聖書をメガネに 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず(その5)

2015年12月5日07時07分 執筆者 : 宮村武夫 印刷
関連タグ:宮村武夫

私たちの今の考察を、少し俗っぽい切り口から確認したいのです。それはアンチ「ここだけの話」と表現したい切り口です。

「聖なる公同の教会」の「公同」の文字と内容は、輝いて見えます。先に「記憶と記録」を連載で論じた際も確認しました。神の言葉が記録されている重要な意味は、神の言葉が、いつでも、どこでも、誰に対しても公開されているので、公同性が、実際的に生きたものとなっている事実により示されているのです。

生ける神を信ぜず、神の言葉・聖書の権威も認めない人々がなすどんな真剣な批判の前にも、聖書が自らを公にさらしている事態は、聖なる公同の教会を支える聖書の真の威力・権威を明示していると、私は理解します。

聖書に立つ、「聖なる公同の教会」を信じ告白する、地上の組織の教会の営みに、なお落とし穴が存在すると認めざるを得ません。

それがまさに、「ここだけの話」的生活態度や習慣と判断します。組織の教会の各種レベルの集会において、開かれた会議を経て意思決定の決議がなされ、組織に属するすべての人々に決議が的確に伝達され、決議と実際の関係を判断し批判する道が開かれている。これが、聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信じ生きる者の日常的経験であるべきです。

そうでないと、建前では公同の教会を告白していても、会議も教会も、「ここだけの話」の少数者により私有化される危険があります。

クリスチャントゥデイの編集会議が、いかに実質的に「公同の教会を信ず」の信仰告白を体現しているか自問を続けながら、課題を思索する必要があります。

■ 我は聖霊、聖なる公同の教会、聖徒の交わりを信ず: (1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)

宮村武夫

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部(組織神学)修了。宇都宮キリスト集会牧師、沖縄名護チャペル協力宣教師。2014年4月からクリスチャントゥデイ編集長。

関連タグ:宮村武夫

関連記事

クリスチャントゥデイからのお願い

いつもご愛読いただき、ありがとうございます。皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。記事の一つ一つは、記者や翻訳者、さらに編集者の手などを経て配信されているものです。また、多くのコラムニストや寄稿者から原稿をいただくことで、毎日欠かすことなくニュースやコラムを発信できています。

この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、読者の皆様にはぜひ、祈りと共に、毎月定期的にサポートする「サポーター」として(1,000円/月〜)、また単発の「サポート」(3,000円〜)によって応援していただきたく、ご協力をお願い申し上げます。支払いはクレジット決済で可能です。申し込みいただいた方には、毎週のニュースやコラムをまとめた申込者限定の週刊メールマガジンを送らせていただきます。サポーターやサポートの詳細、またクレジットカードをお持ちでない方はこちらをご覧ください。


コラムの最新記事 コラムの記事一覧ページ

新型コロナウイルス特集ページ

人気記事ランキング

おすすめのコンテンツ【PR】

コラム

主要ニュース