原発は「バベルの塔」 日本司教団との会見でローマ教皇が警鐘

2015年3月23日21時24分 印刷

【CJC=東京】教皇フランシスコは20日、バチカン(ローマ教皇庁)を公式訪問(アドリミナ)した日本の司教団と会見。東日本大震災の福島第1原発事故に関連し、人間のおごりと現代文明のひずみの一例として原発の開発に警鐘を鳴らした。

教皇は、「人間は神の定めた自然のおきてに逆らってはいけない」と指摘。原発を旧約聖書の「バベルの塔」になぞらえ、「天に届く塔を造ろうとして、自らの破滅を招こうとしている」と表現し、「人間が主人公になって自然を破壊した結果の一つ」と述べたという。毎日新聞が報じた。

教皇は広島、長崎への原爆投下と第二次世界大戦終結から70年を迎えることに触れ、核兵器製造を「人類の悪行」と非難したという。日本司教団は教皇が日本に向けた平和のメッセージを発表するよう依頼した。

教皇は来年、日本で予定される列福式に「可能なら行きたい」と述べたという。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。

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