独正教会の修道院、戦勝70周年記念で十字架の記念碑を祝福

2015年5月11日16時47分 記者 : 行本尚史 印刷
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ドイツ中部のケッチェンドルフにある聖ゲオルク修道院でナチス・ドイツに対する戦勝70周年を記念して立てられた十字架(写真:ロシア正教会渉外局)

ドイツ中部のケッチェンドルフにある聖ゲオルク(ロシア語で「ゲオルギイ」)修道院で、ナチス・ドイツに対する戦勝70周年を記念し、同修道院の献堂の日である6日に十字架が立てられた。ロシア正教会渉外局が7日、公式英文サイトで伝えた。

銅製のこの十字架は、重さが2トンで高さは5メートル。募金によって集められた資金を用いて、ロシア南西部のロストフナドヌで造られ、2006年に建てられた同修道院へ運ばれた。同修道院の敷地は第二次世界大戦中にナチス・ドイツの元帥であったヘルマン・ゲーリングの邸宅があったところだという。

ロシア正教会渉外局は、「記念の十字架がドイツのファシズムに対する戦勝70周年記念の直前に祝福を受けたことは注目に値する。この十字架は、解放の兵士たちにとっての記念碑となるとともに、諸国同士の和解のしるしとなるだろう」と述べている。

同日、ベルリンおよびドイツのフェオファン大主教が、バクーおよびアゼルバイジャンのアレクサンダー大主教と共同で聖体礼儀を執り行った。この聖体礼儀は、同修道院の敷地内に建築中の勝利者聖ゲオルク教会で初めて執り行われた。

さまざまな国々から100人を超える来賓が参加し、聖体礼儀の後には、同教会の鐘を祝福する儀式が執り行われた。

1941年6月にナチス・ドイツが独ソ不可侵条約を一方的に破棄してソ連に侵攻した後、両国は独ソ戦に突入したが、1942〜43年のスターリングラードの戦いで戦局が転換し、1945年5月9日にソ連が勝利した。ロシアではこの日が対ドイツ戦勝の記念日とされている。

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