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国境越えた絆育むナザレンの青年たち 世界と共に祈り・喜ぶ者として

2016年1月22日12時20分 記者 : 守田早生里
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関連タグ:日本ナザレン教団
国境越えた絆育むナザレンの青年たち 世界と共に祈り・共に喜ぶ者として+
手巻き寿司パーティー後の集合写真におさまる青年たち=17日、東京都世田谷区の日本ナザレン教団尾山台教会で

青年や青年伝道に携わる牧師らで構成するナザレン・ユース・インターナショナルでは、今月、世界の六つの地域の代表者が東京都内に集まり、会合を開いた。世界中の青年伝道に関わる課題などを話し合い、お互いの交流を深めた。17日夜には、関東NYI(Nazarene Youth International)の青年たちと共に、世田谷区の日本ナザレン教団尾山台教会で、賛美礼拝と「手巻き寿司パーティー」を開き、賑やかなひと時を過ごした。

来日にしたのは、南アメリカ、中央アメリカ、アフリカ、ユーラシア、アジア、パシフィック地域からの12人の代表者。関東NYIは現在、19歳から40歳までのメンバーが約30人所属し、関東地域にある教会の青年同士がキャンプなどを通して交流している。

関東NYI代表の鈴木翔大さん(大学4年生)は、「世界の活発な青年たちとの交流は、とても刺激になる」と話す。鈴木さんは、コスタリカで行われた青年の集いにも参加し、多くの体験をしてきた。「世界中の青年と話して思うことは、『海外の青年は活発ですごいな。こんな風に大胆に伝道できたらよいのに』と感じると同時に、日本の良い所もたくさん見えてくる。日本には日本の伝道スタイルがある。また伝道をしにくい国といっても、法律で規制されたりしているわけではない。世界には、キリスト教が迫害され、宣教するだけで命の危険に晒(さら)される国もある。日本は伝道ができるというだけで『感謝』なのでは」と話す。

鈴木さんは、クリスチャン家庭で育った。幼い時から教会には通っていたが、高校を卒業してから数年間、全く教会に行かなくなった時期もあったという。「何が原因だったのですか?」と尋ねると、「原因は何でしょうね。つい最近なのに、思い出させない。たぶん、世の中のことが面白くなったのではないでしょうか」と話す。

それでも、教会に戻ってこられたのは、こうした青年たちのつながりの中で、励まし合ったり、悩みを打ち明けたりしながら、徐々に「やっぱり戻らなきゃ」と思えたからだという。「もちろん、母も祈っていてくれたのだと思います。祈りと仲間に支えられて今があるのかな」と微笑んだ。就職はすでに内定しているというが、今後の社会生活への不安は全くないわけではない。しかし、「よくよく祈り、これからも神様と共に歩みたい」と話す。

国境越えた絆育むナザレンの青年たち 世界と共に祈り・共に喜ぶ者として
手巻き寿司を囲んで、日本語、英語、ポルトガル語など、さまざまな言語が飛び交った。

この日、通訳を行っていたクラシックギタリストの長佑樹さんも、また世界中の青年と交流する中でさまざまな思いが巡るのだと話してくれた。「彼らと話していると、青年伝道において、日本だけの課題もあるが、案外、世界共通の課題もあるのだなと気付かされる。それぞれの文化の良いところを無視するわけにはいかない。そこを無視して、外国の文化ばかり取り入れても、伝道は進まないのでは」と話す。海外在住経験も長いという長さんは、「どこに行っても、信仰の友がいるというのは心強い」と話す。

ナザレン尾山台教会の付属幼稚園を卒園した青年は、母親と共に教会へ通う高校3年生だ。母親より先に受洗の恵みに預かった。幼稚園を卒園し、小学校の低学年のうちは、卒園生たちが教会に来ていた。しかし高学年、中学生、高校生と成長するにつれ、1人、また1人と教会学校には来なくなった。「一緒に行こうよ」と声を掛けることもできたのかもしれない・・・と思い返すが、全ては神様のご計画。現在は、高校のバレー部に所属し、日曜に練習や試合が重なることも多いと嘆くが、青年同士の交流を通して、教会から離れたくないと話す。

現在、介護職に就く佐々木牧人さんは、中高生時代を通して、ハンドボールに明け暮れた。クリスチャンホームで育った彼は、幼い頃から、日曜日には教会に行くのが習慣になっていた。中学校に上がり、ハンドボールを始めると、他の青年と同じく、「日曜練習の壁」にぶち当たる。

「両親からは、日曜の午前中は教会へ行きましょう。午後から練習や試合に行けばいい」と話され、部活の顧問とも話し、そのようにしていたという。しかし、午後練習に行くと、仲間から、「お前、午前の練習、参加しなくてラッキーだったな。めちゃめちゃきつかったぞ」など嫌味にも似た言葉を掛けられるのは、耐え難かったと話す。しかし、そんな時代を乗り越えて、今もこうした教会とのつながりがあるのは、「本当に感謝です」と話す。

国境越えた絆育むナザレンの青年たち 世界と共に祈り・共に喜ぶ者として
陽気な南国出身のラテン系テーブル、ブラジルでサッカー選手だった満山浩之神学生(写真奥中央)とスペイン語圏の青年たち

手巻き寿司パーティーでは、初めて納豆に挑戦する外国人の姿も見られた。「わりとおいしいですね」と話し、何回も手を付ける人、顔を目いっぱいしかめて食べきる人、その表情を見て楽しむ関東NYIの青年たち。天にささげる賛美と祈りは、英語と日本語の2カ国語で。文化や習慣は違っても、祈りと賛美では心を一つにすることができた。

また、手巻き寿司の他、抹茶をたて、お菓子と共に頂く茶道の紹介も行われた。着物を着た婦人たちが、手振り身振りを交えて、その作法を紹介。スマホを手に記念写真を撮る姿も見られた。

米国カンザス州から来日した青年伝道に携わる牧師に、この日の感想を聞くと、「どこの青年も楽しいことを求めている。それは、アメリカでも日本でも変わらないと思う。今日のパーティーは最高に楽しかった。われわれは、いつも日本のために祈っている。何千マイルも離れたところにいるが、主によって、兄弟、姉妹だ。これからも共に歩んでいきたい」と話した。

関連タグ:日本ナザレン教団
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