Skip to main content
2025年12月1日09時40分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際
マザー・テレサ

シスターから聖人へ マザー・テレサの生涯を探求する

2016年3月16日15時46分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:マザー・テレサ
シスターから聖人へ マザー・テレサの生涯を探求する+
マザー・テレサ=1986年、ドイツのボンで(写真:Túrelio)

教皇フランシスコは、奇跡が認められた福者マザー・テレサが他の3人と共に今年中に列聖されると発表した。

マザー・テレサは、その生涯において、そして今もなお、世界で最も有名な人々のうちの一人である。しかし、彼女は実のところ誰だったのか? そして、どのようにして聖人であると宣言されるようになったのか?

彼女は1910年8月26日、アグネス・ゴンジャ・ボヤジュとして生まれた。彼女の故郷であるスコピエは、当時、オスマン帝国の一部であったが、現在はマケドニア共和国の首都となっている。子どもの頃、彼女は宣教師たちの話に魅せられ、そしてすぐに彼女もまた自らの生涯を教会の宣教奉仕にささげるものと確信していた。

彼女は当初、ロレット修道会に加わり、「テレサ」という修道名をいただいて、約20年間もこの修道会で過ごし、カルカッタ(現:コルカタ)中で教職を担うことが多かった。

しかし、1946年、彼女の人生は列車での旅行中に変わった。彼女が後に「さらなる召命」と表現したものを感じ取ったのは、カルカッタからダージリン行きのこの列車の乗車中だった。彼女は長い間カルカッタのひどい貧困を憂慮しており、最も貧しいそれらの人たちに奉仕すること、そして彼らに仕えながら彼らに寄り添って生きるという召命を感じ取ったのである。その目的のために、基本的な医療の訓練を受けた後、彼女は1949年に自らの最初の学校を開校した。1年後、彼女はバチカンから「神の愛の宣教者会」という新しい修道会を設立するための認可を受けた。

その小さな始まりから、この宣教者会は世界中で病院やシェルター、孤児院、学校を経営する、4千人を超える修道女からなる修道会へと成長したのである。

マザー・テレサは、自身の周りの人たちを助けるためには、自らを危険にさらすことを恐れなかった。1982年のベイルート包囲の間、彼女がイスラエル軍とパレスチナの戦闘員たちの間に入って、彼らの暫定的な停戦をまとめたことは有名である。この停戦によって、交戦地帯の最前線にまたがっていた病院から37人の子どもたちが救出された。

彼女は自らの働きについて1979年にノーベル平和賞を受賞し、それを彼女は受け取ったものの、計画されていた特別な催しの晩餐会を中止して、そのお金を代わりにカルカッタの貧しい人たちを助けるために使うよう求めた。

自らの働きの全てにもかかわらず、マザー・テレサ自身は自らの信仰で苦悩することが多く、神から切り離されていると感じ、人生の中で神を見いだすことができなかった。聖人に向けた彼女の道を推し進めることに関わった人たちは、彼女が「暗闇」と呼んだこれらの感情を、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」という、十字架の上でのイエスの叫びになぞらえた。

1997年に彼女が死去した後、列福のために彼女の運動に関する働きがすぐに始まった(通常5年間の待機期間は免除された)。教皇ヨハネ・パウロ2世は2002年に彼女を列福したが、これはある若いインド人の女性の腫瘍を治療するという、彼女が行った奇跡が認められたのを受けたもの。

教皇フランシスコは、複数の腫瘍をもつブラジル人男性を彼女が奇跡的に治療したことを認めた後、10月16日に彼女が聖人であると宣言する。この男性の教区司祭は治療のためにマザー・テレサに祈っていた。(ジョン・ウォーターズ)

* この記事はバチカン放送局英語版が15日に報じたものを本紙が日本語に訳したものです。

関連タグ:マザー・テレサ
  • ツイート

関連記事

  • 枢機卿会議:新たに5人を聖人として承認、マザー・テレサの列聖式9月に

  • マザー・テレサ列聖式の日付、15日に宣言か バチカン放送局などが報道

  • 教皇フランシスコ、マザー・テレサの2つ目の奇跡承認 来年9月にも列聖の見通し

  • 「隣人愛は自分自身を愛することから」 片柳弘史神父がマザー・テレサの言葉から語る

  • マザー・テレサの最初の後継者シスター・ニルマラが帰天 神の愛の宣教者会前総長

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 主からの “いのちの水” を獲得しよう 万代栄嗣

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • WCC常議員会、中国の公認教会指導者らと会合 発表文書では非公認教会の弾圧に触れず

  • 欧州の反キリスト教ヘイトクライム、依然として多発 年間2200件超発生

  • ワールドミッションレポート(11月30日):アフリカ・サヘル地域、死の陰から生まれた祈りの軍隊(5)

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(16)「生きているだけで丸もうけ」 臼田宣弘

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 欧州の反キリスト教ヘイトクライム、依然として多発 年間2200件超発生

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(16)「生きているだけで丸もうけ」 臼田宣弘

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 世界62カ国で宗教的「迫害」や「差別」 2年に1度の「世界信教の自由報告書」発表

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.