Skip to main content
2025年9月15日21時19分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

世界で最もリスクの高い国の一つで4千人の新生児の出産を支援したキリスト教徒の医師

2016年3月12日23時55分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:チャド
世界で最もリスクの高い国の一つで4千人の新生児の出産を支援したキリスト教徒の医師+
(画像:BMSワールドミッション)

砂漠でのイスラム教徒のコミュニティーの中で、キリスト教病院の働きを開拓することは簡単な仕事ではない。しかしそれが、わずか数人の医療の専門家たるキリスト教徒がチャドで行ってきたことだ。中央アフリカの国々では、気温が頻繁に40度以上に上がる。腸チフス、マラリア、デング熱が蔓延(まんえん)し、人口のほとんどは50歳を過ぎて生きることができない。質の良い医療の提供が緊急に必要な地域だ。

外科医のアンドレア・ホチキン氏、マーク・ホチキン氏夫妻は、BMSワールドミッションから派遣され、英国のキリスト教徒の支援を受けてチャドの首都ンジャメナの近くにあるギネバー2世病院で2011年の開院以来奉仕している。夫妻は医師として、外科医として、地域保健プロジェクトの指導者として、また友人としてイスラム教徒がほとんどを占める地域の人々に仕えており、これまで驚くべき結果を目の当たりにしてきた。夫妻の働きの主要な領域の一つは、母子保健サービスの充実だ。100人に9人の乳児が1歳の誕生日を迎えられずに死亡するこの国では、不可欠なサービスだ。

「人々の人生に違いをもたらすことができることは、本当に満たされます」とマーク・ホチキン博士。「私たちは、神が与えてくださった仕事に感謝します。このような地で働くことは、まさに私が医学の道に導かれていると感じた一番の理由です」

ここ5年間、夫妻と地域や外国人の職員からなるチームが、時に50度にもなる高温の地域で働いてきた。そしてギネバー2世病院では4200人以上の新生児が健康な母親から生まれてきた。最近新しい母子保健センターがオープンしたことで、この病院では次の5年間に1万人の分娩を見込んでいる。

世界で最もリスクの高い国の一つで4千人の新生児の出産を支援したキリスト教徒の医師
(画像:BMSワールドミッション)

英国では、妊娠した女性は7回から10回の定期健診を受ける(訳注:日本では12~14回)。チャドでは、多くの女性が妊娠中には医療的なケアを受けず、分娩の時にすら受けない人もいる。アンドレア・ホチキン博士は、「チャドの女性の多くは健診に来ません。人々は、病気になるまで妊娠管理の重要さを見過ごすことを余儀なくされるのです。しかしそれでは、問題があっても前もって発見することができないことを意味します」と述べた。

アンドレア博士は、妊娠管理の重要性について人々を教育することで、多くの母親と乳児の命が救われることを願っている。良い兆候は出ている。出産するためにギネバー2世病院を訪れる女性の数が、開院以来月ごとに増加し続けているのだ。新しいセンターができれば、その数はさらに速く増加するとみられる。

母子保健センターが開設されてから3カ月間で、病院の助産師10人で405人の乳児を取り上げた。2014年から15年の同時期には284人だった。

世界で最もリスクの高い国の一つで4千人の新生児の出産を支援したキリスト教徒の医師
(画像:BMSワールドミッション)

確かに増えてはいるが、アンドレア博士はさらに多くを熱望している。受けることのできるケアにアクセスしない女性は、まだ多くいるからだ。

英国の出生10万人当たりの妊産婦死亡率が9なのに対し、チャドでは856だ。伝統的にチャドの女性は、時にほとんど光の入らない土で建てられた自宅で出産する。異常が起きてもすぐに医療処置を受けず、最も近い病院はしばしば数時間、時には数日かかる。解決が簡単な事例ですら、助けを得たときには、母子にとって、あるいは新生児にとってすでに手遅れのこともある。

これらの不必要な死を避けるために、ギネバー2世病院のチームは、出産前の母親に病院でできる限りの設備にアクセスするよう勧めている。アンドレア・ホチキン博士は母子保健プログラムを指揮している。プログラムの一部では、病院のチャド人助産師を付近のイスラム教徒のコミュニティーに派遣し、妊娠管理と病院での出産の重要性を説明している。

ギネバー2世病院で生まれた4200の「奇跡」は、アンドレア・ホチキン博士、マーク・ホチキン博士夫妻のような人々の素晴らしい貢献がなかったとしたら、今は生きていなかったかもしれない。新しい母子保健センターが適切に運用され、啓蒙活動も順調に行われている現在では、今後数千人ものさらに健康な母親が、乳児を連れて自宅に帰れるようになるだろう。

もしこのような働きを支援したいのなら、今BMSワールドミッションへ寄付をしよう。BMSワールドミッションはキリスト教宣教団体で、世界約35カ国で活動している。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
関連タグ:チャド
  • ツイート

関連記事

  • キリスト教徒に対する残忍な暴力に「深いショック」広がる 衝突で数百人死亡 ナイジェリア

  • アグネス・チャンさん、ユニセフのアジア親善大使に

  • 2千年にわたる宗教の歴史を90秒で 大宣教命令の驚くべき影響を見よう

  • 身近な形で国際協力「ハンガーゼロ自販機」が間もなく100台突破 備蓄機能付きタイプも追加

  • ジカ熱の流行受け、避妊は「二つの悪より軽い」と教皇フランシスコ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 主につながり、人々を主につなげよう 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(9月15日):アンギラ 静かなる島に迫る変化と教会の使命

  • 新しい発見 佐々木満男

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • ワールドミッションレポート(9月14日):タイのリス族のために祈ろう

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(12)「苦しみ」から「光」へ 三谷和司

  • 新しい発見 佐々木満男

  • ワールドミッションレポート(9月15日):アンギラ 静かなる島に迫る変化と教会の使命

  • 「世界で最も優しい裁判官」 フランク・カプリオさん死去、敬虔なカトリック信者

  • 米保守派活動家で熱心なクリスチャンのチャーリー・カーク氏、イベント中に射殺される

  • 石破茂首相が退陣表明、15年ぶりのクリスチャン首相

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • ウェールズ聖公会、首座主教にレズビアンの女性主教選出 保守派からは強い批判の声

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「信仰の実践としてのスピリチュアルケア」 オリブ山病院で第3回臨床牧会教育

  • キリスト教に回心したウィキペディア共同創設者、所属教会を発表

  • 花嫁(32)愛というレンズで 星野ひかり

編集部のおすすめ

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.