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主の十字架と私たちを結びつけよう 万代栄嗣牧師

2014年4月21日15時05分
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万代栄嗣牧師+
万代栄嗣牧師

キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。あなたがたは、羊のようにさまよっていましたが、今は、自分のたましいの牧者であり監督者である方のもとに帰ったのです。(ペテロの手紙第一2章22節~25節)

今年もイースターを迎えました。目先の利益に頼るのではなく、イエスによって人生が作り替えられていることに感謝し、イエスの恵みを逃さないようにしましょう。先日話題となった、WindowsXPのサポート終了とウィルス感染の危険に関するニュースも、悪事を働く人がいなければ、話題にはならないのです。悪いものが当たり前のように溢れている時代だからこそ、イエスの恵みを選び取りたいのです。

同じく話題となっているSTAP細胞は、論文のずさんさは言い逃れができませんが、本当にあるかないかが問題です。なければペテンですし、あればすごい発見です。私たちもクリスチャンとしてはっきりしておかなければいけない真実があります。主イエスが、本当に私たちの罪のために十字架で死に、よみがえられたということです。教会は2000年にわたってこのことを証ししていますが、福音書の中にもすでに出てきている論争でもあります。よみがえりを信じない者も、イエスの死が神話のようなものだという人もいるのです。

イエスの十字架と復活を自分のものとして受け止めるときにこそ、聖書が約束する通りの恵みをいただけることをもう一度確認したいと思います。そのために2つの事実をしっかりと受け止めたいのです。

1.イエスが十字架で死なれた事実がある

これは当たり前のようですが、イエスが十字架の上で苦しまれて死なれたことを忘れてはなりません。単なる物語ではなく、事実として鞭で打たれ、いばらの冠で血だらけになり、手足を釘づけられ、脇腹を槍で刺し通されて苦しまれたのです。

聖書は私たちの罪を借金にたとえています。返しきれないほどの負債(罪)を負って生きているのです。借金ですから返してしまわなければなりません。しかしその罪は、私たちの魂、すべての存在に染みこんでいるので、それを取り除こうとすると私たちの存在を消さなければならないのです。イエスは、そのために苦しまれたことを知らなければなりません。私たちの罪の代価を払うためにとことん苦しまれ、命を投げ出され十字架の上で死なれたことを感謝し、喜びたいのです。十字架の苦しみは事実であることを受け止めることが大きな意味をもたらします。

2.この苦しみが救いと癒やしをもたらす

キリストの苦しみには、目的がありました。その目的は、私たちが癒やされ救われることでした。信仰は、十字架で死なれたイエスと今生きている私たちを直接結びつけるものです。私たちの持っている弱さが、キリストの十字架での苦しみと死によって取り除かれ、イエスの義によって私たちは生きているのです。これが自分自身と結びついていなければ、どれほど一生懸命生きていても十字架の恵みは自分のものとはなりません。キリストの十字架の苦しみと、弱い私たちの現実とが結びつけられる時に、イエスの持っておられたすべての恵みが自動的に私たちのものとなるのです。キリストの打たれた傷によって、イエスの持っておられた癒やしの力が私たちに流れ込んでくるのです。鍵は、十字架で苦しまれたイエスです。これが事実であるからこそ、イエスが私たちの身代わりであると信じるときに私たちは癒やされ、恵みをいただくことができるのです。

◇

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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