Skip to main content
2025年10月20日23時39分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会
安保法制

“信仰に生きる「証し」として” 「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」で350人がアピール文採択、30日の大行動に参加へ(2)

2015年8月26日16時12分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:日本キリスト教協議会(NCC)小橋孝一日本カトリック正義と平和協議会(正平協)
“信仰に生きる「証し」として” 「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」で350人がアピール文採択、30日の大行動に参加へ(2)+
集会で自らの思いを語る、呼び掛け団体の一つである日本キリスト教協議会(NCC)議長の小橋孝一氏=24日、星陵会館(東京都千代田区)で

渡辺治氏による基調報告の後、呼び掛け団体から、日本キリスト教協議会(NCC)議長で牧師の小橋孝一氏、日本カトリック正義と平和協議会会長の勝谷太治氏、日本山妙法寺大僧伽首座の吉田行典氏、立正平和の会理事長の河崎俊栄氏、天理教平和の会代表の矢野太一氏、非戦平和を願う真宗門徒の会の石橋純誓氏の計6人の代表者が、安保関連法案反対への熱い思いを語った。

このうち小橋氏は、「イエス・キリストがエルサレムの都に入るときに、周りの多くの人が歓呼の声を上げた。ところがそれを押さえつけて黙らせようとする力も迫っていた。その時にイエスが言ったことは、『もしこの人たちが黙れば、石が叫びだす』」だったと、新約聖書のルカによる福音書19章40節を引用。

その上で、「彼らの言うことはぜひ叫ばなければならないことだ。私たちが今決意をしていることを叫び続けるわけだが、当然、それをごまかそうとしたり、圧力をかけようとしたり、さまざまな力が働いて、私たちを黙らせ、周りの者も黙らせることがあると思う。しかし私たちは、誰が黙っても自分は叫ぶ、石になる決意を新たにしたいと思う。それによって多くの人を動かし、心から共に進むことができる。そのように思う。ご一緒に闘っていきたい」と語った。

次に、札幌司教区の司教でもある勝谷氏は、日本のカトリック教会では「全司教が一致して憲法改正に対する反対を、日本国内の信者のみならず全世界のカトリック教会に向けて発信している。当然、この改憲につながる今回の法制に対しても一致して反対している」と述べつつ、「ただこれは信条に関するものではないので、教会の信者については、それをどう受け止め、どう判断するかは、それぞれの良心に委ねられている」と付け加えた。

勝谷氏は、「国家安全保障会議と特定秘密保護法、そして今回の法制がセットになったときに、私たちの知らないところで物事が進み、そしてそれを知ることができない。あるいは知ろうとすると罰せられる。いわば私たちが沈黙させられるような戦前の世界に帰っていく可能性がある」と指摘し、「それを強く懸念する」と述べた。

その上で、「あの戦前・戦中において日本が破滅的な戦争に突き進んでいったときに、それに抵抗することができなかったという苦い思いがある。また同じ過ちを繰り返してはならない。多分、カトリック教会だけではなくて、同じような苦い思いを過去に持っておられる宗派・教団の方たちもおられると思う」と述べた。

そして、「ただ、あの頃と違うのは、今このように集まって共にその声を上げることができること。そしてぜひともこの声を一つの大きなうねりとして、何としてもこの法案を廃案に追い込む。これを皆さんと共にぜひとも実現していきたいと思っている」と述べ、話を締めくくった。

“信仰に生きる「証し」として” 「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」で350人がアピール文採択、30日の大行動に参加へ(2)
日本カトリック正義と平和協議会会長の勝谷太治氏

さらに、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の高田健氏が連帯のあいさつをし、30日に国会前と全国で行われる「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人・全国100万人大行動」への参加を強く求め、司会者がそれに応えて呼び掛けると、会場の参加者たちは大きな拍手で賛同を表した。

そして、「原子力行政を問い直す宗教者の会」事務局長の長田浩昭氏が閉会のあいさつをし、集会のアピール文の案を読み上げると、会場の参加者たちは大きな拍手をして、これを採択した。最後に、集会の参加者たちは各人の信仰に従って礼拝(祈り)をし、集会は閉会した。

戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会 アピール
 「殺さない 殺させない」「兵隊も武器も用いない」

この「言葉」がここに集う私たち宗教者・門徒・信者、そして参加者一同の共通の願いであり、私たちの信じる教えの根底をなす「真理」である。

かつて70年前まで、私たちほとんどの教団は、その「真理」を投げ捨て、侵略戦争を正義の戦争として推進し、多くの人々を戦場に送っていった。のみならず、戦死者の儀礼を司(つかさど)ることによって、「いのちを奪われた」厳然たる事実を糊塗(こと)し、「捧げたいのち」として意味づけ、多くの「いのち」を後に続かせた。その大きな過ちを見つめなければならない。

今宗教者がなすべきことは、再び戦死者の儀礼を司ることではなく、「奪われたいのち」の願いに従い、新たな戦死者を生み出そうとするすべての事柄に「否」と声を発することである。

現在、安倍政権が成立させようとしている「新安保関連法案」は、日本の国を再び「戦争する国」にしようとする「戦争法案」であり、新たな戦死者を生み出そうとするものである。どれだけ饒舌(じょうぜつ)に言葉を積み重ねても、すべての戦死者の願いを踏みにじり、自衛隊員をはじめとしたこれからの「いのち」に犠牲を強いるものであり、まさに暴挙である。

ここにいたって私たち宗教者・門徒・信者は、自らが信仰に生きる「証し」として、現在審議中の「新安保関連法案」の速やかな撤回を求めるものである。

2015年8月24日
戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会
参加者一同

■ 戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会:(1)(2)

関連タグ:日本キリスト教協議会(NCC)小橋孝一日本カトリック正義と平和協議会(正平協)
  • ツイート

関連記事

  • 24日に「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」 呼び掛け人らが記者会見

  • 「戦争法案」の強行採決に宗教者ら怒りの声 正平協、バプ連が抗議声明

  • キリスト者平和ネットなど、全国で「戦争法案」反対集会の動き YWCAなども抗議声明

  • 「真実真理を大切にし、命の尊厳を守る」 宗教者祈念集会、「言論弾圧」「沖縄侮辱」に強く抗議

  • 「殺すな、殺させるな」 宗教者九条の和、「戦争法案」に抗議声明 英BBC記者も取材 署名総計は10万筆超

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 栄光への脱出の道 穂森幸一

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • 花嫁(35)古い人を脱ぎ捨てて 星野ひかり

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 花嫁(35)古い人を脱ぎ捨てて 星野ひかり

  • 「アジア太平洋伝道会議」2027年に開催決定 50カ国・地域から2500人が参加へ

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.