東洋英和女学院、『花子とアン』で話題の村岡花子さん関連史料を展示 『赤毛のアン』の最初の紹介者

2014年4月8日17時40分 記者 : 行本尚史 印刷
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村岡花子さん(写真:東洋英和女学院法人事務局史料室提供)

L・M・モンゴメリ著の『赤毛のアン』(原題:Anne of Green Gables)を日本に初めて紹介した翻訳者でクリスチャンだった村岡花子さん(1893~1968)。いまNHKテレビで全国放送中の連続テレビ小説『花子とアン』の主人公だ。東洋英和女学院(東京都港区)では、花子さんの生涯の基盤は同学院で学び、暮した10年間にあるとして、3月11日から9月末まで「村岡花子と東洋英和 II」として史料展示を行っている。

同学院によると、「東洋英和で培ったものを活かして活躍した卒業後の花子さんが、どのように母校東洋英和と関わり続け、母校のために尽くしてくださったかに焦点をあてて紹介しています」という。

同学院は、カナダ・メソジスト教会婦人伝道会社の宣教師ミス・カートメルにより、1884年(明治17年)、麻布鳥居坂に設立された東洋英和女学校を起源を持つ。花子さんはその高等科を1913年に卒業している。

同学院は、「同窓会副会長を約20年間務められた花子さん。懐かしいお顔もたくさん見受けられる、同窓生の輪の中で写っておられる写真を集めました」 と今回の展示を紹介する。また、「学内各種機関誌に掲載された花子さんの寄稿、花子さんへのインタビューなど、学院以外ではおそらく見ることのできない資料を拡大コピーし、手に取ってご覧いただけるようにしています」という。

その他、「今年は各地で『村岡花子展』が企画されています。それぞれ、焦点の当て方は、カナダとのつながり、花子さんの読んだ本など、微妙に異なります。学院も協力をしていますので、足を運んでみてください」と、学院外で行われる村岡花子展についても案内する。

『赤毛のアン』出版100周年の2008年11月から翌年4月までは、「村岡花子と東洋英和」という展示が行われたが、これも花子さんと東洋英和とのつながりに焦点を当てたものであったという。同学院法人事務局史料室によると、今回の展示は花子さんの卒業後を中心としているのに対し、「前回は花子さんの学校生活を中心にした展示だった」という。

展示「村岡花子と東洋英和 II」は、同学院六本木校地(東京都港区六本木5−14−40)の本部・大学院棟1階ロビーで開催中。見学可能な時間は、月曜日から金曜日は午前9時~午後8時、土曜日は午前9時〜午後7時。日曜祝日は休み。問い合わせ先は、東洋英和女学院法人事務局史料室(電話:03・3583・3166)まで。

なお、ドラマ『花子とアン』の原案となった書籍『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』(新潮文庫刊、2011年、初版はマガジンハウス刊、2008年)も、いま注目を集めている。同書の著者である村岡恵理さんは、『横浜プロテスタント史研究会報 No.46』(2010年4月10日付)に、「村岡花子の生涯と『赤毛のアン』に読み取るメソジストの足跡」という記事を掲載。花子さんが東洋英和女学校でカナダ・メソジスト派宣教師から受けた教育の影響などについて述べている。

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