Skip to main content
2022年5月22日20時12分更新
Go to homepage
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

臨床心理士が推薦するキリスト教カウンセリング本4冊 教文館で「おふぃす・ふじかけ賞」授賞式

2015年6月27日18時19分 記者 : 新庄れい麻
  • ツイート
印刷
関連タグ:カウンセリング自殺・自死藤掛明平山正実斎藤友紀雄おふぃす・ふじかけ賞
臨床心理士が推薦するキリスト教カウンセリング本4冊 教文館で「おふぃす・ふじかけ賞」授賞式+
「おふぃす・ふじかけ賞」の発案者である藤掛明・聖学院大学准教授(左)が、受賞者に賞状を贈った=25日、教文館ギャラリーステラ(東京都中央区)で

キリスト教のカウンセリング関連書籍の中から、臨床心理士の藤掛明氏(聖学院大学准教授)が、おすすめ本として独自に選定する「2015おふぃす・ふじかけ賞」に4冊が選ばれ、その授賞式が25日、教文館ギャラリーステラ(東京都中央区)で行われた。受賞者に藤掛氏から賞状が贈られ、著者や担当編集者らが、それぞれの書籍にまつわるエピソードを交えながらスピーチした。

キリスト教のカウンセリング本への関心を高めようと、藤掛氏自らが、昨年4月から今年3月までに刊行された書籍を対象に選んだ。賞の名称は、藤掛氏のブログ名「おふぃす・ふじかけ」から。今回選ばれた4冊は、藤掛氏が他の人にも読んでほしいとほれ込んだ本だという。4冊の受賞作品と、藤掛氏のコメントは次の通り。

『自死遺族支援と自殺予防─キリスト教の視点から』(平山正実・斎藤友紀雄監修、日本キリスト教団出版局、2015年3月16日):月刊誌『信徒の友』に連載された記事をまとめたもの。2年分の気合いが込められている。トピックスを総動員し、20人以上の執筆者が関わっているが、寄せ集めという感じがしない。謙虚に現場の息づかいを扱おうとする一貫した姿勢を感じる。

『牧会相談の実際─カウンセラーと共に考える』(藤掛明・小渕朝子・村上純子編著、あめんどう、2015年4月1日):従来こういう本は、牧師か医師が書く。しかし、心理カウンセラーが書くとこうなるという本。入り口部分のヒントに満ちている。

『死と向き合って生きる─キリスト教と死生学』(平山正実著、教文館、2014年12月10日):クリスチャン精神医学の開拓者が書き残した、渾身の死生学論文集。まなざしの優しさがすごい。

『牧会の羅針盤─メンタルヘルスの視点から』(関谷直人著、キリスト新聞社、2015年3月20日):季刊誌『ミニストリー』に連載された記事をまとめたもの。ハラスメントやDVなど時代の先端の課題も扱っている。短い文章ながら、具体的に、また実際的に書かれ、解決のヒントを教えてくれる。

臨床心理士が推薦するキリスト教カウンセリング本4冊 教文館で「おふぃす・ふじかけ賞」授賞式
「2015おふぃす・ふじかけ賞」に選ばれたキリスト教カウンセリング本4冊

これらの受賞作を「豊作の4冊」と総評した藤掛氏は、自身の「独断と偏見」による賞であることを前置きした上で、こうしてキリスト教のカウンセリング本を挙げることは、キリスト教カウンセリングの「いま」をあらためて体感することでもある、と話した。特に、自死(自殺)をどう受け止めていくのか、時代病理として台頭してきた依存症やパーソナリティー障がいをどう受け止めていくのか、の2つの大きな課題が見えてくるという。

自死についてのトピックスが網羅されている『自死遺族支援と自殺予防』の監修者、日本自殺予防学会理事長の斎藤友紀雄氏は、「自殺問題は謎に包まれている。人間の想像を超える出来事。いつも謙虚でなければならないと思っている」と、スピーチの中で話した。

