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WCC中央委員会、ノルウェーで開会 「巡礼:景色を共に認識する」をテーマに

2016年6月26日08時02分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:世界教会協議会(WCC)ノルウェー教会ノルウェーアグネス・アブオムオラフ・フィクセ・トヴェイト
WCC中央委員会、ノルウェーで開会 「巡礼:景色を共に認識する」をテーマに+
左から順に、ノルウェー国教会(ルーテル派)総監督のヘルガ・ハウゲランデ・ベイェフグリーエン監督、WCC中央委員会議長のアグネス・アブオム博士(ケニア聖公会)、WCC総幹事のオラフ・フィクセ・トヴェイト博士(写真:WCC)

世界教会協議会(WCC)中央委員会議長のアグネス・アブオム博士(ケニア聖公会)は22日午前、ノルウェー中部の都市・トロンハイムで2016年中央委員会の開会を宣言した。WCCが同日、公式サイトで伝えた。

中央委員会は、2年に1度会合が開かれる意思決定機関の1つで、345あるWCCの加盟教会から選出された150人の代表者(中央委員)たちからなる。今委員会の委員選出は、2013年に韓国の釜山で開かれたWCC第10回総会で行われた。

開会初日の全体会合では、アブオム博士による議長報告と、WCC総幹事であるオラフ・フィクセ・トヴェイト牧師・博士による2つ目の報告が行われた。この会合ではまた、WCCのプログラムの進展と、2014年に行われた前回の中央委員会の会合以来の予算に関するWCC常議員会からの報告がなされた。

協力関係における巡礼

アブオム議長は、巡礼地としてのトロンハイムの歴史的な役割について回想し、巡礼者が旅をする多くのさまざまな景色について語った。ノルウェーのこの都市は、世界最北端の中世の大聖堂であるニーダロス大聖堂の本拠地。同議長はそのような目標地点への巡礼が持つその霊的伝統を「正義と平和の巡礼」という、WCCの今日における強調点と結び付けた。

同議長は、「急激に変化し、ますます多元主義的になりつつある世界」において、変革のための触媒となるよう加盟教会に呼び掛け、「この巡礼は、宣教における神の民の運動として私たち自身を再び創造するための、限りない可能性を私たちに与えてくれるのです。それは聖霊の促しに対して開かれ、包括的で、そして機敏かつ受容性のあるものです」

同議長は正義というキリスト教徒の目標を「偏った正義―犠牲者や罪人、力を奪われた人たち、辺境に追いやられた人たち、差別された人たち、軽蔑された人たち、虐待された人たちや暴行された人たち、投獄され拷問にかけられた人たち、すみかを追われた人たちや貧しくさせられた人たち寄りに偏った」と表現した。「不当に扱われ命を否定されている人たちがいる限り、正義は決して現実でも完成でもないのです」

アブオム議長は中央委員会に対し、「教会が民衆の運動であり、正義と平和の巡礼が他の宗教の人々や善意ある男女も引き込むことを、私たちは重ね重ね肯定してきました。論議のための私たちの能力を取り戻し、建て直しましょう」と想い起こさせた。

希望の交わり

総幹事報告で、トヴェイト氏は巡礼をする教会を「希望によって定められた民」と表現した。同総幹事は、「これは一般化された楽観論に関するものではなく、希望のための根拠と動機を伝えることに関するものである。しばしばそれは、私たちに見える物を超えて見ることができること、そしてより多くのものや他のことを期待すること、正義と平和を求めることを意味し、それ以下のものではないのです。希望は私たちのクリスチャンとしての信仰の基準なのです」と説明した。

WCC中央委員会、ノルウェーで開会 「巡礼:景色を共に認識する」をテーマに
WCC中央委員会の初日。写真中央はWCC総幹事のオラフ・フィクセ・トヴェイト博士(写真:WCC)

常議員会による2014年以降の活動報告で述べられた事例を引き合いに出して、同総幹事は朝鮮半島やウクライナ、レバノン、イスラエルとパレスチナ、南スーダン、ブルンジ、コロンビア、ナイジェリア、人種をめぐる対立を経験してきた米国の諸都市のような、巡礼の舞台におけるWCCの関与について語った。

「私たちは平和のための主導的なネットワークを確立してきました」とトヴェイト総幹事は報告した。「先週、私たちは、ソウェト大虐殺から40年を覚えて、南アフリカのヨハネスブルクで研究集会のためにこれらの国々のうちの幾つかから教会の参加者たちに集まってもらいました。これらの教会はお互いに、世界のさまざまな地域から、平和を作る者であることや正義を求めるという私たちの役割をどう果たしているのかを、分かち合っているのです」

トヴェイト総幹事は、宗教と暴力の関係、差別や外国人に対する嫌悪、そして人種主義の表現が広まっていることを含め、中央委員会が扱う幾つかの重要な問題を提起した。

ノルウェー国教会で按手礼を受けたトヴェイト総幹事は、自身の母国への訪問者たちに対し、「私たちの周りの地理や、文字通りこれらの景色の中を歩いて、ここトロンハイムという都市にやってくる今日の人々たちの巡礼の鮮明な表現によって励ましを受けるように」と促した。

向こう一週間

その後、参加者たちはニーダロス大聖堂への行進に参加し、中央委員会の礼拝での開会祈祷でホーコン・マグヌス皇太子が加わった。ニーダロス大聖堂における国王ハーラル5世とソニヤ王妃の就任式25周年を記念する王室記念日の前日に、ノルウェーにある諸教会のメンバーや、世界中からの王族、政府の指導者たちが祝典のためにトロンハイムに集まっていた。

トロンハイムにおけるWCC中央委員会の会合のテーマは「巡礼:景色を共に認識する」。世界の諸教会との連帯を通じたキリスト教の一致、正義と平和の巡礼、宗教と暴力、中東、諸教会と子どもたちの権利に関する全体発題や討論が行われる予定。

同会合は、28日まで続く。なお、日本からは唯一、中央委員の西原廉太氏(日本聖公会司祭、立教大学文学部長)が出席している。

関連タグ:世界教会協議会(WCC)ノルウェー教会ノルウェーアグネス・アブオムオラフ・フィクセ・トヴェイト
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