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教皇、イタリアの地震被災者のために信者たちと祈り、消防隊派遣 司教「状況はひどい」 同国カリタスは救援

2016年8月25日18時32分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:イタリアフランシスコ(ローマ教皇)カリタス
教皇、イタリアの地震被災者のために信者たちと祈り、消防隊派遣 司教「状況はひどい」 同国カリタスは救援+
イタリア中部の地震で甚大な破壊が起きた(写真:Caritas Italiana)

教皇フランシスコは24日の一般謁見で、イタリア中部地震の被災者のために祈った。バチカン放送局日本語版が同日付で報じた。

24日未明イタリア・ラツィオ州北東を震源として起きたこの地震では、同州はじめ、ウンブリア、マルケ、アブルッツォの各州の広い範囲で強い揺れを記録した。震源地周辺では、多くの死傷者・行方不明者、建造物への被害が報告され、被災した各地では、現在も懸命な捜索・救出作業が続いている。

教皇はこの日、バチカンでの一般謁見で、通常のカテケーシス(教会の教えの解説)を行わず、イタリア中部地震の被災者たちを思い、信者たちとロザリオの祈りを唱えた。

教皇は謁見中、次のように話した。

「いつくしみの聖年中のカテケーシスとして、イエスの人々への寄り添いをテーマに今日の講話を準備しましたが、イタリア中部を襲った地震のニュースを前に、私の大きな悲しみと、被災地の全ての人々への連帯を示さずにはいられません。この地震では、幾つかの町全体が破壊され、多くの死傷者を出しました。被災地の全ての市民、家族を亡くした遺族の方々、余震におびえる人々に私も寄り添いたいと思います」

「アマトリーチェ市の市長の『町はもう存在しない』という言葉、犠牲者の中に多くの子どもたちがいたことを聞くと、本当に深く悲しまずにはいられません。アクームリ、アマトリーチェの町をはじめ、リエーティとアスコリ・ピチェーノの教区、そして、ラツィオ、ウンブリア、マルケ州などにおける被災地の全ての人に、祈りを約束したいと思います。そして、この試練の時に、教会はその母としての愛をもって、皆さんを慰め、抱擁していることをお伝えしたいと思います。ここバチカンの広場にいる私たちも皆さんを抱擁しています」

「被災者の救助に当たっている救急部隊の隊員、ボランティアの人々に感謝するとともに、人間の苦しみを前に常に心を動かされた主イエスが、これら被災者の方々の悲しみを慰め、平安を与えてくださるように、聖母の取り次ぎを皆で共に祈りましょう。イエスと共に人々に連帯しましょう。今日のカテケーシスは来週に行うことにしましょう。皆さんと一緒に、ここでロザリオの祈りの『苦しみの玄義』を唱えましょう」

また、バチカン放送局英語版が24日に伝えたところでは、イタリアの地震の犠牲者たちに自ら寄り添う具体的なしるしとして、教皇フランシスコはバチカンから6人の消防隊を、この地震で最もひどい被害を受けたアマトリーチェに派遣した。バチカンの報道局からの声明では、この6人の消防隊員たちはイタリアの市民保護局の職員たちがまだがれきの下にいる生存者を捜すのを助けるとともに、既に救助された人たちを支援するという。

一方、カトリックの社会福祉・援助団体である国際カリタスは24日、公式サイトで「強い地震がイタリア中部に打撃し、教会は援助を送る」という見出しの記事を掲載した。

「状況はひどいです」と、イタリア中部のマルケ州にあるアスコリ・ピチェーノのジョバンニ・デルコレ司教は語った。同司教は、最初の地震が起きた数分後に、マルケ州にあるペスカーラ・デル・トロントの町に着いた。「夜が明けると、この地域が破壊されているのが私には見えました」「私たちは(被災した)人々にちゃんと援助を届けるために、すでにカリタスと一緒に活動しています」と同司教は話した。

バチカン放送局英語版が24日に伝えたところによると、同司教はこの町の何百人もの被災者と共にいようと、そこまで40キロという短い旅をした。同司教は24日の早朝にバチカン放送局に対し、その町の風景は「悲惨」だったと語った。

「私が夜明けに着くと、私が見たのは、破壊された村や、叫び声、死・・・私たちは本当に絶望的な状況のうちにありますが、残念ながら被災地はここだけではありません。なぜならこの状況にある人たちは他にもいるからです」

同司教は、救助隊員がまだ到着していない地域がたくさんあると語った。「(電話をしても)返事がない人たちが何人かいますし、それに私はがれきの下に埋もれた2人の子どもたちの遺体を祝福しに行きました」

「この教区のある一部が被災しています。ただ、私が思うに・・・最悪の打撃を受けた地域はリエーティの近くの地域、つまり、アマトリーチェやアクームリ、ペスカーラ・デル・トロント、アルクアータ、そしてフォルチェ付近の間です」

この地震に対応しようと、イタリアのカトリック教会は、直ちに100万ユーロを用意するとともに、イタリアのカリタスによる救援活動を支援するために全国的に教区のアピールを開始している。

「私たちはこの悲劇的な出来事の中でとらわれている人たちと共に、祈りのうちに集められています」と、イタリアの司教たちはある声明の中で述べ、被災地にいる人たちがこれからの月日の中で直面する困難な状況を軽減するのを助けるよう、全ての人々に求めた。

イタリア中部のラツィオ州にある都市リエーティにいるカリタスのボランティアたちは、すでに食糧や基本的な必需品を届け始めており、イタリア市民保護局ががれきの下に生存者を捜す一方で、カリタスはさらなる支援を組織しつつある。

2015年、リエーティのカリタスは、パキスタンやアフガニスタン、コンゴ、シリア、セネガル、ソマリア、ルワンダ、マリ、ガーナからの移民や難民が緊急時の対応においてイタリア市民保護局と共に活動するための訓練を助けた。「カリタスと教区ボランティア、司祭、そして司教たちは、援助を届けるのを具体的に助けています」と、イタリアのカリタスのパオロ・ベッチェガート氏は語った。「私たちは現場での救援活動を組織するために、彼らと常に連絡を取っています」

一方、米国ニューヨークにあるインターネットの英文ニュースサイト「heavy.com」は24日、「イタリアのアマトリーチェにおける地震:あなたが知っておく必要がある5つの事実」と題する記事の中で、アマトリーチェにある教会がこの地震で崩壊した様子を撮影した写真を掲載した。

なお、このイタリア中部の地震の後、ミャンマーでも24日にマグニチュード6・8の地震が起き、被害が出ていると伝えられている。

関連タグ:イタリアフランシスコ(ローマ教皇)カリタス
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