助けるよう、強く求めた。

この研究集会で青年たちは、治安の欠如、土地の奪取、部族主義、不正義、腐敗、経済危機、そして文化的対立が、南スーダン人の社会における重大な問題であると確認した。

この青年たちは対話や祈り、人権の尊重を通じて人々が自らの不満に対処するのを助けるとともに、態度を改めるよう促すことを決議した。

南スーダンの政府は赦(ゆる)しと一致、そして国の発展という問題について議論するために国民的対話を開始すると、サルバ・キール大統領は13日、国民暫定議会に語った。

一方、国連やジュネーブにある他の国際組織へのバチカン常任代表であるイバン・ジュルコビッチ大司教は、14日にジュネーブで行われた国連人権理事会の第26回特別会合で、南スーダンにおける暴力をやめるよう求めた。バチカン放送局英語版が15日報じた。

「この紛争は国際社会が直面している最も重大な人道状況の1つを生み出しており、それは、とりわけ関係する当事者たちによって、直ちに対処されなければなりません」とジュルコビッチ大司教は述べた。「この紛争に対するいかなる解決策も、その当事者同士の明白な緊張関係だけでなく、その紛争をあおっている、根底にある動機や諸要素を考慮に入れなければなりません」

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