ギリシャ正教会、火葬希望者の葬儀しない方針を表明

2014年11月4日15時53分 印刷

【CJC=東京】ギリシャ正教会が10月31日、火葬は人体を尊重しない弔い方として、火葬を希望する人の埋葬式(葬儀)は執行しない方針を表明した、とAFP通信が報じた。

正教会は声明で「人体の焼却は、文化人類学的・神学的な観点から、正教会の伝統や行動様式に沿ったものとは考えられない」と説明しているという。

ギリシャで火葬が合法化されたのは2006年。ただ正教会は、火葬の手順を定めた新法を「虚無主義」の象徴であり「宗教弾圧」と「人体に対する敬意の欠如」だと批判しており、火葬希望者は「正教会からの離脱を表明したことになるので、教会での儀式を受ける資格を失う」と述べている。

AFP通信によると、ギリシャではアテネとテッサッロニキの市長が、墓所不足を理由に火葬場の建設許可を繰り返し申請しているが、これまでギリシャ国内で火葬場の建設は承認されていない。

※この記事はCJC通信の提供記事を一部編集して掲載したものです。

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