Skip to main content
2025年8月22日15時04分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会とロシア正教会が互いを非難、世界のキリスト教共同体や国際組織に支援・擁護求める

2014年8月25日10時58分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:ウクライナウクライナ正教会(キエフ総主教庁系)ウクライナ正教会(UOC、モスクワ総主教庁系)ロシア正教会
ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会とロシア正教会が互いを非難、世界のキリスト教共同体や国際組織に支援・擁護求める+
ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会のスヴィトスラフ首位大司教(写真:ウクライナ宗教情報サービス)

ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会のスヴィトスラフ首位大司教は各国のカトリック司教協議会や政治指導者、及び善意ある全ての人々に対し、ウクライナの情勢とギリシャ・カトリックに対するロシア正教会の非難について述べた。ウクライナ宗教情報サービス(RISU)が22日に伝えた。

「ウクライナには世界のキリスト教共同体の効果的な支援と善意ある全ての人々による支援が必要です。メディアで宣伝が蔓延しているという文脈の中で、私たちはあなた方に情報を批判的に評価するよう求めます。私たちには、あなた方の祈り、あなた方の識別力、あなた方の良い言葉と効果的な行いが必要なのです。沈黙と怠惰はさらなる悲劇につながるでしょう」と、スヴィトスラフ首位大司教の書簡には書かれている。

「プロテスタントはロシア寄りのテロリスト集団によって標的とされ、もっともゆゆしい暴力に苦しんできました。福音教会『メタモルフォシス』のアレクサンダー・パヴレンコ牧師の2人の息子たちと、その教会の2人の執事であるヴィクトール・ブロダルスキーとヴラディミール・ヴェリチコは、そのテロリストたちによって教会の礼拝から連れ去られ、拷問を受け、そして殺されました。彼らの遺体はスロヴィアンスクの合同墓所から発見されました」と、スヴィトスラフ首位大司教はその書簡に記している。

「残念なことに、ウクライナ東部で包囲されたギリシャ及びローマ・ウクライナ・カトリック、キエフ総主教庁のウクライナ正教会、そしてプロテスタントは、ロシアの正教会指導層の誇張によってさらに危険にさらされており、それはロシアの政治当局やメディアの宣伝にますます似るようになってきています」と、スヴィトスラフ首位大司教は続けて述べている。

さらにスヴィトスラフ首位大司教は、「ロシア正教会の最高位でモスクワにおいて発行された最近の文書の中で、それもとりわけ各正教会総主教に宛てた書簡の中で、ギリシャ・カトリックとキエフ総主教庁のウクライナ正教は、失礼にも『東方帰一教会(ユニエイト)』とか『分派たち』と呼ばれ、名誉を毀損されています。彼らはウクライナ東部の軍事紛争について責任があるとされ、その戦闘、とりわけ軍事活動の結果続いている正教の聖職者や信徒に対する暴力を生み出しているとして非難されています。ロシア正教の指導者たちはギリシャ・カトリックや他の信仰告白について中傷的な情報を広げては、自らをロシア正教のための戦士とみなしている分離主義の武装勢力による危険にそれらをさらしているのです」と記した。

「私たちはこれらの主張や非難を強く拒否します。ウクライナ軍は教派的な存在として構成されているわけではありません。従って、さまざまな教派の従軍聖職者たちが反テロリスト作戦の地帯で奉仕しています。従軍聖職者たちは地元の宗教共同体の生活に干渉することを認められていません。ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会の従軍聖職者たちが他の諸教会や宗教団体の会員に対して暴力行為を犯したという非難は真実ではありません」と、スヴィトスラフ首位大司教は述べている。

ウクライナ・ギリシャ・カトリック教会とロシア正教会が互いを非難、世界のキリスト教共同体や国際組織に支援・擁護求める
ロシア正教会モスクワ総主教のキリル1世(写真:Presidential Press and Information Office)

一方、8月18日、ロシア正教会モスクワ及び全ロシアのキリル総主教聖下は国際連合と欧州委員会、及び欧州安保協力機構に書簡を送った。その中でキリル総主教は、「ウクライナ南東部において現在続いている武力紛争の状況の中で、ウクライナ正教会の聖職者や信徒の権利がひどく侵害されている数えきれない事実」について述べたという。19日にロシア正教会が公式サイトで伝えた。

ロシア正教会によると、「キリル総主教聖下は、ウクライナ南東部の敵対者たちによって引き起こされている現在の困難な状況を利用してウクライナの正統な正教を害するユニエイトや分派の試みをめぐるロシア正教会の憂慮をこれらの国際組織の高官に伝えた」という。

その書簡の中でキリル総主教は、「ウクライナにおける武力による内紛の被害者となってしまったウクライナ正教会の聖職者たち数人の悲劇的な死亡事件に言及するとともに、ウクライナ正教会の聖職者たちに対する暴力のけしからぬ事実に対して、またそれらの聖職者たちを迫害や脅しにあわせようとする現在続行中の試みに対して、それらの国際組織の指導者たちの注意を喚起している」という。

また、キリル総主教は「ウクライナ正教会の教会や修道院に深刻な物的被害が引き起こされてきており、それは何千人もの多くの難民にとって最後の避難所となってきたと説明している」という。

ロシア正教会によると、キリル総主教は「ウクライナ最大の宗教団体であるウクライナ正教会が直面している諸問題にこれら高位の国際組織が無関心のままでとどまらないようにという自身の希望を表明している。ウクライナ正教会は、いかなる政治的関与とも相容れることなく、現在のこの非常に困難な状況の中で牧会的配慮を何百万人ものその信徒たちに行い続けていると、ロシア正教会の総主教は述べた」という。そして、「キリル総主教は国際連合や欧州委員会、欧州安全保障協力機構に対し、自らの権威ある声を上げてウクライナ東部の正教のキリスト者たちを擁護するよう呼び掛けている」という。

関連タグ:ウクライナウクライナ正教会(キエフ総主教庁系)ウクライナ正教会(UOC、モスクワ総主教庁系)ロシア正教会
  • ツイート

関連記事

  • ロシア正教会のモスクワ総主教、ウクライナ・ギリシャ・カトリックはロシア嫌いだと非難

  • クリミア半島情勢をめぐりロシアとウクライナの教会指導者が平和訴え

  • キリル総主教「ロシア正教会は政治的利益に資するべからず」「ウクライナには停戦が必要」

  • ウクライナの教会・宗教団体協議会、分離主義を非難 ウクライナ国境の保全と不可侵性を主張

  • 母国の平和を祈る在日ウクライナ正教会(1):「日本と母なるウクライナ、政府と軍隊、その国のすべての人々のために祈りましょう」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(26)故郷の没落

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • ワールドミッションレポート(8月21日):オランダ ペルシャ語教会の静かなるリバイバル(4)

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 世界福音同盟、新総主事にアラブ系イスラエル人弁護士を選出

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • 米韓政府の政策で対北朝鮮ラジオ放送が80%減少、キリスト教迫害監視団体が懸念

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 嫌いと無関心 菅野直基

  • いのちの書に名を記される幸い 万代栄嗣

  • 主は生きておられる(240)黒い雨 平林けい子

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(240)聖書と考える「レプリカ 元妻の復讐」

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

  • ドイツで神学生が大幅に減少、5年前の3分の2に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.