Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

リベラル派が指摘する、米国家朝餐祈祷会におけるオバマ大統領のスピーチの3つの問題点

2015年2月17日00時42分 翻訳者 : 木下優紀
  • ツイート
印刷
関連タグ:バラク・オバマ国家朝餐祈祷会アメリカイスラム国(IS)十字軍
リベラル派が指摘する、米国家朝餐祈祷会におけるオバマ大統領のスピーチの3つの問題点+
バラク・オバマ米大統領=2012年11月7日(写真:クリストファー・ディルツ / オバマ・フォー・アメリカ)

バラク・オバマ米大統領が国家朝餐祈祷会で語ったスピーチに対する批判は、イデオロギー的な面のみに集中しているわけではない。保守派にスピーチを支持する人がいる一方、一部のリベラル派からはスピーチに対する批判が上がっている(関連記事:オバマ米大統領、国家朝餐祈祷会に出席 宗教を悪用する勢力に抵抗する3つの原則語る)。

1. 「イスラム国(IS)」と、十字軍や宗教裁判を比較するのは時代遅れ

米NBCの日曜討論番組「ミート・ザ・プレス」では、保守派のコラムニストであるデビッド・ブルックス氏がオバマ大統領のスピーチを支持する一方、米MSNBCのホスト役でリベラル派のアンドレア・ミッチェル氏は反対の意見を表明し、オバマ大統領は十字軍について話すという間違いを犯したと語った。

「一つ目に、どのような文脈においても『十字軍』という言葉を使うのをやめるべきです。それは悲惨過ぎるからです。そして、(ISに拘束されていたヨルダン軍の)パイロットが生きたまま焼殺された動画が公開された後の週に、祖先の罪という哲学的な問題へと後退するべきではなかったのです。まずは目の前にある問題に取り組むべきですし、信仰について話すときは十字軍から離れなければなりません」「(当時のローマ教皇ウルバヌス2世が第1回十字軍を呼び掛けた)1095年に戻ることは決してできないのです」と、ミッチェル氏は語った。

同じくリベラル派の、米ワシントンポスト紙のコラムニスト、ユージーン・ロビンソン氏も9日の論説記事で、同様のことを指摘した。

「しかし、スペインの宗教裁判は500年前に、そして最初の十字軍は約千年前に派遣されたことには言及するべきです。世界は当時よりも変化していますし、人類の知識もそうです。たとえば現代に生きる私たちは、致死的な感染症が、魔女をみな火あぶりにしなかったことや、異教徒を皆殺しにしなかったからではなく、細菌によって引き起こされることを知っています」とロビンソン氏は書いている。

2. 大統領の歴史の引用は不十分

ロビンソン氏はさらに、オバマ大統領が奴隷制やジム・クロウ法(米国における人種差別の条例などの総称)を、キリスト教が奴隷制を容認すると主張するキリスト教徒が支持していたと話した際、そのエピソードの全容には触れていなかったことを批判した。それは事実である一方、ロビンソン氏は、信仰によって奴隷制やジム・クロウ法に反対したキリスト教徒、たとえばウィリアム・ウィルバーフォースやマーティン・ルーサー・キング牧師のような信仰者もいたことを指摘した。

「しかし、奴隷制の廃止運動がキリスト教信仰とキリスト教会から生まれたことも事実なのです」とロビンソン氏。「南北戦争よりもかなり前に、宗教的、道徳的な議論の趨勢(すうせい)は反奴隷制度側に傾いていました。この恐ろしい制度を存続させたのは、奴隷の所有者にとっての経済的要請からでした」と指摘した。そして、「公民権運動は、北部においても南部においても組織の中心としてのキリスト教会がなければ、決して勝てることはなかったでしょう」とつづっている。

3. 表現が押し付けがましく、適切でない

たとえ「歴史的に正確」であったとしても、全体的に見て、オバマ大統領の批評は「もっともらしく、深みがなく、押し付けがましい」とロビンソン氏は指摘する。

オバマ大統領のスピーチの中で、謙遜についてキリスト教徒は「いばる」べきではないと語ったのに対して、ロビンソン氏は「むなしく聞こえる」とし、「戦闘員をこっぱみじんにするために、定期的に空爆用の無人機を出撃させるリーダーから来ている言葉」と断じた。

そして、ISによる最近の凶行を十字軍や宗教裁判と比較するのは、「極論過ぎる」としている。

かつてホワイトハウスで働き、2012年の大統領選において、オバマ大統領のキャンペーンで信仰面からの広報を行ったマイケル・ウェア氏は、ロビンソン氏よりは穏やかだが、オバマ大統領の批評は「表現が適切でない」と批判した。

ウェア氏は9日のMSNBCの番組「ローレンス・オドネルとの最後の言葉」に出演し、オバマ大統領は、2009年にエジプトのカイロ大学で行ったイスラム社会との融和を求めるスピーチと同様に、より希望に満ちたスピーチをするべきだったと述べた。

ウェア氏は、オバマ大統領は「私たちは、この宗教的な暴力のただ中にあってさえも、希望を持ち続ける理由があります。私たちは、キリスト教徒がこの宗教を曲解し奴隷制を正当化した歴史も持ちますが、一方迫害者を打ち負かし、奴隷を解放する神を説くために、この宗教の名を取り返そうと立ち上がったキリスト教徒の歴史もあります」と話すべきだったと語った。

関連タグ:バラク・オバマ国家朝餐祈祷会アメリカイスラム国(IS)十字軍
  • ツイート

関連記事

  • オバマ米大統領、国家朝餐祈祷会に出席 宗教を悪用する勢力に抵抗する3つの原則語る

  • オバマ大統領、聖書引用するも間違える

  • オバマ一家、ワシントンのバプテスト教会でイースター礼拝に参加

  • 教皇とオバマ米大統領が初会見 贈物交換は野菜・草花の種とメダル・著書

  • オバマ米大統領、キング牧師の祝日にエプロン姿で奉仕

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 誇り高き勇士 穂森幸一

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.