Skip to main content
2025年12月5日18時34分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
愛による全面受容と心の癒やしへの道

愛による全面受容と心の癒やしへの道(62) 峯野龍弘牧師

2014年7月5日11時30分 コラムニスト : 峯野龍弘
  • ツイート
印刷
関連タグ:峯野龍弘

第5章 心傷つき病む子どもたちの癒やしへの道
Ⅲ. アガペーによる全面受容の癒やしへの道
2)アガペーによる全面受容の癒やしが成されるための具体的な道
■ 癒やしへの具体的な道
➃ 決して子どもの行動を規制せず、積極的に支援する覚悟と決断

かくして全面受容し続けるところに「アガペー」が息づき、また「アガペー」による全面受容の真価と真骨頂が問われているのです。ですから子どもの要請を無視したり、ましてや決してその行動を規制したりしてはなりません。ひたすら受容し続け、支援し続けるのです。

どうか周囲の人々の声に決して惑わされず、またウルトラ良い子たちが切願してやまない世界で唯一の真の受容者であり、かつ最高の受容者であるべき両親でもない如何なる人々の評価や言説にも、断固として揺り動かされることがあってはなりません。

そうです。このような断固たる覚悟や決断こそが、心傷つき病む子らの感受性の強い純なる心に、そこまでして自らをしっかりと受容し続けようとしている、母親たちの真実と不変のアガペーと強力にインプットすることができ、彼らの心を安息させるのです。

ですからこのような時こそ、あえて心傷つき病むわが子らのために、“アガペーによる全面受容”を貫き通していただきたいものなのです。この確固たる「覚悟」とその断固たる「決断」、そして更にその上でなされる不屈の「アガペーによる全面受容」こそが、我が子をその長い間の過去の苦悩と悲しみの中から見事に救い出し、癒やし、変革して行く世界で最上にして、しかも究極の確実な癒やしと回復の妙法なのです。

ちなみに筆者が常に座右に置き愛読している聖書の言葉の中には次のような素晴らしい言葉が記されています。「愛(アガペー)は決して滅びない」(Ⅰコリント13章8節)、また「最も大いなるものは愛(アガペー)である」(1コリント13章13節)と。

この意味するところは真実の愛(アガペー)は、決して途絶えることのないものであり、そして真の愛(アガペー)は、この地上において人間にとって最大・最高・最良のものであることを明示しています。まさにこの「“アガペー”による全面受容」に優る最大・最高・最良の癒やしの道は、世にないことをあらためてここに力説しておきたいと思います。

ともあれ、かくして「規制あるところには受容なく、また受容なきところには“アガペー”はなし」と心に銘記し、ひたすらわが子の癒やしのために日夜邁進していただきたいものです。ここでまた聖書の言葉を引用させていただくならば、次のように言われています。

「だから自分の確信を捨ててはいけません。この確信には大きな報いがあります。神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです」(ヘブライ10章35、36節)。

そうです。疑わず確信して「アガペーによる全面受容」を続けてください。決して無責任な他者の言説に惑わされず断固としてその確信を揺るがせられず前進してください。その時あなたは必ずその最良の報いに与ることができるでしょう。これは人間の創造者である神の御心であって、永遠不変の真理です。まさに天地万物の創造された当初からの人類への神の愛の法則であると言っても過言でないでしょう。

ですから決してその確信を放棄しないでください。その確信は必ず報われるのですから。また聖書には更にこうも言われています。

「こういうわけですから、動かされないようにしっかり立ち、主の業に常に励みなさい。主に結ばれているならば自分たちの苦労が決して無駄にならないことを、あなたがたは知っているはずです」(Ⅰコリント15章58節)と。

おわかりいただけたでしょうか。確固たる「覚悟」、断固たる「決断」、そして不屈の忍耐をもってなす「アガペーによる全面受容」は遂に必ず報いられ、決して苦労が無駄になることはないのです。どうかこの癒やしへの道、癒やしの真理、法則を確信してひたすらお励みください。(続く)

◇

峯野龍弘

峯野龍弘

(みねの・たつひろ)

1939年横浜市に生れる。日本大学法学部、東京聖書学校卒業後、65年~68年日本基督教団桜ヶ丘教会で牧会、68年淀橋教会に就任、72年より同教会主任牧師をつとめて現在に至る。また、ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会および同教会の各地ブランチ教会を司る主管牧師でもある。

この間、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン総裁(現名誉会長)、東京大聖書展実務委員長、日本福音同盟(JEA)理事長等を歴任。現在、日本ケズィック・コンベンション中央委員長、日本プロテスタント宣教150周年実行委員長などの任にある。名誉神学博士(米国アズベリー神学校、韓国トーチ・トリニティー神学大学)。

主な著書に、自伝「愛ひとすじに」(いのちのことば社)、「聖なる生涯を慕い求めて―ケズィックとその精神―」(教文館)、「真のキリスト者への道」(いのちのことば社)など。

■ 峯野龍弘のアガペーブログ

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:峯野龍弘
  • ツイート

関連記事

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(61) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(60) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(59) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(58) 峯野龍弘牧師

  • 愛による全面受容と心の癒やしへの道(57) 峯野龍弘牧師

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • ワールドミッションレポート(12月3日):ソマリア 厳しい大地に芽を出す福音の種

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 東京・銀座で牧師がトーク&ライブ「メリエストクリスマス2025」 12月25日

  • ワールドミッションレポート(12月5日):ウクライナ 砲火のとどろく中で、福音は止まらない(1)

  • ヨハネの黙示録(10)フィラデルフィア教会の御使いへ 岡田昌弘

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.