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他人の喜びに喜びを見出そう 菅野直基牧師

2014年6月13日18時01分 コラムニスト : 菅野直基
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ベルナノス(Georges Bernanos、1888~1948)は、「他人の喜びに喜びを見出すこと。これが幸福の秘訣である」と言いましたが、本当だと思います。

かつては、自分の幸せを求めることこそが幸せだと思っていました。お金持ちになり、豪邸に住み、高級車に乗り、豊かな生活をし、権力があり、有名人として生きることが幸せだと考えやすいと思いますが、実際は、成功者ほど孤独であったり、物質的には豊かなのに心がすさんでいる人は多いものです。

豊かであることがいけないのではなく、どんな状況の中にあっても、喜びを「自分の喜びの中に見出そうとしてるのか」「他人の喜びの中に見出そうとしているのか」で、分水嶺のように大きく二分するのではないかと思います。

私は牧師として、「他人が幸せになること」をひたすら願っています。聖書の言葉を語りながら、喜んで聞いてくれている人の姿を見て、無上の喜びを感じます。

他人の喜びに喜びを見出そうとしたら、幸せになる事ができます。他人の喜びに喜びを見出さないと、そこに忍び込んで来る感情は「ねたみ」です。自分の幸せだけを願っても、世の中、自分より幸せそうな人はいくらでもあります。その人に「ねたみ」を感じたとたんに不幸を感じ、みじめな思いになります。

その時、自分の心の貧しさが原因だと気づく人には望みがありますが、不幸とみじめさの原因は、相手のせいだと考えるなら、不幸のスパイラルにはまっていってしまいます。

世の中で、相手を否定したり、非難したり、いじわるをしたり、何らかの悪意を持ってやって来る人は、ほとんど間違いなく「ねたみ」の思いがどこかに潜んでいると思います。ねたんでいる相手が持っている自由とか、豊かさとか、賞賛とか、富や栄誉などを自分がほしいと思っているのに、それを横取りされてしまったように思って腹が立って来ます。

相手の喜びに喜びを見出せたとしたらどうでしょう。つまり、「よかったね」と心から言ってあげることです。一緒に喜ぶことです。そうできたら、絶対に幸福になるし、喜びに溢れてきます。

さらにもう一歩進んで、他人の喜びのために仕える事です。他人の喜ぶ顔を見るために相手に仕えて生きたら、最上の幸せと最上の人生になります。

イエス・キリストは、まさに他人の喜びに仕えた人です。他人の喜びのために、他人が持っている不幸を身代わりに背負って十字架について死なれました。十字架の死によって人類を不幸にする罪と悪魔と病と呪いと死を葬り去り、罪を赦し、悪魔を追い出し、健康と祝福、永遠の命と天国を与えて下さいました。イエス様を信じたら喜びに溢れます。私たちの喜びに仕えられました。

私たちは、誰かの身代わりに死んだり十字架にかかることはできませんが、しかし、そういう思いで生きることは可能です。

天国と地獄は、死んでから行くだけの場所ではありません。この世にすでに存在しています。他人の喜びに喜びを見出し、他人の喜びに仕える人の心はすでに天国です。しかし、自分の喜びに喜びを見出そうとしている人の心には、ねたみが付きものです。そうなったら、心は天国から地獄に真っ逆さまです。天国と地獄は、「他人の喜びに生きるか」「自分の喜びに生きるか」で真っ二つに分かれてしまいます。

あなたは愛されています。そして、あなたの喜びを喜んで下さり、あなたの喜びのために仕えて下さっている方がいます。その愛に感動し、その愛を受け止め、今度はあなたも他の誰かの喜びを喜びとし、喜びに仕えて参りましょう。そんな幸せと喜びの天国のような一日一日をすごして行きましょう。素晴らしい週末でありますように。

◇

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■外部リンク:

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します。)

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※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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