藤掛氏がこの賞を発案した背景には、日本のキリスト教カウンセリングの第一人者である平山正実氏との語り合いがあったという。「自分たちが死んだあと、キリスト教カウンセリングについて残せるものはあるだろうか」と考える中から生まれたアイデアだったという。2013年末に平山氏は天に召されたが、「この賞は平山先生に提出する宿題でもある」と藤掛氏は話す。授賞式では、出席者の口々から平山氏にまつわる思い出話も語られ、これまでのキリスト教カウンセリングの歩みを振り返るひとときともなった。

今回初めて設けられた「おふぃす・ふじかけ賞」。次回以降、どのように行っていくか具体的には決まっていないというが、2013年以前に発刊され、今なお流通している書籍の中から紹介する「発掘賞」など、さらに新しい取り組みも考えているという。

関連タグ:カウンセリング自殺・自死藤掛明平山正実斎藤友紀雄おふぃす・ふじかけ賞
  • ツイート
▼関連記事を見る  ▼クリスチャントゥデイからのお願い

関連記事

  • 臨床心理士のがん体験 藤掛明氏が講演「自分らしくなさそうな自分も、自分を豊かにするチャンス」

  • 米テキサス・バプテスト連盟前代表、うつ病との闘いの末に自殺

  • 米女優セレーナ・ゴメスが反自殺メッセージ 「神様は本当に愛している」

  • 国際自死遺族の日 自殺で息子亡くしたリック・ウォレン牧師の妻が講演

  • 精神科医療の現場から 宇田川雅彦医師にインタビュー “自殺予防のためにクリスチャンがすべきこと・すべきでないこと”

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • 燃えない症候群 佐々木満男

  • 小塩節・フェリス女学院元理事長死去 ドイツ文学者、キリスト教功労者

  • 教会でウクライナ支援コンサート、現地で難民支援するハンガーゼロのスタッフが報告

  • イランのクリスチャン男性、「家の教会」運営で禁錮10年の判決

  • 米教会銃乱射、牧師や信徒が命懸けで容疑者取り押さえ 犯行動機は台中関係への不満か

  • 「祈り」と私たちの距離を教えてくれる良書 『大学の祈り』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(147)献身的な信仰者を求める日本社会(3)広田信也

  • 「入管体制の抜本改革を」 日本キリスト教協議会が岸田首相に要請文

  • 隠された歴史 穂森幸一

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 米教会で銃乱射事件、1人死亡5人重軽傷 教会員らが容疑者取り押さえ

  • 米教会銃乱射、牧師や信徒が命懸けで容疑者取り押さえ 犯行動機は台中関係への不満か

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • 「祈り」と私たちの距離を教えてくれる良書 『大学の祈り』

  • ニューヨーク便り(4)日常に「ゴールデンルール」があるニューヨーク

  • 「流浪の月」 人の「分かり合えなさ」を映画ならではの手法で描く傑作

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • シンガー・ソングライター、牧師の小坂忠さん死去 73歳

  • 元外務官僚の牧師、日本維新の会の参院比例区支部長に

  • ひとり子を十字架につけられる程の愛 小坂忠

  • 16歳の高校生、洗礼受けた数時間後に銃弾受け死亡 米フロリダ州

  • 世界最高齢の田中カ子さん死去、119歳 戦後クリスチャンに 教会で幼稚園開設

  • 「悪」はいかに伝染するか 「心の闇」描くサイコサスペンス映画「死刑にいたる病」

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 米教会で銃乱射事件、1人死亡5人重軽傷 教会員らが容疑者取り押さえ

  • 神学書を読む(79)これぞ誰でも手にできる「組織神学」の本! 橋爪大三郎著『いまさら聞けないキリスト教のおバカ質問』

編集部のお勧め

  • 同志社大神学部・神学研究科が公開シンポ「戦争と同志社」 戦時下知る有賀誠一氏が講演

  • 第4回日本ゴスペル音楽祭、4年ぶりオンラインで念願の開催

  • 「天の故郷」に帰った小坂忠さんに最後のお別れ 思い出のホールで追悼告別式

  • 「妥協しない」テーマに ジーザス・レインズ、終戦記念日の8月15日開催へ

  • 「必ず日本にリバイバルは起こる」 首都圏イースター、高木康俊牧師がメッセージ

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 論説委員・編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2022 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.