Skip to main content
2025年10月23日13時59分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

大学襲撃事件でケニア国内の諸教会が応答 治安体制に忠告する声も

2015年4月7日16時17分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:ケニアケニア教会協議会(NCCK)アルシャバブ
大学襲撃事件でケニア国内の諸教会が応答 治安体制に忠告する声も+
ガリッサ空港で襲撃事件の負傷者を手当てする国境なき医師団(MSF)のチーム(写真:MSF)

ケニア教会協議会が弔文、治安体制に忠告

ケニア教会協議会(NCCK)は3日、同国東部にあるガリッサ大学が、イスラム過激派組織「アルシャバブ」に襲撃され、学生ら148人が殺害されたことを受け、犠牲者に対する弔文を公式サイトで発表した。

NCCKは弔文で、この襲撃事件について「将来を約束されていた多くの若くて罪のない命を短く断ち切ってしまったという、実に悲劇的な事件」だと述べ、「多くの人たちがさまざまな病院で重傷の手当てを受け、多くの家族がトラウマ状態になってしまった」と嘆いた。

また、「この悲しい事件を受けて、私たちは神がご遺族に力と慰めをお与えくださるよう祈る。私たちの心、励ましと早期の回復を願うメッセージを、病院で手当を受けている人たちに送る」と述べた。

NCCKは、今回の事件を「凶悪な行為」と強く非難する一方、治安当局のこれまでの対応を評価。「襲撃犯たちへの早い対応がなければ、恐らく話は変わっていただろう」と付け加えた。

また、事件がイースター(復活祭)のほんの数日前に発生したことに触れ、「盗み、殺し、そして破壊しにやってくる悪魔とちょうど同じように、(事件の)責任を負う者たちが、キリスト教の暦におけるこの非常に重要な行事をやめさせようと出てきたことは明らかだ」と断言した。

NCCKは、「ケニアの宗教団体は、テレビで放送された血だらけの映像によってひどく乱されつつも、私たちの国の治安部隊がガリッサでの活動を終えるにあたって、国民に平静を保つよう強く求める」と訴え、「ケニア国民は宗教的・政治的または倫理的な路線で分断されてはならず、たとえ敵対関係に直面していても不屈のままでいるべきである」と強く主張した。

しかし、NCCKは、「政府と治安の責任者たち全員は、私たちの国の体制のまさにどこが悪いのかという難しい問いを自らに問い始めなければならない」と提起。「私たちが信じるのは、わが祖国の治安の愚かさは体系的なものであり、私たちの国の治安体制の役人をただ変えるといったような表面的な解決であってはならないということだ。もし政府がケニア国民の生活について真剣であるならば、腐敗といったような国家安全保障を特徴づけ続けている無数の課題に、政府が向き合う時が来ているのだ」と忠告した。

また、テロとの闘いが地球規模のものであるとしても、各国が治安のために自らの手段を具体化する必要があると訴えた。その上で、「国際社会は、アルシャバブのようなテロ集団と対決するのを助け、彼らを完全に撲滅するべきである。ケニアは、血に飢え乾いたテロリストたちの手によって、もはやこれ以上人を死なせる余裕はないのだ!」と述べ、「神がケニアを祝福してくださるように」という祈りで弔文を結んだ。

ケニア聖公会大主教「犠牲者の死、無駄にはならない」

また、ケニア聖公会のエリウド・ワブカラ大主教は3日、事件を受けて「イエスの十字架のそばには、その母が立っていた」(ヨハネ19:25)と題する牧会書簡を発表した。聖公会の英文サイト「エピスコパル・カフェ」が同日に伝えた。

その中でワブカラ大主教は、「マリアは目の前の恐怖にもかかわらず逃げなかった」「(イエスの死で)話は終わりではない。十字架におけるイエスの死は無駄ではない」として、アルシャバブによって殺害された人々の死は「無駄死ににはならない」と述べた。

その上で、ケニア政府に国民の命を守るよう求めるとともに、世界に対し「今回の非道な行為は、ケニアだけに対する攻撃ではなく、世界平和に対する襲撃の一部だ。世界がこれまでになく一致団結してこの増大する脅威を打ち負かす時が来た」と訴えた。

また、「各国政府に決定的に重要な役割がある一方で、さらにもっと重要なのは、一般の人々の心と頭だ。私たちは、死と破壊を誇りとする者たちに対して、自国も自らの信仰も決して放棄しないと、共に神のみ前に約束しよう。私たちは脅されても恐れない。なぜなら私たちは、死を栄光の門へと変え、私たちを永遠に神の子とする十字架の力、私たちの罪を赦す神のみ力を知り、信頼するからだ」とワブカラ大主教は結んだ。

東アフリカ長老教会「主が特別に覚えてくださるように」

一方、東アフリカ長老教会は4日、フェイスブックにイースターのあいさつ文を掲載。「聖木曜日にガリッサで起きたテロ攻撃の知らせで目が覚めたので、悲しいイースターだ。私たちは主がこの国を特別な形で覚えてくださるよう祈り続ける」と記した。

また、「この問題で大きな打撃を受けた私たちの兄弟姉妹たちと共に立つために、連帯の印として、災害や同情疲労、トラウマに精通している私たちの教会の牧師たちは、政府によって災害受付が設置されているニャヨ・ナショナル・スタジアムに向かうだろう」と述べた。

そして、「私たちが友人たちと共に立つにあたって、どうか祈ってこのチームに加わってほしい」と呼び掛けた。

関連タグ:ケニアケニア教会協議会(NCCK)アルシャバブ
  • ツイート

関連記事

  • ケニアで大学襲撃 キリスト教徒の学生ら狙い147人死亡

  • ケニアのキリスト教系ラジオ、テロリストとみられる者に乗っ取られる

  • ケニアの教会で武装集団が発砲 4人死亡

  • ケニアでイスラム教聖職者殺害めぐり教会放火も

  • ケニア・ガリッサで2教会襲われる

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(14)抗黙示思想と現代 臼田宣弘

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • ワールドミッションレポート(10月23日):カメルーンのルンドゥ族のために祈ろう

  • 焦りは禁物 菅野直基

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • ヨハネの黙示録(8)テアテラ教会の御使いへ 岡田昌弘

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • チャーリー・カーク氏の妻、殺害者を赦す 「キリストはそうしたし、夫もそうする」

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.