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安保法制

“信仰に生きる「証し」として” 「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」で350人がアピール文採択、30日の大行動に参加へ(1)

2015年8月26日16時11分 記者 : 行本尚史
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関連タグ:安倍晋三
“信仰に生きる「証し」として” 「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」で350人がアピール文採択、30日の大行動に参加へ(1)+
集会の始めにあいさつをする呼び掛け人の一人である「『戦争法案』に反対する宗教者の会」代表で仏教学者の山崎龍明氏=24日、星陵会館(東京都千代田区)で

安保関連法案に反対する仏教や神道、キリスト教などの宗教者ら約350人(主催者発表)が24日、星陵会館(東京都千代田区)で「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」を開き、同法案の撤回を求めるアピールを採択するとともに、30日(日)午後2時から行われる「戦争法案廃案!安倍政権退陣!8・30国会10万人・全国100万人大行動」に参加することを決定した。(アピールの全文は(2)を参照)

集会は初めに各人の信仰に従って礼拝(祈り)が行われた後、呼び掛け人の一人である「戦争法案に反対する宗教者の会」代表で仏教学者の山崎龍明氏があいさつした。

山崎氏は、「安倍首相は口を開けば『丁寧に法案を説明する』とおっしゃる」と述べつつも、「安倍さんの『丁寧』とは、自分の言うことをとにかく聞けっていうこと。そのためには時間を費やす。これは丁寧でも何でもない」と指摘。そして、安倍晋三首相の説明は「ウソにウソを重ねているから」分からないと付け加えた。

山崎氏はまた、「戦争はいかなることがあっても認めてはいけないという立場を、私は皆様と共有したい。今私たちがこの法案に宗教者として意思表示をしなかったら、やはり悔いを千載(せんざい)に残すというか、あるいは次の世代の方々に大変申し訳が立たないという思いが私は大変強くある」と自らの気持ちを表した。

続いて、作家で僧侶の瀬戸内寂聴氏や、公明党の支持母体である創価学会の会員である天野達志氏から送られた賛同のメッセージが読み上げられた。

“信仰に生きる『証し』として”「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」で350人がアピール文採択、30日の大行動に参加へ(1)
基調報告をする憲法学・政治学者の渡辺治・一橋大学名誉教授

その後、一橋大学名誉教授(憲法学・政治学)の渡辺治氏が、「戦争法案廃止に向けて―運動の到達点と廃案に向けての課題―」と題して基調報告を行った。渡辺氏は「戦争法案に反対する運動が私たち自身の予想を超えるような高揚を見せている。そういう中で安倍内閣は追い詰められている」と語った。

渡辺氏は、「戦争法案、原発の輸出と再稼働、そして教科書の統制、安倍談話における歴史の修正と改ざん、これはまさに安倍さんがやろうとしている日本の軍事大国化のための大きなひと塊になっている。私たちはそういう安倍内閣の思いを是が非でも崩さなければいけないと思う」と語った。

「安倍内閣は4つの爆弾を抱えた」と渡辺氏は述べ、「川内原発については強行したが、村山談話を公式に否定するという彼のたくらみは破産した。辺野古については1カ月中断して延ばした。そこまでして戦争法案を爆破されたくなかったのだ。彼らはそういう取り組みをしている」と指摘。それに対して共同の力・新しい力に自信を持って安倍内閣を追い詰める闘いを大きくしていかなければならないと訴えた。

「戦争法案をつぶすには一つしかない。それは何か? 安倍内閣をつぶすことです。これしかない」と渡辺氏。「安倍内閣をつぶすにはどうすればよいか? まず一つ。私たちが今やっている国会内外の動きをもう一回りも、二回りも大きくする。立ち上がっていない人たちに呼び掛けて、もっと大きな広がりを持つ。そしてその人たちを8月30日、東京近辺の人は国会へ、それから全国の地域で大きく、目に見える形で集会を持つ。二番目は地域の共同を大きくする。そして参議院で国会の中の闘いを励ましながら、国会の外で参議院を取り巻く。最後に、辺野古の問題と戦争法案を一体の問題として、教科書の問題を含めながら議論をしていく。そういう大きな輪を作る必要がある」と行動を提起した。

「九条の会の事務局に、『戦争法案が通る。強行採決はもう間違いない。絶望だ。その後どうしたらいいか』という電話やメールが殺到している」と同事務局でもある渡辺氏は明かしつつも、「私たちはそうではない」と明言。そして、「一番いいのは、安倍さんに、戦争法案が通る9月27日より前に退陣してもらうことだ。そのために大きな取り組みをしなければいけない」と述べた。

しかし、「安倍内閣はその命運と引き換えに戦争法案をのませようとしている」と渡辺氏は指摘。法案が通るのかについて渡辺氏は「そんなことはない。そこまで私たちが運動すれば、戦争法案を適用して自衛隊を海外に送ることは、これだけの反対運動を前にしては、恐らく次の内閣はできない。それどころか、安倍さんが退陣を余儀なくされたら、辺野古(基地建設)はつぶれると思う」との認識を示した。

“信仰に生きる「証し」として” 「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」で350人がアピール文採択、30日の大行動に参加へ(1)
「戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会」の様子

渡辺氏はさらに明文改憲について、「安倍さんが次に来年の参議院選挙で狙っている、憲法自体を変えてしまうという試みはつぶれるだろう」とし、「残念ながらそこまで行かず、安倍さんを追い詰めたけど(安倍さんが)生き延びた場合でも、私たちの運動が大きく盛り上がって彼を追い詰めれば、くたくたになって戦争法案が通っても、彼が総理大臣として生きながらえても、できるだけ早く彼をつぶすことによって、戦争法案の発動を食い止めることができるし、一日でも早く彼を引きずり下ろすことができれば、私たちは辺野古の問題や明文改憲の問題にストップをかける」と語った。そして、「一番いいのは、戦争法案をつぶすことだ。そのために後半戦を頑張ろうじゃないですか」と呼び掛けた。

「安倍首相は70年談話を出した。70年談話は本当にひどいものだ。いろいろ確かにちりばめられてはいるけど、アジアの人たちに対する歴史的な責任を果たしたものにはなっていない」と渡辺氏は指摘。「戦争法案を廃止すること」が、アジアと世界の人々に対する「私たちの最高の70年談話・アピールになる」と力を込めた。

そして、「共に宗教者の皆さん、まさに立場の違いを踏まえながら、大きな共同行動で戦争法案廃案のために立ち上がりましょう」と渡辺氏が訴えて語り終えると、会場は大きな拍手に包まれた。(続く)

■ 戦争法案に反対する宗教者・門徒・信者全国集会:(1)(2)

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