Skip to main content
2025年10月24日23時55分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

カトリック甲府教会、映画『ひろしま』上映会を8月に開催へ 

2014年6月10日17時58分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:原爆甲府教会(カトリック)
カトリック甲府教会、映画『ひろしま』上映会を8月に開催へ +
映画『ひろしま』の一場面。中央は女優の月岡夢路。

カトリック甲府教会(山梨県甲府市)は、8月31日(日)午後1時から同教会の講堂で、1955年ベルリン国際映画祭で長編映画賞を受賞した映画『ひろしま』の上映会を開催する。

この映画は、自らも広島で被爆した教育学者・長田新(おさだ・あらた)が編纂した文集『原爆の子〜広島の少年少女のうったえ』(岩波書店、1951年)を映画化し、1953年に公開したもので、監督は関川秀雄、出演者は岡田英次、月岡夢路(広島市出身)、加藤嘉ほか。映画化にあたっては、広島県教職員組合と広島市民が全面的に協力し、多数の広島市の中学・高校と父母、教職員、一般市民8万8500人が手弁当のエキストラとして参加した。

長田新はその原作『原爆の子』の「序」で聖書の言葉をいくつか引用しつつ、「私は今ここに、当時広島に住んでいて、原爆の悲劇を身をもって体験し、あるいは父や母を失い、あるいは兄弟に死なれ、あるいは大切な先生や親しかった友達をなくした広島の少年少女たちが、当時どのような酸苦を嘗(な)めたのか、また現在どのような感想を懐(いだ)いているかを綴(つづ)った手記を諸君の前に示そうと思う」と記している。

長田はまた、その編纂の動機について、「私は一人の教育学者として、このあまりにも悲劇的な体験を持っている少年少女たち、まだ特定のイデオロギーや宗教的世界観や政治思想などによって染められていない、無垢な少年・少女たちの手記を集めて、今日世界の教育にとって最も重要な課題の一つである『平和のための教育』研究の資料として、これを整理し、かつ人類文化史上における不朽の記念碑(ドキュメント)として、これを永久に残したいと思い立った」と述べている。

その上で長田は、「記録に目を通してみた私は、このあまりにも貴重な資料を自分一個の研究資料として私するには忍びなくなった。そして少なくもその一部を、できることなら一日も早く、世の教育者はもちろんのこと、いやしくも良心のあるあらゆる階層の日本の人々、否(い)な、世界の人々の前に『生(なま)のままの材料』として提供すべきではないかと考えた」と記している。

この映画のフィルムの修復活動をし、またその広報を日本カトリック正義と平和協議会に依頼した、東京都在住の小林一平さんは7日、本紙による電話取材に応じ、「長田新さんが常におっしゃっていた言葉が、『幼き神の子の声を聴け』。大変意味の深い言葉だろうと思います」と語った。

子ども向けのイベントも行っているという小林さんは、「(長田新さんが)信者かどうかはっきりわかりませんけど、そういう意味で非常に深い神の(子の)声という意味合いを使っている。それはもう大変純粋な心っていう意味なんだろうと思います」と付け加えた。

「結局、『神の(子の)声』というのは、気障に聞こえるかもしれませんけど、『神は愛なり』という言葉と同じで、やっぱり愛情なんだろうと。愛情というものを持つことが、平和だとか人類愛だとか、ありとあらゆることに通じる。そういう意味で、この映画『ひろしま』というのはその原点を描いているんです」と、小林さんは話した。

この映画に関するメールやチラシの中で、カトリック甲府教会は映画『ひろしま』の上映拡大を支援し、「この映画の配給元『奇跡への情熱(核廃絶)プロ ジェクト』は、60年を経過し画質劣化の激しいオリジナ ルフィルムをデジタル化により修復し、また各国語による字幕版も制作することで世界中での上映を目指していま す。私たちは、核兵器廃絶に向けこの活動を強く支援し、フィルム修復資金確保のため多くの上映会が開催されること を願っています」と述べている。

カトリック教会の関係者がこういう活動を「大変よく理解してくれている」と語る小林さんは、カトリック教会は核兵器廃絶を訴えているということが「明確に出ているのがうれしい」という。そういう意味でも、この映画を「たくさんの人に見てもらいたい」と話している。

上映時間は104分。12時から先着100人に軽食(おにぎり)が配られるという。チケットは1枚1000円で、中学生以下は無料。会場への交通は、JR甲府駅から徒歩約15分、タクシーで約5分、または石和温泉駅方面行きバスかあるいは中央高速バス新宿~甲府線で、「中央3丁目バス停」で下車、徒歩5分。

詳しくは、映画のチラシを参照。

関連タグ:原爆甲府教会(カトリック)
  • ツイート

関連記事

  • 【書評】ヒロシマ被爆者でもある牧師からの渾身のメッセージ 原発を含む原子力の人道性と罪責の問題を問う

  • クリスチャン憲法学者・深瀬忠一氏、安倍政権の「積極的平和主義」は「破滅的軍拡主義」に 時代は「国家の安全保障」から「人間の安全保障」へ(3)

  • 高齢の修道女に禁固3年 米

  • 広島58回目の「原爆の日」

  • 広島原爆資料館が50周年企画展

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 神の前に高ぶらないで生きよう 菅野直基

  • 聖書のイエス(20)「どのわざのために」 さとうまさこ

  • シリア語の世界(35)ウルファ(トルコ南東部)の洪水について(2) 川口一彦

  • ワールドミッションレポート(10月24日):トルコ 静かな霊的復興―教会を生む教会へ

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 日本聖公会首座主教・主教会が「京都事件」の書簡発表 元牧師が性加害、教区が2次加害

  • 現代における「御言葉の飢饉」 法規制や不足で1億人のキリスト教徒が聖書入手できず

  • トルコ、5年余りで外国人キリスト教徒200人以上を国外追放 「国家安全保障」理由に

  • 中国当局、政府非公認教会の著名牧師ら約30人を拘束 米国務長官が非難声明

  • 冷めた心に注意しよう! 万代栄嗣

  • イラクで2つの歴史的教会が再開 「イスラム国」の支配から8年

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(233)宣教は主の備えから始まる 広田信也

  • 【インタビュー】ブトロス・マンスール世界福音同盟新総主事 「平和をつくる者、それが私の使命」

  • やなせたかしさんの妻・小松暢さんはクリスチャン、朝ドラ「あんぱん」きっかけに判明

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 米メガチャーチ牧師、当時12歳の少女に性的虐待 罪認め6カ月収監へ

  • 「ジーザス・ムーブメント」指導者チャック・スミス氏のディボーションブック邦訳出版

  • 日本キリスト教病院協会第5回総会 人材確保や人材育成などを討議

  • 英国国教会トップのカンタベリー大主教に初の女性、ムラリー主教の任命を国王が承認

  • 「ザ・チョーズン」がギネス記録、イエス・キリストの生涯描いた長編連続ドラマ

  • イラク人難民のキリスト教徒、フランスでライブ配信中に殺害される

  • 聖公会保守派、「グローバル・アングリカン・コミュニオン」設立を宣言 決定的な分裂に

  • 中国東部で教会活動に対する大規模取り締まり、キリスト教徒70人以上拘束

編集部のおすすめ

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.